水晶ネックレスをブレスレットに(4) |  UnBijou 

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今回は、M様ご本人の分です。

 

 

 

 

M様の分は、メールのやり取りの段階で

とてもクリアにイメージが出てきたので

あとは、使う材質とパーツが手に入るかということでした。

 

 

なるべく変色しないようにしたい。

 

 

金属の酸化は致し方ないのですが

本金は酸化しにくいのでやはり美しい状態が続きます。

K18やK14が使えるのがベストなのですが

そうすると、価格もいきなりグッとあがります。

そこまでしなくても、よいパーツはあります。

お手入れ次第で美しい状態は長く保てます。

 

 

K14GFも考えたのですが、欲しいデザインのパーツが

制作されていない・・・・・・・・・・

 

 

でも、間に挟むビーズはただのメッキでは

変色したときのことを考えると

なるべく違うものにしたい。

それなら・・・と、

銀(925)に本金のメッキを施したビーズなら

酸化しても還元しやすく安っぽくならない。

 

 

 

 

ヴェルメイユと言われる、少々お高くも、

品質の良いビーズを使わせて頂くことにしました。

留め金具だけは、どうしても無かったので

合金でもデザイン性が高く、なるべく質の良いものを。

 

 

これも、実は初めに予定してたものが手に入らず

デザインを決めて、いよいよ仕上げに入る段階で

ようやく手にはいりました。

 

 

M様には、留め金具(クラスプ)を決める提案のメールと写真を送った

その直後に入手したので、慌てて新しいクラスプを

ご提案させてもらいました。

 

 

その結果、最後に提案したクラスプにて最終仕上げをしました。

 

 

この形のクラスプは時計のベルトによく見る型で

引っかけて折り返して留めるタイプでありながら

マグネットで留めるのです。

留めるときに少々手間があるのですが

慣れたら簡単です。

そして、外れ難い。落とし難い。

 

 

 

 

お母さまから娘に、孫にと

水晶のネックレスがデザインを変えて出来上がっていきました。

 

 

ところで、水晶の間にスワロが入っているの分かりましたか?

ニュアンスを出すために

スワロフスキービーズのグレージュと言われるカラーを

紛れ込ませてます。

密やかな影が出て、かすかな陰影がでます。

金色と透明で白い光の繋ぎのグレージュの光です。

私のちょっとした拘り。

M様も気に入ってくださり、とても嬉しく思ってます。

 

 

そして、ブレス3本ができました。

しかし、ここでは終わりません。

実は、まだ結構な量の水晶が残っているのです。

なので、御提案させていただきました。

 

 

もう一本のブレスレットと

それでも余る分をペンダントにピアスにと。

 

なので、もう暫くのお付き合いをお願いしますね。

 

 

 

 

前回までのブログはこちら

 

水晶ネックレスをブレスレットに(1)

 

水晶ネックレスをブレスレットに(2)

 

水晶ネックレスをブレスレットに(3)

 

 


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