今回はアンコールワットの話です
アンコールワットの朝日鑑賞のため、早朝に1度訪れていますが、その際は遠目で見ただけで見学はしていないので、午後に改めてやってきました‼️
朝日鑑賞の記事はこちらから
お天気は曇ってるように見えますが、遮るものがないのでとても暑かったです💦
日本の夏も蒸し暑く感じますが、カンボジアはとにかく湿度が高くてすぐに汗ばみます。
なので、暑さ対策(汗対策)グッズを持っていくことをオススメします‼️
(観光2日目で首に汗疹が出来て、その年の夏は首が大変なことになりました😭)
アンコールワットに話を戻します‼️
アンコールワットは、12世紀の初めに、スーリヤヴァルマン2世により30年以上の歳月をかけて建てられたヒンドゥー教の寺院です。
クメール語で、アンコールは「王都」、ワットは「寺院」という意味だそうです。
王家のご先祖様を祀るために造られたそうです。
それは、ヒンドゥー教の天地創造の物語の
「乳海攪拌」をテーマにしていることです。
私なりに理解した、この天地創造の話をかいつまんで書いていきます。
これは竜を使って海をかき混ぜようとしている場面です。
太古の昔、神々と悪魔は不老不死の力を手に入れるため話し合いをしていました。
彼らは不老不死の薬(アムリタ)を飲めば叶うことを知ると、さっそく最高神ヴィシュヌ神にどうやって手に入れるかを聞きに行きました。
そこで、ヴィシュヌ神は「大海をかき混ぜればアムリタが手に入るだろう」と言います。
ここから話がとんでもない方向にいきます!
神々と悪魔はさっそく海をかき回し始めました。
すると、海中の生き物が死に、山に住む生き物も死に絶え、その死骸が海に流れ出し、海は乳色に変わっていきました。
すると、乳海から太陽と月、そしてアムリタを持った神様が出現します‼️
(キター!)
1度悪魔の手に渡ってしまうも、神々と悪魔はなおもアムリタを巡って戦争を続けました。
その結果、神々が勝利し、不死の力を手に入れて、この世界を保ってくれているという話です。
(神話なので何でもありです)
ここの廊下の壁には壁画はありませんが、奥行き感が素敵だったので撮ってみました笑
この日はスコールもなく晴れていたので、アンコール遺跡を大満喫できた日でした
そして、アンコールワットの近くには野生の猿もいました🐒
ヴィシュヌ神
17世紀前半に朱印船貿易を通じて、日本人にアンコール・ワットの存在が知られるようになりました。
当時の日本人参拝客の墨書はアンコール・ワットの各所に今でも残されています。
そのなかでも、森本右近大夫一房が参拝した際に壁面へ残した「御堂を志し数千里の海上を渡り」「ここに仏四体を奉るものなり」という墨書は有名です。
がっつり漢字で書かれてますので、探してみてください
よく見ると、屋根に「ハ」の文字が彫られていて、何だか笑っているような感じがします笑笑
日が沈み始めた影で、アンコールワットのシルエットが浮かび上がるという、彫刻もあります
(凝り方が凄すぎます‼️)
⭐️おまけ
トイレの近くに可愛い猫がいました
観光客が餌をあげてしまうからでしょうね。
動画は撮りそびれたのですが、ペットボトルの蓋を回して開けて飲んでたのには驚愕しました
猿の観察力恐るべしです…
(もはや人に見えてきました笑笑)