リアル彼氏 第1章 もやもやな気持ち (4)
《リアル彼氏》 第1章 もやもやな気持ち
明日からテスト。
はぁ・・・いやだなぁ~。
んん・・・?
早く帰れるから、いっぱいハルくんのこと見れるぞ!
「ねぇ!ミカー!明日ケーキ屋行こうよぉ!」
「あ、ごめん。明日彼氏とデートなんだぁー」
「ごめんね!ほんとに」
ミカは最近新しい彼氏ができた。1年3か月ぶりの彼氏らしい。
いいなぁー・・・。好きな人の彼女になれるなんて。
私には、まだ遠い先の話。
寂しいよ・・・。ハルくん。
【では、ホームルーム終わり。明日はテストだから勉強しとくように。ではさようなら】
みんな勉強ムードだけど私は全然だなぁー。
ハルくんのことしか考えてないもん。
「メイー!バイバーイ!また明日~。 テスト頑張ろうね」
「うん。バイバーイ!デートがんばってー!」
今日はケーキ屋定休日。
なんだか寂しいなぁ~・・・。
あ・・・!松本さんだ!
「きのうさー、私が好きなケーキ屋の息子と、無理やり遊ぶ約束しちゃったー!」
え?ええええ?
うそ・・・・・・でしょ・・・?
「私が、強引に明日遊ぼうよー!って電話で誘ったら
うん。わかった。 だってぇー」
「ちょーうれしー」
うぅ・・・・・・・。どうして・・・・。
そんなのずるいよ。
ハルくんのことを考えると時間が進むのが早い。
はぁ・・・・。
もうすっかり真っ暗。
星、きれいだなぁー。
よし!明日のテストのために頑張るぞ!
あ・・・・・そういえば、今頃松本さんとハルくん
仲良く遊んでるのかな・・・・・・。
もしかしたら、ベッドにいたりして・・・。
わぁ・・・
勝手に涙が出てきた。
やだ。絶対やだ。
私がハルくんの彼女になるんだもん。
明日松本さんに聞いてみよう。昨日のこと。
どうか付き合ったりしてませんように・・・。
「おっはよぉー!
いよいよテストだね!」
「そ・・・だね。」
「わ、メイ元気ない。なんかあった?」
もぉダメ。ヤバい。泣きそう。
やっぱり、涙は止められなかった。
「実はね・・・・・・」
全部話した。なんかすっきりした。
「それはズルいよね。」
「大丈夫!ベッドインはしてないと思うよ。」
「それに、多分ハルくん嫌がりながら遊んだと思う」
「そーだよね・・・。 心配しなくていいよね」
「うん!大丈夫!」
噂をすれば人は近くに来るもの。
後ろから松本さんがきた。
あ、!松本さん・・・
「ねぇークミー!聞いてよぉー!」
「きのう例の彼と遊んだんだけど、つい好きって言っちゃってー、答えは?って聞いたらゴメンだって」
「もうやめたー。あの子のこと好きになるの・・・」
うれしいサプライズ!サプライズ??
まぁ何でもいい。とにかく嬉しい!
「よかったじゃん!メイ!」
「うん!!」
「よし!早く学校行こう!」
テストは無事終了。
あんまりできなかったなぁ・・・。
「じゃぁ、ミカーバイバーイ!」
「バイバーイ!」
よし!今からケーキ屋に直行!
待っててね・・・ハルくん。
つづく