不登校の子どもが動き出すのに重要なこと | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

 

元不登校児・長男のこと

 

小6長男の状況。

 

最近さらっとしか書いてないなと思ったので、備忘録も含め日記記事。

 

 

親のためのオンラインサロン

「不登校の先にあるもの」

は7月で最終月。

 

 

ガイドたちによるバトルロワイヤル。

 

って決戦するわけではございません(笑)

 

 

 

出られるガイドが出て、それぞれ不登校の先にあるものについて語り合います。

 

 

1週目は日曜に終わりました。

 

 

話しながら、長男のこれまでのことを思い出していました。

 

 

 

登校しぶり~不登校~現在

 

まずは初めてこのブログを見た方に長男の紹介。

 

 

小3になるタイミングで埼玉→石川へ引越し、転校。

 

 

もともと埼玉でも嫌なことがあったりすると登校しぶりする子でしたが、なんとか登校はできていました。

 

 

石川での新しい友だちとのいざこざ、環境の変化も重なったためか(定かではありませんが)小3後半よりどんどん教室に入れなくなっていきました。

 

 

赤ん坊の末娘を抱っこで長男の背中を押して行ったことも、義実家に逃げて登校していなかった時もありました。

 

 

 

学校ではまとめて書くと、

 

〇別室登校(校長室・職員室・保健室・相談室・図書室・支援室など)

 

〇付き添い登校(送迎)

 

〇同伴登校(一緒に教室で過ごす)

 

〇自由登校(好きな時間に行き、好きな時間に帰る)

 給食だけ行く

 授業参観だけ出る

 遠足など校外活動は早く行くなど

 

 

振り返ってみると、やれることはほとんどやりました。

(相当私にとってのアリエナイだらけでした)

 

 

言葉で書くとサラッと終わるけどね。

 

 

この一つ一つには本当に、、、本当に、、、いろんな葛藤が含まれています。

 

 

 

 

昨年小5の2学期運動会は、見学。

(これも私にとってはアリエナイ)

 

 

運動会を終えてからは段階的に、

 

週3登校→週1登校→不登校へ

 

 

登校していたのは母の期待を汲みとっていた、とのこと。

 

 

少しずつ減らしていって不登校になったとき、

 

「本当は行きたくなかった」

 

そう言いました。

 

 

 

全く行かなくなってから給食も教材も必要なもの以外は止めました。

(だいぶ勇気がいりましたが、その後はそんなに気になりませんでした)

 

 

 

家ではきょうだいがいない間、彼の好きなようにさせていました。

 

私もそんなに長男には構わず、いつも通り。

たまにお昼を一緒に食べに行く。

 

パートの時は義実家へ行ってもらうくらい。

 

 

家で私の分のお昼ご飯を作ってくれたりしてありがたいところもありました。

 

 

 

ちなみに小4の頃にも1ヵ月間不登校になった時期がありましたが、この時は、

 

「何かしたいことない?!」

 

どうせ休むなら普段出来ないことしよう!させよう!

と、変に楽しもうとしていました←私が。

 

 

 

 

小5の3学期は、本人が行くと言ってたので送迎しましたが登校は週1程度。

 

行きたくてもやっぱり行けない様子。

 

登校しても、授業を「見学」という形で参加でした。

(これもだいぶアリエナイだった…)

 

 

 

しかし今年度。

 

 

長男は、小6始めから連日欠席はほぼなく登校しています。

 

 

聞くところによると授業も「見学」というより「参加」している様子。

 

 

 

6年は行く

 

 

長男に、

 

「5年の時と何が違うの?」

 

ときいたらね。

 

 

 

「最終学年だから頑張ろうと思ってる」

 

 

と話してくれました。

 

 

 

そういえばまだ春休み中。

 

声にも力が入って、6年からは給食なども一旦リセットで元に戻すよう言っていたので小5の3学期とは何だか違うようには感じていましたね。

 

 

 

何がちがうんだー?!と話した理由に笑えましたが、頑張ろうと思う力が湧いてきたんだなと思いました。

 

 

 

ちなみに同伴登校で長男に全て合わせた生活をすると、1ヵ月で私の限界がくることが経験上分かっていたので、4月の間は長男になるべく合わせた自由登校。

 

教室まで送って、迎え。

 

 

担任には毎朝遅刻で、休むときのみ電話するという約束を最初にとりつけました。

 

 

そこから4月の様子を見て。

 

5月からは行くなら最後まで行く、行かないなら行かない(欠席)ができそうだと思い、長男と相談してやってみようとなりました。

 

 

数ヵ月前は週1登校だったのが、5月からは週4~5で行けるようになったんです。


その前は1日も行けなかったから週1行くだけでも大変だったろうなとは思いますけどね。



こうやって書いてるけど、毎日学校行ったから良い悪い、えらいとかそういうものでもないですからね。

本人の変化を書いています。

 

 

 

不安を自分で抱える


 

もしかしたら今、長男は頑張って頑張って無理してやっているのかもしれない。

 

 

でも、無理をしているのだとしても、ここで

 

「頑張らなくていいよ」

 

と不安や心配から言うのは、私は違うと思っています。

 

 

 

そりゃ心配だし無理はしてほしくはないなと思いますよ。

 

 

 

思いと行動は別だから、そうは言っても行けなくなること、エンスト起こして動けなくなってしまうことも覚悟はしていました。

 

 

以前、行くと言ったものの廊下でかたつむりのように寝っ転がってしぶっていた時期もあったから余計にね。

 

 

それに最終学年は頑張る、だったら中学行ったらまたどうなるんだよーという不安も正直ムクムク。

 

 

ただ、まだ起きていない心配事や不安は自分で抱えるように、なるべく努めました。

 

 

オンラインサロンで吐き出しながらね。

 

 

 

今のところは、行けなくなるという風にはなっていません。

 

 

 

 

心と行動が一致

 

 

学校に行ってもらいたいと思ってたら、子どもが学校に行くと嬉しいですよね。

 

私ももちろん嬉しい。

 

 

 

 

やっとこさ一人の時間ができたー!

 

そう思う部分もあります。

 

 

 

 

でもね、一番嬉しいのは一人になれたことでも、学校に行くようになったことでもないですね。

 

 

 

 

一番嬉しかったのは、これ。

 

 

長男の心と行動が一致したこと

 

 

 

やりたい、こうしたいを叶えられたこと。

 

 

 

思えば不登校初めの頃に言ってた「行きたい」は頭で考えるものだったのだろうなと思います。

 

 

 

本当は行きたくないけど
行った方が良いから

 

 

お母さんを心配させないための

 

行きたい

 

 

 

それは明らかにしなくていいし本人も分からないかもしれない。

 

 

 

どちらにしても自分から行きたいと思っているのとはちがいますよね。

 

動機が自分からではない。

 

 

内的動機づけか外的動機づけかのちがい。

 

 

 

 

子ども自身がどうしたいか

 

何が長男を動かしたかってね。

 

 

結局は、コレにつきるんだと思います。

 

 

 

 

自分から湧きあがる気持ち。

 

 

 

それを行動に移すこと。

 

 

 

 

 

 

当たり前やないか!と思いますよね。

 

 

 

でも不登校の子どもは、行きたいと思っていても体が動かなかったりします。

 

 

長男も何度もなりました。

 

 

行きたいとは思ってる。

でも、行けない。足が動かない。着替えられない。

 

 

 

だから自分から動き出すまで、気が済むまで休むことって必要なんだろうな。

 

 

 

こうしなきゃ、こうした方が良いに囚われている間は自分からのこうしたい!は他に出てくることはなくて。

 

 

 

心からのやりたい!はきっと休むことなのかも。

 

 

 

 

 

そしてここ!

 

 

 

親である私が何をした、じゃないんだよなぁ。

 

 

私がやってもやらなくても。

行ったかもしれないし行ってなかったかもしれない。

 

 

 

頭では分かってるつもりだったんだけどね。

 

本人が動き出そうとしない限り、動かそうとしても無理だっていう話よね。

 

 

 

身をもってそう感じました。

 

 

 

 

そう感じたのには、先月不登校当事者であるお子さん2人(高校生と大学生)のお話をオンラインサロンで聞かせてもらったのもあると思う。

 

詳しく話した内容はかけないけどね。

 

 

 

やりたいと自分から湧きあがる気持ちで行動して、今の姿があると私には見えた。

 

 

 

不登校渦中って嫌でも自分と向き合う時間ができる。

 

 

 

頭で思うようには、体がいうことをきかない。

 

 

その時間はとってもつらいものだろうなって思う。

 

 

 

 

そのちぐはぐをしょうがなくでも時間がかかっても受け止めて、どんなに嫌でもどんなに嫌いでも、そういう自分と付き合っていくことを突きつけられてる。

 

 

 

 

否が応でも、たっくさん考えているよね。

 

 

 

 

そういう不登校だった本人が心からこうしたい、やりたいと思って行動に移すこと。

 

 

 

それは、学校に行くという行動だけでなくね。

 

 

基本的だけど、自分から湧きあがる気持ちというところがとても大事な忘れちゃいけないことだと思います。

 

 

ついつい、親は子にさせたくなること多いから。

 

 

 

何も無駄じゃない

 

 

それでね、こうも思います。

 

 

さっきは、親が何をしたかじゃないと書いたけど。 

 

 

だからって私のしたことが全て無駄だったとは思いません。

 

 

 

今となってはどれも必要なことだったと言える。

 

 

長男とぶつかることすらね。

 

 

長男において、数多くの同伴登校、自由登校、別室登校など経験をしてきたことは布石になっていると今思います。

 

 

 

だから、あれをしてみて…これをしてみて…と登校しぶりで試行錯誤しているママが見ていたら、こう言いたい。

 

 

 

それでいいんだよ

 

 

 

うまくいかなかったらやめればいい。

 

いい感じだったらそのまま続ければいい。

 

 

 

子どもの反応や、自分が続けていけるか考えたら分かるはずだから。

 

 

 

私がしてきたことは、学校との調整・連絡と長男が大丈夫になるまで一緒にいること。

 

 

当時は、なんでこんなことしなきゃいけないんだって面倒くさく思ったこともあった。

 

 

でもこれも私にとっても長男にとっても無駄じゃなかったと思える。

 

 

 

 

 

現在の長男、学校でこの授業は出るの無理だなと思ったら、自分で逃げ道を考えて行動しているんだそうです。

 

 

支援教室行ったり、図書室行ったりね。

 

 

「逃げ」と書くのもなんだか違うなと思うのですが、なんだろうな。

 

 

選んでいる、選択肢が増えている

 

 

という感じかな。

 

 

学校のルールがある中で、

 

これもアリだよ。

大丈夫だよ。

居場所があるよ。

 

それを学校と協力して、伝えようと力を注いできたんだな。

 

 

でもこれ私一人では到底、成しえなかったことです。

 

 

学校は何でもありじゃないしね。

 

要望して断られたものだってありますよ。 

 

 

 

話してくれること

 

 

もう一つ長男を見ていて嬉しいこと、安心できていることがあります。

 

 

長男はこちらから聞いていなくても近況を話してくれるようになっていることです。

 

 

最近は社会が好きで好きで。

 

特に歴史ものにハマっておるようで、たくさん話してくれます。

 

 

先日、祖父母と京都で二条城に行ったのも大興奮だったようです。

 

 

 

「徳川四天王は誰だ?!」

ってクイズ出されても、私は覚えとらんけど別にいいのです 笑

 

 

話しててとても楽しそうな長男。

 

 

「聞く」

を知っててよかった。

 

 

不登校の子・親にとっての強力な味方になるツールだと思います。

 

 

 

長男もね、きっとストレスはあるはず。

 

一気に環境も変わり、最高学年、プレッシャーだってあるでしょう。

 

 

 

それも

 

「疲れたー」

 

など聞いてほしいときに話を聞きます。

 

 

「お疲れ様」

 

とか

 

「そっかー」

 

で十分なんです。

 

 

気の利いたことは言わなくていいから、そのままを聞く。

 

 

ストレスある中でも、たくさんの先生や友達の力を借りたり、長男が自分でその都度選んだりしながら学校で過ごせていること、話してくれること。

 

 

 

それらは全て長男自身から湧きあがった気持ちを自分で行動に移したことが前提にある、そう思います。

 

 

 

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薮内(やぶうち)ゆかり

 

 

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