私は母の愛情を独り占めしたかった | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。小学生の不登校専門カウンセラー

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

 

誕生日は祖父の命日

 

先日13日、私誕生日でした。



これは去年のケーキ(笑)写真とるの忘れた~

 

 

個人的におめでとうを送ってくれたり、SNSでも言っていただいた方々皆様ありがとうございました!

 

 

 

と、お礼を言った後に。

 

こんなことブログで言うことでもないかもしれない。


さらに、お母さんが可哀想って言われるかもしれない。

 

 

 

恥ずかしいけど、誰かの何かヒントになるならということと、私の備忘録も兼ねて誕生日にあったある出来事。

 

ブログに残そうと思いました。

 

 

 

 

 

私の誕生日は、祖父(実母の父)の命日でもあります。

 

 

 

私が生まれる3年前に心筋梗塞で突然亡くなっているので、顔は遺影でしか見たことはありません。

 

 

 

自分の父の命日に娘が生まれてるのだから、母としても縁を感じていたのでしょう。

 

 

毎年必ずセットで言われていました。

 


(私の)誕生日でもあるし、(祖父の)命日でもあるということ。

 

 

 

私は、別に意図したつもりもない(当たり前だ)

一旦ここではあなたがその日を選んで生まれてきたのよとかは置いといて

 

 

でもまぁ同じと言うことは祖父の生まれ変わりなんかもしれないなーなぁんて私の中でも縁は感じていました。

 

ネタとして友達とかに話したこともよくある。

 

 

 

それが、たまたま今年はすっかり忘れていたんです。

 

 

 

祖父の命日のことを。

(パートでドキドキで少し自分の誕生日のことも忘れかかってたけど)

 

 

 

そしたらね。

母からのおめでとうLINEに、書いてあったんですよ。

 

 

 

「おめでとう。~中略~ じいちゃんの命日でもある」

 

 

 

 

それ見た時にね、チクっと。

 

ほんのチクっとしたのを感じました。

 

 

 

 

 

なんだこれ。

 

 

 

 

 

なんだったっけ、この感じたことある違和感。

 

 

 



 

 

いつも感じたとしても見ないふりしてた違和感でした。

 

 

もちろん分かってる。母に悪気なんて一切ないこと。

 

 

感じた違和感の正体

 

ほんとは。ほんとはね。

 

 

 

 

 

いつも祖父の命日をセットで言われるのが、嫌だなって思うときもあったんだ。

 

 

 

母にとって大事な日だし大事な人でもあるから言えなかったけど。

 

 

 

だって、命日は「おめでとう」ではないから。

 

 

心から母に祝ってもらえてる!

って感じたかったのに、手放しで喜べない。

いつも引っかかる祖父の命日。

 

 

 

 

 

邪魔しないで。って

 

 

嬉しいって心から思いたいよ。って

 

 

 

ずっと心の奥でちっちゃい私が思ってた。

 

 

 

 

 

それはずっと刺さったトゲのような感覚。

 

 

言いたいけど言っちゃいけない。

 

 

でも私は。トゲからすこーしずつ流血してた。

 


痛かったんだ。痛いって言いたかったんだ。


 

 

見て見ぬふりは、どうしても今年はできなかった。

 

 

 

 

この気持ち、初めて言ってみようって思いましたよ。

 

 

 

 

もちろん伝えなくてもいいことだとは思います。

 

 

 

わざわざ母を傷つけたくはない。

 

 

しかも自分の誕生日、楽しく過ごしたい。


イヤな気持ちにもなりたくない。

 

 

でも今までいい子のフリしてきて。


私はいい子じゃない、こんな黒いことも感じてる、自分勝手なことも感じてる。

 

 

 

母に伝えたことが一度もない。

 

こう思ったことがあるということは知って欲しい。

 

 

エゴだと思いましたが、返したくなりました。

とりあえず送るか送らないかはさておいてLINEの返事を打ちました。

 

 

 

出てきた本音

 

そしたら最後にね、自然と下の言葉が出てきて、涙が止まらなくなりました。

 

 

じいちゃんのことあれこれ言ったけど、ただ私はおかんの愛情を独り占めしたかったんやなぁと今では思う。

 

37歳素直になってみました。

 

 

書いてて。

 


私、母の愛情を独り占めしたかったんやーーー。


誕生日くらい私だけを見て欲しかったんやなぁーーーって。

 

 


ぐわぁぁっと胸から込み上げるものを感じました。




あぁ~その気持ちをやっと私が気づいてくれたー!

 

って、ちっちゃいゆかりんが「良かったー」って感じてるように思えた。

 

 

 

 

結局、勢いで送っちゃったのですが。

 

 

「それはごめんなさいね、そんな事とはつゆ知らず…」

 

 

とスタンプとともに返ってきました。

 


謝って欲しかったわけじゃなかったんだよなぁ。でも母もそう言うしかないよね。

 

 

だけどどう返ってくるかというより言ったことに満足だった。

(相手の気持ち考えろよって声も自分から聞こえるけどね、そうしてきたのが今まで)

 

 

 

知って欲しかった、それも愛情を独り占めしたかったということを。

 

 



 

もしかしたら母は今後誕生日に、じいちゃんの命日の話をしなくなるかもしれませんが、私の言えなかった未消化な気持ちは消化された気がします。

 

 

ほんのちっちゃいものだったかもしれないけど、ね。

 

 

伝えた言葉も、ただ嫌やったという話だけじゃない。


愛情を独り占めしたかったという恥ずかしい自己紹介をしたことで、責めるだけにはならなかったのはまだ良かったんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

ここに気づいたらね、トゲが抜けた気がしたんです。

 

 


母の愛情を自分だけに向けて欲しい。

(でも言えない)

 

 


っていうトゲだったんだろうなぁ。

 

 

 

自分自身は何も変わってないし、母にとっては迷惑な話だったかもしれないけど、言ってみて良かったと思えています。

 

 


 

子どもは満たされない間…ずっと愛されたい記憶を持ってるのかもしれないね。

 

でもそこに自分で気づいた時、親離れできるのかもしれないな。

 

 

 

小学生の不登校専門カウンセラー、薮内(やぶうち)ゆかり

 

 

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