認知症⑧【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
認知症症状を示してはいるものの、本当の認知症ではないという病気も知られています。
この一見認知症にみえる状態を、仮性認知症と呼んでいます。
仮性認知症を示す代表的な疾患として、うつ病があります。
うつ病は本来、感情の障害で知能の障害はありません。
気分が沈み何事にも興味を失い、食欲低下と不眠にさいなまれます。
若年者の場合はうつ病とわかりますが、高齢者では何もしない、できない状態が認知症と紛らわしくなります。
時には妄想を言うこともありますから、認知症と見誤られるのです。
放置すると自殺したり、慢性化で寝たきりに移行してしまいます。
早めの診断と治療が大切です。
この他に認知症と紛らわしい状態に「せん妄」という病態があります。
これは重い病気や骨折などの外傷、強いストレスが引き金になって一時的に意識が曇り、記憶障害や見当識障害が起こった状態です。
幻覚や妄想が出て、行動がおかしくなります。
見た目には認知症と同じ症状を示しますが、認知症の起こりかたが急激で、一両日のうちに一気に重い状態になり、体の病気やストレスが軽快すると消失します。
正常だった高齢者が、入院や病気をきっかけに急に悪化するのが特徴ですから、注意が必要です。
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認知症⑦【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
認知症と遺伝
認知症が遺伝するかどうか心配されている方も多いでしょう。
たしかに、現在の研究では、認知症の発症に関わる遺伝子がいくつかあることがわかっています。
しかし、家族が認知症であっても発症しない人も多く、発症したとしても、それが遺伝の影響である可能性は低いものです。
例えば「アルツハイマー型認知症」では、高齢になるほど発症率が上がることから、加齢の影響が大きく遺伝の影響は少ないと考えられます。
遺伝の影響があるとされる「若年性アルツハイマー病」でも、発症した人のうち遺伝が疑われるのは約1割、遺伝子の影響が明らかなのはさらにその半分程度といわれています。
認知症の発症にはいろいろな要因が複雑に関係しています。
認知症予防の観点から見れば、遺伝を心配して気分が沈んでしまうのは、よくありません。
毎日をいきいきと前向きに過ごし、予防に目を向けていきましょう。
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認知症⑥【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢方鍼灸院へ】
介護疲れしないための工夫
特に在宅で認知症の人を家族介護する場合は、家族にも身心の負担が大きく、疲労が溜まります。
介護疲れしないための工夫についてご紹介します。
大事なのは、一人で抱え込まずに周囲を頼ることです。
家族介護者は介護の専門家ではないのですから、一人でできないことがあって当たり前です。
手始めに家族のほかのメンバーや親戚に相談しても良いでしょう。
また、専門機関に相談することも大切です。
保健センター、高齢者相談センター(地域包括支援センター)、在宅介護支援センターなどさまざまな窓口で専門家に相談することができます。
自治体や福祉団体などが開催する介護教室に参加したり、介護の動画などで専門家から学ぶ方法もあります。
介護には休みがありません。
しかし、介護する側にも一時的休止(レスパイト)は不可欠です。
そのための支援をレスパイトサービスと呼び、介護保険を利用して介護サービスを受けることができます。
在宅で家族介護をする場合、ホームヘルパーによる訪問介護を利用すれば、家族介護者にとって一時的な休息になります。
サービス内容は排泄、入浴などの身体介護、料理、洗濯などの生活援助です。
また、生活圏の地域にある介護事業所の利用者となって通所し、必要なときは宿泊もできる「小規模多機能型居宅介護」というサービスもあります。
「認知症対応型通所介護」は認知症の65歳以上の要介護者がデイサービスセンターなどを利用できるというものです。
一方、「認知症対応型共同生活介護」なら、グループホームで認知症の人たちが共同生活を送ることができます。
認知症の要介護者に対応している介護施設としては、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設(2017年度末廃止)があります。
要介護度や本人の意思など状況に応じて効果的な利用を検討してください。
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