Joyeux Noel
今年は、フランスでクリスマスを過ごすことになってしまいました。24日の午後になると、ほぼ病院にも人がいない状態となりました。あちこちに鍵がかかり、病院の外来にも数人程度しかいませんでした。そうです、明日はクリスマスです。多くの方々がクリスマスからお正月まで大型連休を取るようです。せっかくなので午後街まで繰り出してみました。外はミストラルが大変強く吹き荒れ、大変寒く感じます。castellaneより地下鉄に乗り、vieux port(旧港)までいってみるとこんな様子です。地下鉄駅が港の真ん前、港には停泊している漁船やクルーザーが風で揺れています。さすが港町、牡蠣、ウニ、ムール貝など多くの魚介を販売しています。遠くの丘に見えるNortredame de la gardeです。
ダウンタウンのショッピングセンターをぐるぐると廻り、すでにイブとあって、店を閉め始めています。(こちらは日本のようにクリスマスは営業しません、お休みです)そのうちだんだんと道の人通りも少なくなります。
帰り途に綺麗にライトアップされている建物(名称不明)がありましたので、写真をとっておきました。
みなさまもJoyeux Noel
ダウンタウンのショッピングセンターをぐるぐると廻り、すでにイブとあって、店を閉め始めています。(こちらは日本のようにクリスマスは営業しません、お休みです)そのうちだんだんと道の人通りも少なくなります。
帰り途に綺麗にライトアップされている建物(名称不明)がありましたので、写真をとっておきました。
みなさまもJoyeux Noel
歴史
歴史には、人に感銘を与えたり、人を駆り立たせる何かがあります。
このティモン病院でそれを見つけました。てんかんを専門にしている先生ならだれしもGastaut, Talairachという名前は聞いたことがあるかと思います。
まずは、小児難治性てんかんで知られるLennox-Gastaut syndromeのGastaut先生はここマルセイユ出身で、このTimone病院の関連病院のサンピエール病院でご勤務されていたようで、私の上司も今も難治のてんかんや、てんかん脳症の患者を引き続き診察されているようです。
あともひとつ、てんかん外科医としてその名のしられているTalairach先生のお椅子。Talairach先生は定位的脳座標軸を提唱し、現在も非常に重要なものとなっております。その先生が皮質刺激の時に使われていた椅子がいまだまだここマルセイユの病院にて使われております。もちろん歴史を感じる古ぼけた椅子ですが、いまでも大切に臨床の場で使われており、この歴史を感じながら、仕事をする、これにはなんとも感慨深いではないですか?
この歴史を感じる中で仕事をする、そして現在の我々もこれを継承するような仕事をしていく。。このフランス流仕事の流儀に大変感銘を受けました。
このティモン病院でそれを見つけました。てんかんを専門にしている先生ならだれしもGastaut, Talairachという名前は聞いたことがあるかと思います。
まずは、小児難治性てんかんで知られるLennox-Gastaut syndromeのGastaut先生はここマルセイユ出身で、このTimone病院の関連病院のサンピエール病院でご勤務されていたようで、私の上司も今も難治のてんかんや、てんかん脳症の患者を引き続き診察されているようです。
あともひとつ、てんかん外科医としてその名のしられているTalairach先生のお椅子。Talairach先生は定位的脳座標軸を提唱し、現在も非常に重要なものとなっております。その先生が皮質刺激の時に使われていた椅子がいまだまだここマルセイユの病院にて使われております。もちろん歴史を感じる古ぼけた椅子ですが、いまでも大切に臨床の場で使われており、この歴史を感じながら、仕事をする、これにはなんとも感慨深いではないですか?
この歴史を感じる中で仕事をする、そして現在の我々もこれを継承するような仕事をしていく。。このフランス流仕事の流儀に大変感銘を受けました。
マルセイユの朝
マルセイユはとても活気のある街です。港町であるからか、はたまた地中海に面しているからか、人々がとても快活に生活しております。今朝は地中海らしい晴天と心地よい暖かさの元、病院に向いました。アパートはTimone病院から地下鉄で2駅のCastallane広場のところにしました。周囲はどれも歴史を感じる、かといってみすぼらしくないうまく街に調和しているようです。
朝病院に歩いて行くとさっそく目に入ったのが、広場のMarcheでした。さすが港町。大量の氷の上に魚介が山盛りで置いてあります。クリーブランドではなかなか見ることができなかった魚貝がとても新鮮に感じました。通勤途中なので買うことはできませんでしたが、是非次回はチャレンジしたいです。魚介以外にも野菜、香辛料など、いかにもマルセイユの台所を感じるようなところでした。こういう中からフランス料理が生まれていくのでしょう。
朝病院に歩いて行くとさっそく目に入ったのが、広場のMarcheでした。さすが港町。大量の氷の上に魚介が山盛りで置いてあります。クリーブランドではなかなか見ることができなかった魚貝がとても新鮮に感じました。通勤途中なので買うことはできませんでしたが、是非次回はチャレンジしたいです。魚介以外にも野菜、香辛料など、いかにもマルセイユの台所を感じるようなところでした。こういう中からフランス料理が生まれていくのでしょう。
マルセイユ到着
留学生活の第二章の始まりました。舞台は、フランス、プロバンスのマルセイユ。フランス第二の都市で、今から2600年から都市として発達を続けてきた街。パリより超特急TGVにてのどかな牧草地帯を時速260キロにて走ることおよそ3時間、マルセイユに到着です。マルセイユに着くや否や、さっそく今回お世話になります、Timone病院のChauvel先生にごあいさつに行きました。
さてさて、どうしてクリーブランドクリニックからマルセイユかって?それには理由があります。実はてんかんの外科治療で必要な頭蓋内留置術には、主に硬膜下電極を中心とする方法と、定位的深部電極を留置する方法と2通りあります。前者は、主にアメリカ(クリーブランドクリニックも過去相当数の症例を行ってきました)、イギリス、ドイツ、そして日本が行っている方法。そして後者については、フランスを中心にカナダ(モントリオール)、イタリア、スペインで主流となっております。どうしてこのようなコンセプトの違いができたのかは、正直わかりません。歴史的にそれらがいろいろな学派を巻き込み主流を形成していったのかと思います。
個人的にこのフランスの留置術は非常に興味があります。これを用いることでまず従来の硬膜下のような開頭術が必要でなくなるということ、そして深部の構造(海馬や帯状回など)まで電極を留置することができる。これによる患者さんへのアプローチがより広がるということでしょうか?
マルセイユにあるLa Timone病院はおそらくフランス国内でも有数の定位的深部電極留置を行っている病院であると思います。他にもLyon,Grenobleにもありますが、症例数、そしてPublishしている論文の数を見てもダントツ一番です。
花の都パリを通過し、そのままマルセイユに来た理由がそういうことなのです。
ここで経験できたことをできる限り皆様にご紹介できればと思います。そしてまたマルセイユの情報、フランス文化、ワインなど食文化についてご紹介したいと思います。
さてさて、どうしてクリーブランドクリニックからマルセイユかって?それには理由があります。実はてんかんの外科治療で必要な頭蓋内留置術には、主に硬膜下電極を中心とする方法と、定位的深部電極を留置する方法と2通りあります。前者は、主にアメリカ(クリーブランドクリニックも過去相当数の症例を行ってきました)、イギリス、ドイツ、そして日本が行っている方法。そして後者については、フランスを中心にカナダ(モントリオール)、イタリア、スペインで主流となっております。どうしてこのようなコンセプトの違いができたのかは、正直わかりません。歴史的にそれらがいろいろな学派を巻き込み主流を形成していったのかと思います。
個人的にこのフランスの留置術は非常に興味があります。これを用いることでまず従来の硬膜下のような開頭術が必要でなくなるということ、そして深部の構造(海馬や帯状回など)まで電極を留置することができる。これによる患者さんへのアプローチがより広がるということでしょうか?
マルセイユにあるLa Timone病院はおそらくフランス国内でも有数の定位的深部電極留置を行っている病院であると思います。他にもLyon,Grenobleにもありますが、症例数、そしてPublishしている論文の数を見てもダントツ一番です。
花の都パリを通過し、そのままマルセイユに来た理由がそういうことなのです。
ここで経験できたことをできる限り皆様にご紹介できればと思います。そしてまたマルセイユの情報、フランス文化、ワインなど食文化についてご紹介したいと思います。