「歌謡曲バー」で趣味起業を成功させる小さなコツ -5ページ目

それまでの業界からはありえないからこそ!

前回の投稿の記事について、
以下のようなコメントを頂きました。

(公開コメントなんで読まれた方もいると思います)

>そういうことするから、夜の業界素人オーナーが増えてつまらなくなるんですよ。あんちょこですね。

「あんちょこ」は恐らく、「あんちょく=安直」
の間違いでしょうか。


ご指摘はよくわかります。


確かに、業界に詳しい方、
バーという商売をよく知る方、
からすれば、

この「歌謡曲バー」は、

首をひねる部分が多いのだと思います。


そんなんでいいわけない・・・

そんなに甘くない・・・


ただ、あえて言わせていただければ、
それまでの業界からみて、

  甘いなぁ、素人発想だなぁ

と思われるからこそ、

 「新しい業態」

なんです。


その商売をよく知る方からみて、

 イイところに目をつけてる

 コレなら流行る

と言われるような、商売というのは、

すでにその業界のあちこちでやられてる、

というものだと思います。


とくに、夜の商売を含めた飲食業のような、
競争の厳しい業界の場合は、
そのくらい皆さん「頭」を使っています。


竹村は、これまでにも沢山の

  「新しい商売」

に関わってきました。


その時に必ず言われるんですね。

 (そのアイデアは)無理
 (この商売を)わかってない
 (この業界は)甘くない


例を出せば、

 「牛角」の時も散々言われました。

   「(牛肉の)流通」で必ずひっかかる

   30坪の店を社員1名でなんて無理

というようなことから、

   薄暗い焼肉屋なんてありえない

なんてことまで言われました。


薄暗い焼肉屋は、「掃除」が行き届かないので、
すぐに(油で)ベトベトな店になる、

というのです。

今から思えば笑ってしまうような話ですが、
当時の焼肉業界からすると、的を得たアドバイス、
なのかもしれません。


中古車買取専門店 の ガリバー も、

中古車業界をよく知る方からは、

ビジネスモデル事態、「ありえない」と言われました。


それが「成功」したから、

業界を変えるくらいの「新市場」

ができたわけです。



ちょっと話が大きくなりすぎました。



そして、業界をよく知る方が首をひねった商売が、
全てうまく行った

わけではありません。


確かに「新しい商売」だったが、やはり無理だった

というもの経験しました。


ただ、

「新しい商売」というのはそれまでの業界常識からすると、

  無理だ

  甘い

  ???

というものだ、

ということは認識すべきだと思います。



そこにこそ、

 素人がその業界に参入できるチャンス

がある、と思っています。


(次回木曜日更新します)































 













小さな「歌謡曲バー」における平日5万円の売上の忙しさ、とは?

昨日は、店長が休日のため、
竹村がお店に入りました。

売上は5万を超えて平日としてはソコソコの売上でした。

「平日の売上」というのはなかなかよめない部分があります。
事前に「予約」とかが入っていれば別ですが。

今週は、月曜日、火曜日とも50000円を超ました。
でも、これがずっと続くか?というとまさに「よめない」わけで、
天候とかが大きく崩れれば20000円を割り込む日、
なんかもあります。

さて、ここで、

  「歌謡曲バーにおける平日50000円の忙しさ」

とはどんなものか?書いてみたいと思います。


週末は軽く100000円超える日もあるわけですが、
その分、スタッフもピーク時3人(店長+バイト2名)、
深夜帯でも2名体制でシフトを組んでいますから問題ありません。

が、平日は1.5人体制です。
基本は店長1名とバイトの子が3H ~4Hの勤務シフトです。

ここに、50000円売上、例えば昨日でいうと、
7組21名のお客様にいらしていただきました。

これは、けっこうな忙しさ、ではあります。

ただ、1.5人体制で回せないか?
というと、何とかはなってしまいます。
(ちなみにお店は25席です)

昨日の感覚で言えば、
お客様の2組入店時間が重なった、
23時ころに一瞬ピンチがありましたが、
それ以外は、

 心地良い忙しさ

だったと思います。

23時過ぎは「満卓」状態ではありましたが、

1)飲み放題のお客様が多い
2)フードの注文がない
3)お客さん同士がかってにからんで楽しくやっている

ので、なんとか店は回ります。

1)についてですが、
これで、通常の「バー」のように、
カクテルのメニューなんかがたくさんあったら、
やはり対応できないと思います。
「歌謡曲バー」の場合、昨日も作っていたのは
8割以上が酎ハイ、サワーとハイボール。
「飲み補題」のお客様は、「同じのもう一杯!」で楽ですし、
あと、「会計」が本当に楽なんです。

そして2)。
これも厨房で調理する、というメニューがあったら、無理です。
昨日は、シューマイ、焼きそば、枝豆、
なんかのメニューが出てましたが、どれも「レンジ調理」です。
とはいえ「味」についてどうこう、というお客様はいません。

要は、お客様は「歌謡曲バーで楽しく騒ぐ!」のが目的で来られて、
テンションを上げるためにドリンクを飲む、
小腹が空いたら何か食べる、という感じなので、
チューハイ、ハイボール、レンジメニュー、
で充分満足いただけるわけです。

あと、3)、も少ないスタッフでやれる大きな理由ですね。

スタッフがトークで接客しなければならない、
となったらとてもこの人数ではやれません。

もちろん、お客様がカウンターに2組だけ、
なんて場合は、いろいろお話させていただくんですが、
基本、各卓にお客様が入ってきたら、「放置プレイ」。

でも、お客様同士が、勝手に盛り上がってくれるのが、
「歌謡曲バー」の良いところ、です。

昨日も、バイトの子はまだまだ盛り上がっているお客様と、
私一人を残して終電で帰って行きました・・・

他のお店ではなかなかこうはいかない、と思います。









新橋、スポットライトさんです。

先月新橋に進出した、スポットライトさんです。
掲載したつもりでしたが、
「写真」は一度もUPしておりませんでした・・・

福岡のお店同様、ミラーボールがゴージャスです。

というか、日本で今一番ゴージャスな歌謡曲バーですね。

特徴は、なんといっても、

「レコード」で選べること。


店内中央のスペースにシングルレコードが並べられており、

それを手に取りながら選んで、

「次コレを!」という形でリクエストできます。


歌謡曲好きの方には説明の必要は無いかとも思いますが、

この、

当時の「ジャケット写真」

というのが、素晴らしいんですね。


思い出も目次になっており、

良い思い出にひたれます。。。


週末はかなり混んでいますが、

他の歌謡曲バーより「大箱」ですので、入れると思います。


スタッフも博多で経験を積んだ方がきているようで、

オペレーションも完璧でした。


飲み放題2時間で3300円です。(ショットもあり)