日時:2024年1月23日

 翁倉山へ行く途中に、三日前に観た「野蒜海岸の龍」を再度観に海岸に立ち寄りましたが、「龍」が伏せており天に昇ったようです。それとも「臥竜」になったのでしょうか?。連日来ているカメラマンの方によると、前日(1.22)の低気圧による高波で流され倒れたそうです。今月末まで展示だったので残念です

 

 

翁倉山

コース:林道終点P→右岸尾根→翁倉山→東峰→左岸尾根→390J.P→林道終点P

 

                (宮城県)

 

 南側から眺める当日登る翁倉山です。今回は北上町側の県道64号から分岐した林道終点から登りますが、途中登山口案内板などは有りませんでした

 

 林道終点手前の広場から歩き始めます。今回は翁倉沢右岸尾根(左)から登り、左岸尾根(右・黄色)を下りにする時計回りで周回します。始め作業道?(白)を緩く登ります。なお正面の林道は翁倉沢堰堤までの道で行き止まりです

 

 作業道?歩いて程なくして、ここで初めて「翁倉山」の案内板が出て来ました。作業道?を離れ右岸尾根への急斜面「一の坂」の登りです。※翁倉山頂まで途中、長く続く急坂が3ヶ所ありますので「一の坂」「ニの坂」「三の坂」と勝手言っています。何れの急坂にはトラロープが有りました

 

 「一の坂」を登りきると「境界見出表13」が有り、ここから翁倉沢右岸尾根歩きです。右岸尾根の始めは倒木が有りましたが、その後は快適な緩い尾根道歩きです

 

 右岸尾根途中に西側の林道から取り付くコース(黄線)が合流します。このまま右岸尾根(白線)を進むと右岸尾根の西側をトラバース気味に歩き主稜線尾根コルへ登ります

 

 主稜線尾根コルに出ました。ここからは防火帯の比較的広い主稜線尾根道を登ります

 

 主稜線尾根コルを過ぎると「ニの坂」の登りです。長い急坂にはお助けロープが有りました

 

 山頂西肩への「三の坂」の登りです。同じく、長い急坂の「「三の坂」にもお助けロープが有りました

 

 山頂西肩から山頂方面が見えて来ました。一旦下ってこの短い坂を登ると山頂です。二年前の同時期に来たときは登山口から雪で、この付近は深雪でした。今年は雪が無いですね

 

 翁倉山(532m)山頂です。志津川湾の展望が有ります。私は2年振り7度目の再訪です。※翁倉山は南三陸地域の最高峰で、天然記念物のイヌワシの生息地として昭和40年に認定されている有名な山ですが、近年はイヌワシの営巣が確認されていないそうです。イヌワシが再び南三陸に戻ってくることを目指し、「南三陸イヌワシ火防線プロジェクト」さんは、最終的に町界尾根の全線をトレイルとして整備し、イヌワシの狩場となるような空間を作り出しているそうです

 

 登米市横山への山頂からの下り道に案内板が有りました。登米市横山コースには、国道入口にも三年前に新しい案内板が設けられていました

 

 翁倉山・三角点山頂から眺める南側に、北上川と硯上山と富士沼などが見えますのでズームで見てみます

 

 翁倉山・三角点山頂より1メートル?高いと言われている翁倉山の最高点の東峰です。ここは分岐で手造りの「下山路 駐車場」案内板(白)も有ります。また翁倉山東峰に釣瓶山方面(黄色)の案内板が設置され登米市横山登山口へ周回できるようになったそうです。4年前に翁倉山東峰から釣瓶山と歩いた時は無かったので、その後(2021)設置されたようですね

 

 

 東峰から「下山路 駐車場」案内板に従って翁倉沢左岸尾根を下ります。390mJ.Pまで緩やかなアップダウンの左岸尾根を下ります

 

 志津川湾馬蹄形分水嶺尾根(左側)との分岐の390mJ.Pです。ここで登山道は右側に直角に曲がり(白線)翁倉沢左岸尾根を下ります

 

 振り返り見る、歩いて来た翁倉西肩~翁倉山~東峰です。左岸尾根は390mJ.Pから歩いて程なくして急坂を下ります

 

 登山道は左岸尾根230mから右側に直角に曲がり翁倉沢側(西側)にチョット下ります

 

 尾根からチョット下ると登山道は作業道?に出合いました。作業道は尾根のすぐ下の尾根伝いに暫く続きます

 

 作業道(白)は杉林に入り下に砂防堤が見えてくると、程なくして登りに使った登山道(黄色)が見えて来ました。翁倉沢を橋で渡ると林道終点の駐車箇所です

 

 

当日観た宮城のオオワシとオジロワシとミサゴ

オジロワシの幼鳥が小さな魚を掴んで飛んでいます
 
オジロワシの幼鳥が強い風の中を飛んでいます
 
魚を持ったまま飛んでいるオジロワシの幼鳥です
 
魚を持ったまま風に乗って飛んでいるオジロワシの幼鳥です
 
ミサゴも飛んでいます
 
中型猛禽類のミサゴです
 
今度はオオワシが飛んできました
 
オオワシです
 
上昇したり下降したりしているオオワシです
 
 オオワシは木のテッペンに止まりこの後動きませんでしたが、オオワシの視線の先を見ると、なんと
 
 オジロワシの成鳥が飛んでいました。先ほど飛んでいた幼鳥の親鳥なのでしょうか?
 
横切るオジロワシの成鳥です
 
オジロワシの成鳥が林の方へ行きます
 
 遠くの枯れ木に止まったオジロワシの成鳥です。オオワシとオジロワシは各々木に止まったままなので飛ぶのを待ちましたが、中々どちらも飛び立たないので私は根負けして帰りました