日時:2024年1月20日

 

コース:東松島市・野蒜海岸→須賀神社→龍口神社・龍ノ口山→舟島山→和渕山

 

 日の出前に東松島市の野蒜海岸にご来光を見に来ました。※先月(2023.12 )翌年の干支の辰にちなみ、流木でできた龍の像が野蒜海岸に登場した。砂の彫刻家で市地域おこし協力隊員の保坂俊彦さんが制作した。像は1月いっぱい公開する予定(河北新報など)

 

 

 野蒜海岸で拝む龍の背中に出たご来光です。この時期は金華山の右側の水平線からの日の出でした。※龍の大きさは幅約3.5メートル、高さ約2メートル。目や爪は貝殻、ひげはツタと、海岸にある物を生かして作り上げた(河北新報など)

 

 ご来光が昇ってきて「火の玉」を掴む龍ですね。今度はカメラを左側に移動し太陽を龍の口元に近づけます。※カメラマンが多く撮り終わった方から場所を譲ってもらいます

 

 ご来光を龍の口元に合わせました。まさに火を吐く龍で「燃えよドラゴン」?ですね。思わずアチョー 

 

 ご来光を抱きかかえた保坂俊彦さん作成の龍です。龍は今月中展示しているそうです。龍を見た後は、同じ東松島市の「昇り龍」が有る須賀神社へ行きます

 

 

「昇り龍」が有る須賀神社へ

 東松島市の矢本地区の須賀神社です。須賀神社は今年の干支にまつわる「昇り龍」が有る神社で、鳥居脇に「昇り龍」が書かれた須賀神社のポスターが張って有ります。また神社境内には樹齢約800年の欅の御神木もあります

 

 須賀神社拝殿の左右の柱部分には、大きな2体の「昇り龍」がいます。

※四日前(1月16日)にTBS「マツコの知らない世界」の「開運神社の世界」で、この「須賀神社」が紹介されたそうなので、帰宅後「見逃し配信」で見てみました

 

 拝殿に向かって左の柱の「昇り龍(左)」と右の柱の「昇り龍(右)」の彫刻です。※この昇り龍は境内にある欅を使用したもので、龍を彫った旅人は名も告げず立ち去ったという伝承が残っています。

 

 須賀神社の欅の御神木です。樹齢約800年の変わった大木なので、良くみると「裏側もご覧ください」と札が有ったので、裏に回って見てみました。子宝・子授けの「宝こぶの欅」と呼ばれているのが納得しました。

 この後、隣町の旧河南町の干支の山・龍ノ口山へ行きます

 

 

龍ノ口山と舟島山と和渕山

   (宮城県)

 

 東側から眺める舟島山と龍ノ口山です。当日は早朝から「野蒜海岸の龍」と「須賀神社の昇り龍」を見て来たので、今度は今年の「干支の山」龍ノ口山を登ります。その後、舟島山と和渕山も登ります

 

 

 龍ノ口山の入口の龍口神社の大鳥居の脇に、「竜神の神」と書かれた幟が立っています

 

 龍口神社社殿です。※龍口神社は古くから五穀豊穣の神、安産の神として霊験あらたかである。境内地内に現存する龍神の詞碑、石鳥居など神社信仰の厚さと歴史を偲ばせる。(神社庁HP)

 

 龍口神社の奥之院です。社殿より高所の奥之院の前には、龍体(ご神体)の巨岩が有ります

 

 龍ノ口山へは、奥之院から先の急勾配の階段を登ると平坦な山道になりますが、周囲は刈払いされておらずヤブで展望は有りません

 

 山頂広場の南側の小高い所が今年の「干支の山・龍ノ口山」の山頂で3等三角点(点名・龍口81m)が有りました

 

 龍ノ口山の山頂から南側のヤブ尾根を下り周回します。ヤブ尾根に薄い踏み跡が有りそのまま下ると墓地に出て、そこから薄い踏み跡を下ると竜口神社手前に出ました。この後、舟島山へ行きます

 

舟島山

 広々とした田んぼの中に小さな島?舟島山(ふなじまやま)が有ります。舟島の南端に説明標柱が有ります。説明によると、昔は海でここは島だったようで、坂上田村麻呂がこの島に船をつけたのが名前の由来のようです。

 舟島山は南北に長い山で登山道は有りませんので南端から取りつきヤブを登ります

 

 舟島山は三角点、水準点などが無い標高がわずか18mの山です。山頂?らしき場所周辺を探索しましたが人工物は有りませんでしたので、北側へヤブを下ります

 

北側へ下り進むと石碑?墓地?が有り西側へお参り路が有りました

 

 石碑?墓地?から下り、西側の畦道を歩き南側の標柱の所へ周回し戻りました。次は和渕山へ行きます

 

和渕山

 北側から眺める和渕山と船のように浮かんでいる舟島山(右)です。和渕山は南側に和渕神社が有り、そこから山頂への道が有りましたが今は整備されていないそうなので、今回は北側の林道から登ります。※舟島に着いた坂上田村麻呂は和渕山麓に船を留め船澤山頂(和渕山)に宮柱を立て神様を祭祀した(河南町教育委員会)

 

 北側の和渕山林道入口の通行止めのゲートです。南側にもゲートが有ります

 

 林道は落ち葉が堆積していて、また路肩が一部崩れているところが数ヶ所有りました

 

鉄塔の先の林道はヤブに覆われています。正面右に山頂方面が見えます

 

 和渕山頂へは林道から離れて尾根道を登ります。入口に赤青のテープが下がっていました

 

 尾根道は左(東)側は植林帯で右(西)側は密生した笹ヤブが続いています

 

 和渕山の3等三角点(点名・小屋場173m)です。隣に御料局三角点も有りました。現在はヤブに囲まれて展望は全く有りません。古いガイドブックなどでは山頂は「草原で展望が有った」と書かれているので、今は信じられませんね

 

 南側の和渕神社への道を確認したいので下りますが、途中から不明でヤブになり、廃道になっているかも知れません

 

頃合いをみて尾根から南側の林道へヤブ斜面を下りました

 

山頂直下の林道を戻ります

 

帰路に林道から眺めた泉ヶ岳~北泉ヶ岳です

 


当日見たオジロワシとオオワシ

遠くに白く見えたのは、オジロワシの幼鳥でしょうか?

 

全身がまだ白いです

 

オオワシが頭上を飛んで行きます

 

よく見ると魚を掴んでいます

 

遠くで食べるのでしょうか?