YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -129ページ目

脳出血⑧【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸…

数十年前まで、脳卒中になったらその場から動かすな!が常識でした。

でも現在は違います。

いち早く病院に運び、脳卒中専門のチームが診療することで、死亡率を低下させたり、退院後の生活動作をよくしたりすることが可能だと分かっているからです。

たとえ軽い症状でも、時間がたつほどに症状が重くなることがありますので、早く病院にたどり着くようにしましょう。

病院に着いて、脳出血の診断がついたら即、入院し、治療開始です。

脳出血は、破れた血管から脳の中にあふれ出す血液が止まらなければ、麻痺が強くなったり、呼吸が不安定になったり、意識が低下してしまいます。

また、出血の周りの脳は、炎症を起こして腫れてきます。

この脳の腫れによっても症状が悪くなってしまいます。

最初の数日間の治療がとても大切です。

入院中は、ベッドで安静にし、高血圧の治療が行われます。

血管から脳へあふれ出る血液を少なくするためには、血圧を下げた方がよいと考えられていますが、どのくらいまで下げればよいかは、まだはっきり分かっていません。

最近は、収縮期血圧(血圧の上の数値)を140mmHg程度まで薬で下げることが多いようです。

ただし、個々の患者さんの状況によって、この目標値は変わります。

そのほか、脳の腫れが起きてきた場合は脳の腫れをとる薬を使用したり、呼吸の状態が悪い場合は人工呼吸器を使用したりします。

また脳出血のストレスによる胃潰瘍や、肺炎などの感染症の治療、さらに安静にしている間に足の静脈にできる血の塊を予防する治療などを行います。

最近は、抗血栓薬を服用している脳出血患者が多く、この場合原則として抗血栓薬はいったん中止します。

一部の抗血栓薬に対しては、その効果を急速に弱くする中和薬があり、それを投与する場合があります。

このように、脳卒中専門のチームは、頭だけではなく全身の治療を注意深く行うわけですが、それでも症状が悪くなってしまうときは、手術が必要になる場合があります。

頭の骨を開けて、血の塊を取り除いたり、脳の中にたまった水を外に出して脳の圧迫を減らしたりする手術です。

手術によって退院後の生活動作がよくなることを期待できる方もいますが、残念ながら脳出血の症状を手術でなくしてしまうことはできません。

血管からあふれ出た血液による圧迫で破壊された脳の傷は、血液を取り除いても残ってしまうからです。

出血の場所によって手術が難しい方もいます。

いずれにせよ、脳卒中専門のチームがよく考え、患者さんやご家族と相談して手術をするかどうか判断をします。

 

 

 

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脳出血⑦【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】

脳卒中が疑われる人がいたら顔、腕およびことばの3つの症状の確認を行い、該当する症状があったら迷わず救急車を呼んでください。

 

【1】Face(フェイス)
顔の麻痺が起こると、顔の片側が下がったり、ゆがんだりします。うまく笑えなくなります。

 

【2】Arm(アーム)
腕の麻痺が起こると、片腕がだらりと下がったままになり、両腕を同じように上げることができません。

 

【3】Speech(スピーチ)
ろれつが回らない、思うように喋れないといった症状が現れます。

 

【4】Time(タイム)
「何時に発症したのか」という情報があると、治療をスムーズに行えます。

慌てていても必ず時間を確認しましょう。また、一刻も早く治療を受けることも含んでいます。

 

これらの頭文字を並べて「FAST(ファスト)」と称します。

 

 

 

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脳出血⑥【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸…

では、脳出血にならないためにはどうしたらいいでしょう。

それを知るためにはその原因が何かを知っておかねばなりません。

脳出血の最大の原因は、ずばり高血圧です。

長年血圧が高いままほうっておくと、脳の血管に負担がかかり続け、極めて細い動脈の壁が傷んで血管壊死という状態になり、ついには破れて血管の外、つまり脳の中に血液があふれ出てしまうのです。

さらに言いますと、高血圧は血管を傷め、動脈硬化の原因となりますから、心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患、くも膜下出血などの病気の主要な原因の一つでもあります。

血圧が短時間で急に高くなったときに発作が起きやすくなります。

具体的には入浴(とくに冬から春)、トイレでのいきみ、飲酒、喫煙などが発作の引き金となります。

高血圧は生活習慣病、つまり塩分の取りすぎや偏食、喫煙、飲酒、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣が原因ですから、脳出血を含む脳卒中(加えて心筋梗塞などの動脈硬化性疾患も)は、生活習慣の乱れがそもそもの原因と言うことができます。

ですから、脳出血は基本的に遺伝する病気ではありません。

ご両親が脳出血を患っていたとしても、自分もいつか脳出血になってしまうのではないかと心配する必要はありません。

しかし、生活習慣は小さな頃から一緒に生活してきた親と似てしまうものです。

ご両親が脳卒中を患った、高血圧であった、などという場合、自分は塩分を取りすぎる生活をしていないか、お酒の量は多すぎないか、運動する習慣は身についているか、などの視点で生活習慣を振り返り、もし問題があれば、ご自分の強い意志で生活習慣改善に取り組んでほしいと思います。

脳出血のその他の原因として、脳血管の異常(動脈瘤、血管奇形、もやもや病など)や、脳腫瘍からの出血、血液の病気、肝臓の病気、重症感染症などがありますが、それほど頻度が高いわけではありません。

繰り返しますが、問題は生活習慣病です。

だから、一番注意を払ってほしいのは、病気をしたことがなく病院にかかっていない方も、1年に1回ぐらいは健康診断を受け、自分の体の状態、生活習慣の乱れをよく知っておくことが重要なのです。

高血圧がなくても脳のいろいろなところの血管がもろくなり、脳出血を繰り返し起こしてしまうやっかいな病気です。

少なくとも、血圧が高くならないようにする、抗血栓薬を使いすぎないようにする、などの注意が必要でしょう。

寒い季節の入浴の前には、脱衣場と浴室を室温に近付けておくことが勧められます。

また、湯船はややぬるめがよいでしょう。

そして長湯はさけましょう。

 

 

 

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