おはようございます!たかはしゆうこです。

心配していた台風は、夜に過ぎたみたいですね。

ただ、ずーっと天気が悪くて…

洗濯物が乾かなくてイラッとする~

ので、そろそろ乾燥機つき洗濯機が欲しい…。

 

さて、一昨日21日は、きつねさん

小講義Aを受講してきました。

タイトルの通り、きつね式解釈での

イエス像を学んでまいりました。

 

…これねー

一言で表現しちゃうと

 

私は納得

 

って感じなのだが

かなーり

人によっては…えええええーーーーーーー?ガーン

なことも含まれている。

 

実際、自宅に戻ってから夫に

 

今日はどんな話だったの?

「聖☆おにいさんネタはあった?」←夫の最大の関心事

 

と聞かれたので…

う、うん…どちらかというと、そっちに寄せてはないけど

新解釈のイエス像だったよ。

という話はしたのですが

夫的に「終末論否定」のイエスというのは

受け入れがたかったらしく、しばらく議論に。

(といってもケンカじゃないです、大丈夫☆)

 

まあ、あれですよ。

4時間かけて話すことをブログにまとめるったって

きつねさんの講座は、いつもきちんと細部において

どこにどれが入るかが

すごく大事な構成になっているので

うまく伝わらないわけです。

 

が、ひとつ言えるのは!

あの場では言わなかったんですが…

 

私、大学時代のゼミで聖書と各地の神話を

研究したのだけどね。

私は福祉系大学だから、あくまでも、教養課程で。

 

あの時疑問に思ったこと

聖書に対して抱いた違和感

 

根こそぎ、講師殿に解消してもらいました。今回。

 

ちなみに、私の場合はミッション系大学ではなかったし

そのゼミの教授はキリスト教徒ではなかったので

 

結論として

「聖書は世界の神話のモチーフを

切り貼りしている側面がある」

と、とんでもないレポートを提出しているのだが。

(単位はちゃんともらえたよ!S先生ありがとう)

 

一昨日のきつね式解釈を聞く限り…

聖書1冊読んだ甲斐があったわ。私。

ホント読みづらいし、筋が通ってないと思ったけど

伯母がいわゆるキリスト教のアレな教団に入っていて

幼い頃から何度も終末論を聞かされていた私にとって

原典に触れてみるというのは大事だったのだと思う。

そして、玉石混交という言葉通り

その中には珠玉の叡智もたくさん含まれている。

 

ただし、だからこそ

解釈が難しすぎる&宗教として布教する上で

都合の良い部分を追加してしまっているので

私がゼミのレポートで書いたように

後から追加されてそうなエピソードが散見されるのだ。

 

まあ、私はここを変だなと思いながらも

スルーしてしまう浅さが、講師殿との違いなのだろう…

ううっ、もっと精進します。

 

そうそう、その時に講師殿が

「批判と批評と誹謗中傷は違う」

という話もしていた。

私も、このことは以前からずっと感じていた。

この十二国記シリーズの中でも

「責難は成事にあらず」

という言葉が出てくる。

「誰かを責めたり、何かを非難はできるが、

それは何かを成したことにはならない」

つまり、それはダメだ、違う、と言うことは簡単だが

まず事を成してみてから、異論を唱える。

ということだ、と私は胸を突かれた言葉で

今も心に留めていることです。

 

きつねさんの講義の筋はここにちゃんと通されていて

いつでも、何かを批判する時に

ただの悪口じゃない。ただの悪口は誹謗中傷だから。

そして何の根拠もなく、自分の言っていることは正しい、

ときつねさんは考えていない。

いつでも検証を重ねているし、自身も実践している。

それに、俺は正しいとも言っていないしね。

こういう考え方もできるよ、と

世の中で「常識」「通説」とされていることを

反転させて見せてくれるだけなので。

 

だから、聖書の中でのイエス像の違いなどは

聞いていてとても痛快だった。

 

もちろん、今回きつねさんが持ってきてくれた

イエス像が正しいということではない。

 

もしかしたら、そういう解釈もできるのかも、

ということだし。

そもそも100年前の人のことだって

伝わっているエピソードをつなげてみて

「こういう人だったのかな」

と想像することしかできないからこそ

写真が残ってて、言動もある程度分かっている

土方歳三という方も(この方148年前に没)

写真ではこうだけど

 

こうなっちゃったりするわけじゃん?(笑)

 

こんなのもあったか…

※両方ともプレイはしてません。あしからずー

 

あと、真面目に語ると

司馬遼太郎先生が「新撰組血風録」

を書いてくれたおかげで、イメージが回復したけど

新撰組、殺戮集団として悪役扱いが多かったですから…。

そういう、後世の脚色やその時の何かに合わせた

改ざんというのも、当然起こってくるであろうと。

 

だからね、私的には

これでも

これでも

アリだと思うわけだけど。

それがあたかも「真実」であるように

なってしまうのは、ちょっと違うのかなと感じる。

 

きつね式解釈のイエス像で一番心に響いたのは

「今ここではなく過去や未来に軸を置いてしまっている」

人々に対して

「常に今ここに軸を置く」

をやり続けた人なのではないか?

いつか来る天国に意識を向けず

自分が過去に犯した罪で裁かれるのではと後悔するでもなく

「今ここに天国をおろす」

 

「古くやさしい~」にもつながるし

きつね式美学なのだろうなと思いました。

私がたまらなく、きつねさんの話が好きなのも

ここなのだろうと。

 

そしてここからが真骨頂ですね。

 

イエス自ら設定したとされる呪文

「主の祈り」を焦点にして、

この本(聖書)と、この世界最大の宗教と

私たちはどう向き合うべきか?

という疑問と対峙していきます。

 

この、小講義Aの説明文どおり。

「主の祈り」きつね式バージョン。

 

これが、ものすごく強力だった。

エネルギーがぐわんぐわん動くのが分かった。

「祈り」って、本来こういうことなのだろう。

と感じるものだった。

 

いやー…

「宗教」という形が、私には合わないってつくづく実感。

何かを「信じる」って

「その神様(仏様)を信じることで救われる」

とかそういうレベルの話じゃない。

ここでも、ずーっと感じていた「変だな」が

ぽろっと剥がれ落ちた。

この時感じた感覚はすごかった。

あの想いで いのる=神の息に乗る

それは、自分の小さなエゴを超えて

宇宙と響き合うことなのだろうと思いました。

 

小講義Aは東久留米でもやってもらいたいわ~。

聞きたい人、手を挙げて♪

 

きつね式イエス像は、すこぶる納得だったわけだけど。

ただ、私の中で捉えたイエスは、

きつねさんの語るイエス像より

ほんの少し、魚座に寄せてるイメージで。

というより、乙女座-魚座 の「治癒」のラインを

限りなく美しく統合した人物だったように感じたのです。

体のほうから心の軸ぶれも治せるけど

もっと、心ごと溶解させるような。

きつねさんは

「無条件の愛を持った~の人物像は

後からのつけたしだと思う」

と言ってたけど、その一点に関しては

私は少し意見が違う。

乙女座も魚座も「人間らしさを取り戻す」

関口シュン先生がよく仰るけど

もしきつねさんが言うように、一瞬で軸ぶれがわかって

それを治せる凄腕ヒーラーだったとしたら

宇宙やもっと大きなものの秩序に、自然と自分を

合わせているはずだから、

やっぱり無条件の愛を持っているし

また、魚座的な世界は「それが当たり前」だから。

丁寧な職人気質は間違いなく、乙女座的なので

これに双子座の「とんち」と射手座の「国際感覚」を

上手に取り入れた、柔軟サインの達人が、

ナザレのイエスという男、だったのかもしれないね。

そして心は誰より熱い、情熱家でもあって。

でも、この方が生き生きとしてくる。

 

相変わらずのきつねワールド展開でした。

素晴らしかったです。

 

というわけで、メシア(イエス・キリスト)とは

だいぶかけ離れたお話の小講義Aですが。

そもそも、占星術的なお話でも

イエス・キリストの誕生日は12月25日ではない

と思われるので(だいたい山羊座…???と思うよね)。

ただ、中世にイエス・キリストのホロスコープを見た

チェッコ・ダスコリという人物は、

火あぶりにあっていますので

私もあえて、ホロスコープは見ませんからね~。

 

で。面白いもの見つけたのは

キリスト教系のHPの中でも

「12月25日をイエス様のお誕生日とするのは間違いで

それは異端の神のお祭りの日だったわけだから

サタンの計略にはまってはいけません」

と書いているところがあったのです。

…すごいなあ…この世界観…。これについていけないんだ…

 

私は、12月25日を「イエス・キリストの誕生日」

として祝うというよりは

「陰極まり陽に転ずる」

冬至のお祭りと結び付けたという由緒の通り

「暗闇の中から一筋の光を見つけていく」

を、今ここで体現した方としてのリスペクトを込めて

その日に、イエス様に心を向けてみたい。

何しろ、 「太陽の復活と大地の復活を象徴」する日。

今年は、その頃にこの方と一緒に

また企画を1つやろうと思っています。

近々告知を始められるようにしたいと思います。

 

このレポできつね成分(笑)がほしくなった方

「天使のトリヴィア」

東久留米で11/21開催ですからね。

今回のイエスの話は出ませんが

マイスター・エックハルトのお話はあります。

 

あと、小講義Aで出てきた

↑の絵。講師殿お気に入りらしいけど、私も好き。

どうしてこうなるのか?は、ちょっと出てきます。

「天使のトリヴィア」はどなたでも参加できますし

私のこのレポにもあるように

天使の話というよりは

「レジリエンス」折れない心の作り方

についての、きつねさんなりの解釈でのお話です。

でも神学と心理学のことも入りますので

天使も関係はあります。

11月21日(火)10時半~13時半(予定)
お申し込みはこちらから

 

あと、小講義Aは埼玉で11/7に開催があります。

カッテニキツネサンサイト

にも掲載されています。

 

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虹10月・11月の予定・対面個人セッション可能日
10月・11月の日程はこちらに出しました。
夜のSkype(22時~)やFacebookのメッセンジャーは
基本的に火曜・土曜以外の日に
対応となります。お問い合わせ下さいね。

虹地味に継続中!
こちらのボイジャータロットのメールリーディング。
メールでのやり取りなのですが、
引いたカードから感じることを伝えてもらって
それをもとにセッションを展開していますので、
その人に必要なことがうかびあがってきます。
9枚引きでお届けしています。かなりお得。
メールリーディング「ボイジャーからのメッセージ」

虹やってみよう!進化体操
『不自然にがんばって疲労した心身を、
自然な進化していく心身に。』
11月17日(金)10:00~11:40
可能な方はその後ランチ♪
詳細はこちらです☆
 

虹感情・感覚を伝え合おう(星の対話会)
11月に長野県上田市で開催予定です。
「星の」となっていますが、占星術のことを学ぶのではなく

自分の感覚・感情を味わい、伝える場です。

いろんなワークを通じて、自分の感じ方や感覚の個性を

シェアできるようにしていきたいと思います。

詳しくはこちら

 

虹星のまなびば~四大元素を感じる

対話を通じて、自分の中にある想いを感じる場です。

次回星のまなびばは、4エレメントのことを中心に

対話を広げていきます。

しかし「4エレメント(四大元素)」といっても

占星術のことではなく、世界を構成する元素のこと。

ヨーロッパでは四大元素、中国やインドでは五大元素。

その辺りも含め、自分のこと、相手のこと、地球のこと。

いろんな形で、世界を感じる場になりそうです。

詳しくはこちら

お申し込みはこちら 残席2名。


今日もお読み下さいましてありがとうございました♪