ブログ小説 -3ページ目

リアル彼氏   第1章  神に感謝   (5)

リアル彼氏  第1章    神に感謝



『いらっしゃいませー』

『あ、今日は早いですね、

テストだからか・・・』


ハルくんからしゃべりかけてくれるなんて

結構距離縮まった?



「今日は閉店時間まで居させてもらいます。」


『どうぞぉー』


今、ニコってした!?!?

したよね!かわいいーーー!




ココのケーキって毎日食べても飽きないしおいしいなぁー



勉強の方も順調に進んでるし、いい感じ~♪


ん!?・・・・もうこんな時間?


時計は6時を指していた。




『すいません!閉店時間です!』



「あぁ!こっちこそスイマセン!」


早く帰らなきゃ。

迷惑かけちゃだめだもん。



 「あ!いつものお客さん!

大丈夫ですよ!居てもらって。」


あ・・・ハルくんのお父さん。

え・・・・?いいの?


 「ハル!このお客さん勉強中なんだから邪魔したらだめ!」


『ごめんなさい・・・・。

大丈夫ですよ、勉強やっててください』


「え?いいんですか?迷惑じゃないですか?」


 「いえいえ!大丈夫です。家2階なんで・・・」

 「それに、あとはハルに任せるので・・・」

 「勉強終わるまで居てて結構ですよ!」


ハルに任せる・・・?ってことは!!2人きりになるってこと??


やったーー!

ってか喜んでいいの?


「じゃぁ、お言葉に甘えて・・・」


 「じゃぁ、あとはハル頼んだぞ!」


『はぁーい』


おじさんは2階に上がっていった。


『いつもありがとうございます』

『買っていただいて』


「いえいえ、おいしいし・・・毎日食べても飽きなくて・・・」


ケーキもおいしいけど、何よりハルくん目当てで来ている。

でも、そんなことは言えない。


「あ、そういえば、ハルくんは高校いってないんですか?」


ずっと聞きたかったこと。やっと聞けた・・・。

だっていくらなんでもおかしい。

何時に行っても店には必ずハルくんがいる。


『夜間高校にいってるんです』


あ・・・そうか!

夜間高校というものがこの世には存在した。


「そぉーなんだ! やっぱお手伝いのために?」


『はい、まぁそんな感じです。

僕、料理とか好きで、お父さんにお願いしてここに居させてもらってるんです。

本当なら高校に行かないといけないんですけどね』


ほぉ。ほぉほぉ。なるほどね


『あのぉ・・・アドレス交換しませんか?』


「はい!・・・」


反射的に答えていた。

ん・・・?

よく考えたら、すごいこと!?


ハルくんからアド聞いてくるなんて・・・!


『名前なんて言うんですか?』


ハルくんが聞いてきた!凄い!奇跡だ。


ヤバ・・・。顔赤いよね・・・


「ミカって言います。内野美夏です。」


『僕は、佐藤遥斗っていいます。』


へぇそぅなんだ・・・?


んんん・・・?はると・・・?

え!?はぁ!?


「え・・・・?ハルじゃないんですか?」


『あだ名はハルです。本名はハルトです。』


可愛い名前!

顔とピッタリ!


で、つい言っちゃったんだ・・・・


「かわいい名前ですね・・・。顔とピッタリ・・・・ぁ」


ダーーーーーーーーー!!!言っちゃった!!


『あ・・・りがと・・・♡』


めっちゃ照れてる!かわいい!



「あのぉーここでバイトできないんですか?」


『できますよ・・・多分。』

『ちょっとまってて!』


『パパー、きてー!』


 

大きい声はかわいいな・・・。


 「なんだ?」


『バイトしたいらしいんだけど、いいよね?』


 「え!?バイトしてくれるんですか?」

 「実はちょうど募集してて・・・なかなかケーキ屋ってバイト来ないんですよ。」


マジで?ちょータイミングいいじゃん!


神様が、私とハルくんを引き付けたんじゃないかな?


「やります!やります!」


 「明日からお願いできますか?」


「はい!毎日来ます!」


 「助かります! じゃぁ明日からで!」



やったぁー!明日から毎日会えるじゃん!

しかも客としてではなく、同じ立場として!


その後、時給のはなしとか、仕事内容とかたくさんしゃべった。





『明日会おうね!』


「うん!バイバーイ!」


『バイバーイ!』


ってか、いつの間にか距離縮まってんだけど!



やったぁー。涙が出るほどうれしい・・・。




明日からたくさんしゃべろうね・・・・。




明日が楽しみ!

今日も星がきれいだなぁ~・・・



つづく