日時:2025年10月9日

 

コース:笹谷峠⇔ハマグリ山⇔トンガリ山⇔山形神室岳⇔ダンゴ平

 

        (山形県・宮城県)

 

 笹谷峠手前から眺める、日の出前の東側(仙台方面)の朝焼け空ですが、台風接近中で薄い雲が掛かり始めています

 

 笹谷峠駐車場から眺める西側の朝日連峰方面です。駐車場の水溜まりに月が映っていますので、水溜りの月をズームで見てみます
 
駐車場の水溜まりに映った逆さ月です
 
水溜まりに映った逆さ月はクレターまでハッキリ見えます
 

 センブリ咲く笹谷峠付近から眺める大関山(ハマグリ山)方面です。 峠付近のセンブリが見頃です。今回は、山形神室岳と神室岳の紅葉を見に行きます

 

 今週は「中秋の名月」と満月でしたが宮城県中央は生憎の天気で見れませんでしたので、月を眺めながら大関山を登ります

 

17齢月ですが、ほぼ満月のようです

 

大関山の紅葉と月です

 

 大関山から眺める、トンガリ山~山形神室岳~神室岳とハマグリ山です

 

 ハマグリ山の3等三角点(点名・烏帽子1146m)付近から眺める、トンガリ山と山形神室岳です

 

 登山道には刈払いから免れた、エゾリンドウが咲き残っていました

 

 

 イワインチンは終盤になっていました。イワインチンは咲き始めがいいですね※イワインチンは日本固有種で、本州の中部地方以北の高山(北・南アルプス~東北地方南部)に分布

 

 ハマグリ山の北側岩場から眺める西側の朝日連峰~月山~葉山です。大朝日岳をズームで見てみます

 

 ハマグリ山の北側岩場から眺める、トンガリ山~山形神室岳です。東側斜面の紅葉・黄葉が見頃になっています

 

 トンガリ山の登りで眺める神室岳です。神室岳は四方から眺められますが、夫々形が違いますね

 

 トンガリ山の山頂手前から振り返り見るハマグリ山です。遠景は北蔵王の雁戸山と熊野岳などです

 

紅葉したトンガリ山(1241m)の山頂です

 

 トンガリ山から山形神室岳への道は、緩やかで展望も良く「天空の回廊」のようで気持ちの良い縦走路です

 

 山形神室岳の南斜面が紅葉しています。青空も有り紅葉が綺麗です

 

 全山紅葉した山形神室岳です。今年は紅葉が遅れ気味でしたが山形神室岳も見頃になりました

 

山形神室岳の山頂へは紅葉の中を登ります

 

 山形神室岳の山頂手前から振り返り見る、トンガリ山とハマグリ山です。遠景は北蔵王の雁戸山などです

 

 山形神室岳の山頂手前から振り返り見る、蔵王連峰の瀧山と微かに見える飯豊連峰と朝日連峰です。飯豊連峰をズームで見てみます

 

 紅葉した山形神室岳(1344m)山頂と3等三角点(点名・禿山 はげやま)です。山頂で休憩せず神室岳を眺めに展望の良いダンゴ平手前まで行きます

 

 山形神室岳の北側から眺める二口山塊(大東岳・神室岳)と船形連峰の山々です。大東岳の左側に船形山頂、右側に北泉ヶ岳と泉ヶ岳が見えます
 
 山形神室岳の北側から眺める二口山塊(屏風岳~清水峠~糸岳)の山々です。当日は楽しみしていた鳥海山は見えませんでした 
 

 山形神室の北側に下ると二口峠への縦走路(左)と神室岳の分岐です。縦走路を下ると先月歩いた屏風岳・清水峠へ繋がりますが、今回はここから神室岳方面へ行きます


 縦走路分岐から灌木帯を下り、展望が開けて来ると正面にダンゴ平と神室岳が見えましたので、神室岳を眺めながら休憩をしました

 

 ダンゴ平手前から眺める二口山塊の山々と二口林道です。県境ゲートをズームで見てみました。当日は台風接近中で、この後は山形側も曇り空になりましたので、頃合いをみて往路を戻りました

日時:2025年10月3日

 

コース:秣岳登山口→須川温泉→産沼→栗駒山→天馬尾根→秣岳→秣岳登山口

 

      (秋田県)

 

 秋田県境付近の湯浜峠から眺める栗駒山ですが、朝方は雲がまだ残っていましたので、下山後に再訪し当日歩いた秣岳~栗駒山を眺めました

 

 秣岳登山口です。今回も登山口付近の駐車箇所に車を置いて須川温泉まで車道を歩き、紅葉の栗駒山~草モミジの天馬尾根~秣岳と周回します

 

 須川コース登山口から振り返り見る、須川温泉です。今年は紅葉が遅れ気味で今週が見頃らしいので、当日は平日にも関わらず朝早くから登山者が多いです

 

 草モミジの名残ヶ原です。付近は色ついて黄色くなっていて正面に栗駒山頂と剣岳(右)が見えます

 

 産沼コースと須川コースの分岐(苔花台)ですが、須川コース(昭和湖コース)に「火山ガス発生につき進入禁止」通行止めのゲートが有りました。3年前(2022)の紅葉時期は昭和湖まで期間限定で開放されたのですが、今年も閉鎖されたままです。また木歩道の再整備工事中のようで、工事金額が5180万円の大工事のようです

 

 産沼コースは、三途の川を飛び石で渡渉横断すると、「四苦八苦の坂」と言われている展望の無い急坂が続きます。その後は、産沼を過ぎると視界が開けるので栗駒山の北側斜面の紅葉が楽しみです

 

 紅葉し始めた産沼付近から眺める栗駒山頂方面です。産沼付近は以前は静かな所でしたが、昭和湖コースが通行止めになってからは登山者が多く休憩出来なくなりました

 

 紅葉が見頃になった栗駒山の北側斜面です。産沼を過ぎると、紅葉の栗駒山の北側斜面が見えましたので、この後、山頂まで続く紅葉を堪能しながら登ります

 

 振り返り見る歩いてきた北側(産沼コース側)には、「神の絨毯」と言われている紅葉が広がります。遠く北東側に以前登った烏帽子山祭畤山と高檜能山が並んで見えま​​​す。高檜能山の上遠くに早池峰が微かに見えます

 

 栗駒山の山頂を見上げます。ここから北側斜面の急な登りで、山頂まで続く紅葉した低灌木と笹の中を登ります。左側スカイラインに宮城県側からの登山者(↓)が見えます

 

 栗駒山(1627m)山頂です。私は紅葉時期に毎年来ていて昨年に続き今年も晴れです。朝早く登ったのに、宮城県側(イワカガミ平)からも次々と登山者が登って来きていて混んでいました。人が途切れた瞬間に山頂写真を撮り、速やかに今回の目的地の天馬尾根・秣岳へ縦走します

 

 振り返り見る栗駒山頂です。右側は宮城県側(イワカガミ平)からのコースです

 

 振り返り見る宮城県側(イワカガミ平)からのコースです。栗駒山の山頂部の紅葉は遅れていましたが、やっと色付き見頃になっていました

 

 登山道脇にハクサンシャジンが咲き残っていました。珍しくシャジンの花が反り返り大きく開いていました

 

 縦走路分岐(十字路)の天狗平への道で眺める「天狗平」と御駒岳と秣岳です。なお天狗平の須川(昭和湖)コースには進入禁止の看板が有ります

 

 天狗平付近から振り返り見る栗駒山方面です。栗駒山の北西斜面全体が紅葉してきていますね

 

 御駒岳付近から眺める昭和湖です。周囲は木歩道の再整備工事中のようで資材が点在しています。※昭和湖の水が1996年の「秋田・宮城県境地震」以降白くなっていましたが、以前のコバルトブルーに戻ったようですね。早く昭和湖コースの通行止めが解禁になって見に行きたいですね

 

 御駒岳付近から眺めるこれから行く草モミジの天馬尾根~秣岳です。秣岳の上に鳥海山が見えますのでズームで見てみます

 

 御駒岳付近からズームで眺める、草モミジの天馬尾根の岩峰展望所と秣岳としろがね湿原と鳥海山です

 

 草モミジの天馬尾根から振り返り見る御駒岳です。草モミジは紅葉時期より早めが輝いていますので、早めの観賞が適期で時期が遅れると枯草に見えてしまいます

 

 草モミジの天馬尾根~秣岳方面です

 

 低灌木の紅葉と草モミジが続く天馬尾根は、気持ちの良い草原歩きです

 

天馬尾根の池塘と草モミジの草原です

 

 天馬尾根・しろがね湿原の草モミジです。正面は岩峰展望所で360°の大展望です。私は、「天空の休憩所」と言われるこの草原の中での休憩(ランチタイム)がとても気に入っていますので、今回も大休憩をしました※写真は人が途切れるのを待って撮りました

 

 360°の大展望の岩峰展望所から、振り返り見る栗駒山と御駒岳です。この岩峰は誰もが必ず休憩する所のようで、当日も多くの方が休憩していました

 

 天馬尾根の岩峰展望所から振り返り見る、歩いて来た草原です。岩峰展望所付近の紅葉は日本庭園のようです

 

 岩峰展望所から眺める、南西側の禿岳~虎毛山~神室連峰の山々と高松岳などです。3日前(9.30)に登った虎毛山が見えますのでズームで見てみます

 

 3日前に登った虎毛山と山頂避難小屋です。もう少し紅葉が進むと、山名の由来と云われている、幾筋もの沢が虎のしま模様に見えるそうです

 

 天馬尾根の岩峰展望所から眺める、秣岳です。展望を楽しんだ後は秣岳へ行きますが、一旦、展望の無いサラサドウダン街道を下り通ります

 

 秣岳(1424m)への登りで振り返り見る、御駒岳としろがね草原と岩峰展望所ピークです
 

 秣岳(1424m)山頂から眺める北側の焼石連峰方面です。この後、正面に焼石連峰と足元に須川湖を見ながら足場の悪い急斜面を下ります

 

秣岳登山口へ下る途中の露岩帯に咲く続くリンドウです

 

 秣岳登山口へ下る途中の露岩帯に、春に咲くキスミレがポツポツと咲いていました

 

 秣岳登山口へ下る途中の露岩帯で振り返り見る、ピラミダルな秣岳と栗駒山・御駒岳(左)です。この後、展望の無いブナ林を下ると程なくして秣岳登山口です

 

余談・紛らわしい名板

 須川温泉先の「おいらん風呂」の上の「賽の磧・さいのかわら」への、昔から有る道標の名板が「賽の」ローマ字表記「さいのせき」になっています。他の現地標識では「賽の磧」で、蔵王の「賽ノ磧」と同じ表示です。岩手県の栗駒山現地案内板や地図も「賽の河原」か「賽の磧」で同じ読みです。

 碩(せき)は間違いのようですが、近年でも「賽の」と書いている公的機関が有ります。何故でしょうか?

※碩とは、おおきい/すぐれているなどの意味(資料より)

日時:2025年9月30日
 
コース:林道工事終点手前⇔渡渉点⇔夫婦桧⇔高松分岐⇔虎毛山
 
                             (秋田県)
 

 虎毛山登山口へ向かう途中に、禿高原から眺めた朝焼けした禿岳です。当日は紅葉し始めた虎毛山へ行きます

 

 虎毛山登山口への林道沿いにキツリフネの群生が有り、黄色いメガホンのようで甲子園の大勢の観客を彷彿させられます

 

 虎毛山登山口への林道沿いにナガミノツルケマンが群生していて、黄色一色になり黄色いジェット風船のようです

 

 赤倉沢登山口から林道を進むと林道工事終点手前まで車で入れました。この先から登山道(旧作業道)歩きになります

 

 赤倉沢左岸側の崩壊箇所です。赤倉沢左岸沿いの登山道(旧作業道)を歩きますが、夏草が刈払いされて濡れずに歩けました

 
チョウジギクが咲き残っていました
 
 崩壊箇所付近に咲き残っていたクロバナヒキオコシです。クロバナヒキオコシは凄く小さな花ですがアップで撮れました
 
咲き残っていたウメバチソウです
 
 赤倉沢左岸沿いの登山道(旧作業道)が数ヶ所崩壊して、岩場にステップが作られ、ロープが張られていました
 
 旧作業道の終点が赤倉沢の渡渉点ですが、地元関係者のご尽力により橋が復旧されていました。この橋を渡ると急な尾根の登りになります
 
 ヒノキ林への急斜面を九十九折れで登り尾根上に出ると、ヒノキ、アスナロ林になり、途中に、寄り添っている仲の良い「夫婦桧」が有ります
 
 尾根上部の「ブナ林」の標柱が有る所です。10月中旬には綺麗なブナ黄葉が観られ所です

 

 高松岳への分岐( 1234m)道標です。休憩に良い所ですが展望は有りません。※高松岳側入口にロープが張って有り、道は笹薮などが覆っているようです
 
 高松岳分岐先のガレ場歩きで眺める、北側の泥湯三山(山伏岳、高松岳、小安岳)とピラミダルな前森山(右)などです。高松岳をズームで見ると避難小屋が見えました
 
 高松岳分岐先のガレ場(北側が開けた痩せ尾根)から望む虎毛山です(帰路撮影)。山頂部が紅葉しています。ここ数年、高松分岐先から虎毛山までは、笹が覆い被さって露で全身びしょ濡れになり大変でしたが、今回刈払いされていて濡れずに歩けました
 
 虎毛山頂への一本道から振り返り見る南西側の山々(禿岳~月山)です。月山をズームで見てみます
 

 山頂への一本道で振り返り見る、西側の神室連峰の火打岳~小又山と鳥海山です。鳥海山をズームで見てみます

 

 虎毛山の山頂避難小屋が近づいて来ました。滑りやすい木道に、滑り止め桟が設けられて歩き易くなっていました

 

 虎毛山(1433m)山頂手前から振り返り見る、南西側の山々(最上山塊~月山~神室連峰)です
 
 虎毛山の山頂標柱の前で、2年ぶりの阪神の優勝(9.7 )を祝い、日本一を祈願し、祝杯しました。優勝翌日のスポーツ紙と東北限定のタイガースタオルを持っています。今年もCSで勝って、目指せ日本一※20年前(2005)の優勝の時は集団で日本一祈願登山をしましたが、2年前の優勝時と今回は一人で気楽に登りました
 
 山頂避難小屋の内部です。今年のリーグ優勝のスポーツ紙を2年前の日本一優勝の新聞の隣に張りました。虎毛山は阪神タイガースの聖地で、登山道が崩壊しても優勝祈願に毎年登っている方が少なくないのです。小屋で軽く休憩をした後は山頂湿原を散策します
 
 虎毛山の山頂は紅葉していました。東側の栗駒山、南東側の須金岳を眺めながら山頂湿原を散策します
 
 紅葉した虎毛山の山頂付近から眺める栗駒山方面です
 
湿原から振り返り見る山頂避難小屋です
 
湿原保護の木道脇に紅葉したチングルマが続きます
 
 虎毛山の山頂部は高層湿原になって池塘も有ります。この広大な湿原一帯は「雲上のオアシス」とも言われています
 
 山頂一帯の低灌木と湿原と池塘は、紅葉と草モミジしています
 
山頂一帯は見頃の紅葉と草モミジです
 
虎毛山山頂の湿原に咲くエゾオヤマリンドウです
 
 山頂部の湿原は草モミジが見頃です。前方は禿岳と鬼首カルデラの山々です
 
 虎毛山の草モミジの山頂湿原から眺める、今朝がた見た禿岳です。当日は風もなく穏やかな山頂でしたので、暫く鬼首の山々~栗駒山~泥湯三山などを眺めながら休憩をした後は、往路を戻りました

2025年9月下旬の県民の森と泉ヶ岳と二口林道と白いトリカブト

 

日時:2025年9月27日(泉ヶ岳・宮城県)

コース:大駐車場→水神→三叉路→泉ヶ岳→かもしかコース→

 登山前に立ち寄った芳ノ平水芭蕉群生地の、咲き残っていたアケボノソウです

 

 芳ノ平水芭蕉群生地の、咲き残っていたウメバチソウです。花弁の溝状のシワ(筋)がハッキリと見えます

 

 芳ノ平水芭蕉群生地に咲くエゾリンドウです。この後、大駐車場へ移動しますが、当日は「泉ヶ岳悠・遊フェスティバル」で、朝から駐車場は混んでいました。※下山時はトンネルまでの大渋滞になっていました

 

大駐車場から登山口への、沢沿いに咲くトリカブトです

 

水神コース登山口前に、ツルニンジンが咲いていました

 

水神コース登山口前に咲くキツリフネです

 

 北泉コースのお花畑に、咲き残っていたトリカブトです。名の由来になった鳥兜・烏帽子に似ていますね

 

三叉路の分岐道標とトリカブトです

 

 泉ヶ岳西尾根に咲く、トモエシオガマのようなシオガマギクです

 

 泉ヶ岳西尾根から振り返り見る北泉ヶ岳です。当日は船形山頂は雲の中でした

 

 泉ヶ岳西尾根から振り返り見る南西側の蔵王連峰~二口山塊の山々です。4日前に歩いた笹谷峠~神室岳が見えますので、ズームで見てみます

 

 ズームで見る、4日前に歩いた笹谷峠~トンガリ山~山形神室~神室岳と大東岳です

 

 山頂手前にセンブリが咲き続きます。同じリンドウ科のアケボノソウと似ていますね

 

刈払いから免れた、リンドウも咲き残っていました

 

 泉ヶ岳山頂に咲き残っていた花は、小さな菊だけでした。無理やり山頂標柱と一緒に撮りました

 

カモシカコースに咲くセンブリです

 

カモシカコースに咲くセンダイトウヒレンです

 

 岡沼に咲くリンドウです。秋は水が無いことが多い岡沼は陸地化しているようで笹、ススキが広がり、以前は道脇にトリカブトが咲き続いていましたが当日は見当たりませんでした

 

白いトリカブト

当日見た白いトリカブトです

 

 白いトリカブトです。※「今年(2025)見た、白花化した山野草17種」に追加しました

 

 

県民の森の秋本番の花

 県民の森の湿地に雑草のように群生するミゾソバですが、花をよく見るとピンクと白で美しくコンペイトウのようです

 

 キバナアキギリを正面から見ると、長く伸びた紫色の雌しべと紫色の蝶ネクタイのような雄しべが見えます

 

 キバナアキギリを横からアップして見ると、長く伸びた雌しべは紫色で先端は2つに分かれていて、雄しべは紫色の蝶ネクタイのようですね

 

 湿地に咲くキツネノマゴのアップです。花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、下唇は丸く広がって反り白い模様がありますね

 

ヤブマメがヤブの中に咲いていました

 

チャバネセセリとアザミです

 

県民の森の遊歩道に実っていたクリです

 

 

二口林道の秋本番の花

 今週歩いた二口林道の磐司橋手前に、工事用看板が設置されました。磐司橋の付け替え工事が始まるようです。工期は令和9年3月10日までとなっています。※宮城県のHP(9.9)を見ると二口林道は「9月下旬頃から国の工事の影響により、磐司橋から先が通行止めとなる見込み」と載っています

※宮城県のHP(9.30)を見ると、二口林道は11月3日まで通れる、と変更されていました(10.1追記)

 

タイリンヤマハッカが満開になっていました

 

終盤のダイモンジソウです

 

 ゲンノショウコの花後です。実がはじけた後は、神輿(みこし)の屋根に似ているところから、ミコシグサの別名があります

 

秋の花・ヤクシソウが見頃です

 

ナギナタコウジュ(長刀香需)が咲き始めていました

 

ウメバチソウとコシオガマです

 

 コシオガマのアップです。間もなく秋の花も見納めになりますね

日時:2025年9月23日

 

コース:笹谷峠⇔ハマグリ山⇔トンガリ山⇔山形神室岳⇔神室岳

 

        (山形県・宮城県)

 

 笹谷峠手前から眺める、東側(仙台方面)の朝焼けした金華山と太白山などです

 

 笹谷峠駐車場から眺める西側の朝焼けした朝日連峰です。今回は、秋咲く高山植物の中で人気が高いイワインチンの観賞と、気になる花を探し観ながら神室岳(仙台神室)を往復します

 

 センブリ咲く笹谷峠登山口から眺める、ハマグリ山の前衛峰の大関山です。ヤブを心配していた登山道は刈払いされていましたので濡れずに歩けます

 

笹谷峠のセンブリが咲き始め、見頃になっていました

 

 登山道入口にはグミが実り続きます。以前、山仲間がここのグミでジャムや果実酒を作っていたのを思い出しました

 

 登山口付近の両側にヤマブドウが実っていました。以前、ここの山ブドウを収穫したのを思い出しました。※山ブドウの果実酒造りは御法度ですね

 

 ハマグリ山(大関山)への登り道に咲き続く、今回お目当てのイワインチンです。※イワインチンは日本固有種で、本州の中部地方以北の高山(北・南アルプス~東北地方南部)に分布

 

 大関山から振り返り見る、南側の蔵王連峰と微かに見える飯豊連峰です。大関山に登ると飯豊本山まで見えました

 

登山道脇にウツボグサが咲き残っていました

 

 ハマグリ山付近から眺める、西側の朝日連峰~月山~葉山です。当日は宮城県側は曇り空ですが、山形県側は晴れで遠くの山まで見えます

 

 登山道脇に刈払いから免れた、エゾシオガマが咲き残っていました

 

 ハマグリ山岩峰で振り返り見る、大関山と蔵王連峰です

 

 ハマグリ山(1146m)付近から眺める、トンガリ山方面です。登山道には刈払いから免れた、エゾリンドウが咲き続きます※エゾリンドウとエゾオヤマリンドウの混在型のようです

 

 ハマグリ山の北側岩場は、イワインチンのお花畑になっています

 

ハマグリ山の北側岩場に咲くウメバチソウです

 

ハマグリ山の北側岩場から眺める、トンガリ山です

 

 トンガリ山(1241m)山頂手前から振り返り見る、ハマグリ山と遠くは北蔵王~熊野岳方面です

 

アカモノが二度咲きしていました

 

色付いたイワショウブです

 

咲き始めのイワショウブです

 

 山形神室への道から振り返り見る、トンガリ山です。付近の登山道は刈払いされたばかりのようでササなどが乱舞いしています

 

 山形神室岳(1344m)山頂です

 

 山形神室の北側に下ると二口峠への縦走路(左)と神室岳の分岐です。縦走路を下ると9日前に歩いた屏風岳・清水峠へ繋がりますが、今回はここから神室岳(白線)へ行きます。なお屏風岳・清水峠方面も刈払いされていました

 

 縦走路分岐から灌木帯を下り、展望が開けて来ると正面にダンゴ平と神室岳が見えました

 

急斜面の下り道に、エゾシオガマが咲いています

 

 ダンゴ平付近の仙人沢コース(右)との分岐です。正面に神室岳の山頂部分が見えます。また分岐には道標は有りませんが、私製の名板が有りました

 

 鞍部からは神室岳を見上げますが、神室岳へは岩道の急登です

 

 神室岳の山頂手前の登山道にイワインチンが咲き続きます。イワインチンは宮城県が北限と言われていますので、二口山塊の山々が北限でしょうか

 

 神室岳山頂手前で展望が開け、南西側に歩いて来た笹谷峠~トンガリ山~山形神室の山並みが見えます。遠くの蔵王連峰も見えました

 

 神室岳山頂手前で眺める、西側の屏風岳~清水峠~県境ゲートの縦走路の山々です。当日は日本海側は天気が良く雨呼山の上に鳥海山が見えました

 

 神室岳山頂手前で眺める、北側の清水峠~県境ゲートと糸岳です。二口林道の県境ゲートと展望台が見えますので、展望台をズームで見てみます

 

 神室岳・通称・仙台神室(1353m)山頂です。山頂付近で展望を楽しみ休憩をした後は往路を戻りました

 

 神室岳山頂の真っ赤に染まったヒロハツリバナです。まだ実が弾けておらず、4個の翼を持つ十字の赤い蒴果がぶら下がっていました