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リアル彼氏  第1章 ハルくんとの出会い  (1)

《リアル彼氏》  第1章 ハルくんとの出会い




今日の天気は晴れ。とっても晴れ。久しぶりだなぁ・・・こんなに気持ちいい日。


 「おっはよぉー!」


「おはよー!」


 「今日もあのケーキ屋行く?」


あのケーキ屋かぁ・・・。


私は今、恋愛真っ最中。

1週間ぐらい前に行ったケーキ屋で働いてる・・・いや正確にいうとバイトしてる

男の子のことを好きになったんだ。

目がくりくりしてて、肌が白くて・・・思い出しただけで顔がにやける。


 「やだぁー!メイったらー!行く前からにやにやしちゃってー  ホント面白いねメイは」


ミカは私のことを1番知ってる友達。大大大親友。私が悩んでたらすぐに相談に乗ってくれる。


「だってぇー!・・・ってか絶対今日も行こうね!ケーキ屋!」


 「わかってるって!」


私は、あの日から毎日ケーキ屋にいってる。だって私の妄想上の彼氏に毎日会いたいんだもん!



そして放課後、私たちはケーキ屋に行った。


『いらっしゃいませ~』


キャーーー!!  ・・・かわいい。かわいすぎだよ ・・・好き♥


いらっしゃいを言ってくれたのは私の好きな子だった。私は興奮で倒れそうだった。


 「メイ!あんたの妄想彼氏[ハル]っていう名前なんだね」


ミカがコソって私に言った。


「・・・え?」


私胸につけてる名札見てなかった。顔ばっか見て・・・。ハルくんかぁー。いい名前だなぁ・・・


 「ってか早く買おうよーケーキ」


「そだね。」


ココのケーキ屋結構人気でお客さんいっぱいいる。

・・・女性の客の方が多い。しかもみんな若い子ばっか。

やだなぁ。ハルくんのこと好きになってる人とかいるのかなぁ・・・。

 

胸が痛いよ・・・


 「ねぇーどぉする? ここで食べてく?」


「・・・あっ、うん。あたりまえじゃん!」


そりゃ普通ここで働いてる子のこと好きだったらココで食べるよね。



 「えーっと、このチョコケーキと、ん~・・・あと、このタルトもください」


ミカ選ぶの早いよぉ。もっとハルくんの顔みたいよぉー!


 「あたし、さきに座っとくよ。早く選んできてねぇー。」


う~ん・・・。ケーキなんてどれ買うか迷っちゃうよー・・・

どれがおいしいのかなぁ・・・?


『これがオススメですよ。』


・・・!?キャーーーーーー   ハルくんが私にしゃべりかけてる??

キュン死しそう。声も可愛いね・・・。


顔がりんごみたいに赤くなる私を見てハルくんがニコってした。


かわいいんですけど!そのニコ顔


「じゃぁ、そのおススメをもらぃ・・・」


だんだん声が小さくなる私を見てまたニコってした。


ヤバい。マジでヤバいよ。こんな単純な私にそのかわいい顔をニコってさせないで。

そのまま抱き着きたくなるから・・・


ミカどこだろぉー・・・?

私があまりにも遅いから帰っちゃった?


・・・あ!、いた!


「ミカーごめんね。」


 「やだぁーメイ、ヤバいくらい顔赤いよ!話しかけられたんだ!?」


図星。ミカってすごい。私の表情を見ただけで何があったか分かるんだもん。


ここのケーキおいしぃ。片思いでさみしい私の心を満たしてくれた。


 


 


 「美味しかったね!メイー!」

 「ハルさん!また来ますね」



え!ミカすごい!ハルくんに話しかけてる!



「ま・・・っまた来ます・・・!」


私の声聞こえたかなぁ~・・・?



『待ってます。ありがとうございましたぁー』


え・・・?今待ってますって言ったよね?キャー

あ、でも客としてってことか。・・・彼女にになりたいよ・・・ハルくんの



つづく






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