ネタ欠乏症は結構深刻で、未だに「これはっ!」と思うネタに巡り合えていません。

 

しかしっ、

 

「これ、どうかな?」というネタが一つありましたのでご紹介します。それは、

 

じゃんけん。

 

「はぁ、それがネタ?」と思われるでしょうが、「人間が二人、じゃんけんをする場合、そこには高度な戦略的(注)状況が存在する」と思います。

注:Strategic. かのマッキンゼーの日本支社長であった大前研一氏によれば(注の注)、「人の意思決定が他者の意思決定に影響され、またそれが他者の意思決定に影響を与える"interactive"な状況」と記憶しています。

注の注:昔読んだ「企業参謀~戦略的思考とはなにか」に出ていました。

 

要すれば、当事者間の「手の読み合い」ということです。これを情報処理的にどう料理するか?ということは、

(1)統計的アプローチ(出された手の履歴から頻出性等を解析する)、

(2)心理学的アプローチ(プレーヤーの行動特性を出す手の履歴から解析する)、

(3)機械学習的アプローチ(どのような学習方法にするかは別として、発生結果から学習させるアルゴリズムを使う)

等が考えられ、十分にコンピュータープログラミングネタになりえます。

 

と思って、早速関連情報を求めてググってみると、こんなの(↓)

が見つかりました。

 

 

「どれどれ」と中身を覗いてみると、

 

うわっ、きたなっ!(篠本さん、スミマセン、m_(__)_m)

 

と思ってしまうコーディングです。

(1)"#include<math.h>"→このライブラリーは使用されていません。

(2)"#define N 5"→この定数定義は何なのでしょう?

(3)"int perceptron(int m, int x[], int w[], int v[])"→久々に[]を使った配列参照渡しを見ました。また、変数が何を意味しているのか、名称からは全く読み取れません。(コメントもあるのですが、「予測ユニット」等が何かわかりませんし、「3ビット右」と書かれていても、ビット操作はしておらず、単に配列を上位に3つシフトしているだけです。)

(4)"int i,j,k,kmax,vmax,prec[3];"→最初のi、j、kは一般カウンターとして使われており、またkだったりiだったり、一定ではなく、iとjだけでも書けてしまいます。

(5)" if(m <= 0) goto end;"→なかなかC言語で"goto"文を見ることはできません。

etc、etc

 

別にこのプログラムをディスるのが目的ではなく、このような書き方をしていると何をどうしているのかのアルゴリズム理解が非常に難しくなり、私の場合「やる気」が出てきてしまいました。

 

と、いうのは

 

最初の関数、"int perceptron(int m, int x[], int w[], int v[])"のperceptron(パーセプトロン)に引っ掛かり、意味を調べてみるうちに興味をひかれた(注)こともあります。

注:<参考:パーセプトロンについて>
wiki パーセプトロン  (周辺知識もある)
パーセプトロンとは?  (分かり易い)
パーセプトロンの仕組みや用語についての解説  (ちょっと単純か)

 

ニューラルネット、機械学習云々は取り敢えず置いておいて、コードの長さや予測関数一つなので大げさなことはやっていないと思われましたが、

 

あーだ、こーだいうのは先ずは、何をしているのか分かってから

 

ということで先ずは解析の為にC++で書き直してみようと考えています。

 

冗談でなく、本当に燃え尽き、ネタ尽きでウロウロせざるを得ない状態です。(尚、Daggerfallは結局、DOS版のデータをUnity版で承継して、サイズの大きなDOS版はアンインストールしました。())

:前に「Daggerfall Unity版はDOS版が必要」と書きましたが、これは"Yes and No"で、Unity版にDOS版のファイルすべては必要ではなく、DOS版のARENA2フォールダー内の全ファイルとSAVE0-5までのフォールダーとファイルを、Unity版の"...\Daggerfall\DaggerfallUnity_Data\StreamingAssets\GameFiles"にコピーしてやれば、DOS版を消去しても大丈夫でした。

 

ということで、

 

今日もトーシロプログラマーの私ですが、一つシステム開発がらみで書いておこうと思います。そのネタは本日の新聞で「11月までに利用率50%が目標」という、

 

マイナ保険証

 

のことです。

 

私も昔々、情報セキュリティもコンプライアンスも行く勝った時代、米国現地法人の基幹業務データベース(dBaseIVで構築しましたが、何か?)、日本の本社の「課のローカルネットワーク」(まだ他の人はMS-DOSベースの東芝ラップトップで「一太郎」を使っていましたが、何か?-こんなことを勝手にやってもだれも認知していませんでしたね。)、シンガポール現法の業務用データベース等を開発したことがありました()ので、ソフト開発(というか、今の言葉でいえば、業務のDX化)には一家言あります。

:勿論、その後本社の情報セキュリティ基準に引っ掛かり、すべて廃棄または再構築することになりました。

 

それは、

 

1.良いシステムは「安全」、「安定」、「効率」、「効果」的であることは勿論、

2.ユーザーニーズをヒットし、ユーザーフレンドリーで、「思わず使いたくなるようなもの」である必要があり、

3.ユーザーの大多数が導入、利用するまでのロードマップが丁寧に、上手に描けていること。

 

だと思っていました。別の言葉でいえば、↑の1は現在の機械システムの持つ最低限の要求仕様を満たしていること、2は「

システムには機械のみならず、利用する人間の側面(”human factors")が含まれていなければならず」、3は(エントロピー変化云々を言うまでもなく)現在の状態を破壊して新しい状態に移行する為に発生することが有るべき事象を予見、以降の為の道程の立案設定、その制御策が無ければ計画が破綻する、ということです。

 

「マイナ保険証」とは、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づく「個人番号(マイナンバー)」を医療保険制度でも活用できるように、という発想で計画され、その利用支援システムが開発されたと理解していますが、昨今の主務官庁大臣発言、国民の行動動向い関わる新聞報道を見ていると、(事実かどうかは別として)次のようなことが起こっているのではないか、という

 

懸念

 

を感じます。

 

(1)「国家の開発したシステムは全国民が利用しなければならない、という誤った開発方針」→これはあり得ないし、実際「資格確認証」を交付することからも明らか。マイナ保険証は「その利用価値を認め、利用する国民が大多数になるようなユーザー利便の高いシステムを構築する」ことにとどめるべきと思われます。

(2)「利用促進のためにシステム価値とは無縁の金銭プロモーション、「昭和パワハラ的」ノルマ主義」→ユーザーが自ずと使いたくなるようなシステムの利便性を向上させることよりも、「ええい、四の五の言わずに使わんかいっ!」という(システムについては矢張り素人の方の、上から目線の)促進策により、却って反発が強まり、「報奨金をもらった後にマイナ保険証を返上」というような「起こるべくして起きた現象」を招いているように思われます。

(3)「国民、医療機関・担当者、健康保険組合等のコアうユーザーの声(反応)から、問題点の分析、解決策の策定、実行と検証・修正という当たり前のPDCA行動が欠如」→システム開発でとられて当たり前の行動がとられずに、(日本人の好きな全体主義的)一億火の玉、マイナ保険証推進!」的強行がとられているのではないかと懸念されてしまいます。

 

思い出すのは、

 

1980年代、未だ16bit MS-DOS機が(当時の)ブラウン管TVほどの大きさだった時代では、民間企業といえども開発された「On-Lineシステム」の利用促進のために従業員という、

 

下々の者に対してトップダウンでに苦行を強制

 

していたことです。(まぁ、当時はコンピューター資源、能力等が制限されていたので仕方がなかったこともありましたが。)しかし、その後インターネットの普及からシステム利用に関わる考え方が変化し、ハードウェア、ソフトウェア共に高度に発達した現在の「ネットワーク時代では、ユーザー利便の高い、且つユーザーフレンドリーなアプリしか生き残れない-会社業績も結果を出せない」という現実に直面して、上述のような開発、導入、定着策に舵を切ったのではないでしょうか?

 

しかし、何も難しい話をしているわけではありません。

 

「旅人(ユーザー)のマントを脱がせる(現状を新しい状態へ変更する)」為に北風と太陽がとった行動の結果

 

は、既にイソップ寓話でながーく語り続けられているのですから。

 

ps. 即ち、問題は極めて"Human_factor"的、社会学的なものであることに気づいてほしいな、ということです。

 

前回、DaggerfallのUnity版もあること、私もDOS版とUnity版の両方をインストールしたことをお話しました。さて、その結果、

 

どーすんだよっ!?

 

という問題が生じ、私のオプションは以下の三つあることが判りました。

 

(1)DOS版とUnity版、いずれかのDaggerfallをアンインストールして、一つで遊ぶ。

(2)DOS版とUnity版、両方で遊ぶ。

(3)DOS版とUnity版、両方ともアンインストールして遊ばない。

 

まぁ、折角(1990年代チック、ノスタルジックで)気に入ったソフトなので(3)は無いでしょう。となると(1)か(2)ですが、「DOS版とUnity版が基本的にゲームの内容や表示オブジェクトは同一」なので、(一番簡単な)(1)が効率的で、(2)は明らかに(余計なストーレージの浪費をしているようなので)冗長的に感じられます。

 

一方、Unity版はさすがに後年ゲームの専門家が作っただけあり、(場面により)ビジュアルが現代的に緻密になるり、DOS版に比べ、キー設定や操作系、保有できる持ち物が多くなる等の「ユーザー目線の改善」があることも確かです。(人によっては単なる「堕落」と映るかもしれませんが。)

 

で、私の選択肢は、

 

ストーレージに余裕があるなら、自分自身で見極めがつくまで、

 

(2)の両方で遊ぶ

 

ことにし、「もういいや」となってから(1)に変更しよう()、ということにしました。

:Unity版が「もういいや」であればUnity版をアンインストールして削除すればよいのですが、DOS版が「もういいや」という場合でもこれはアンインストール、削除してはいけません。Unity版はDOS版に依存しており、単にUIのみを担当していることを思い出してください。

 

しかし、まったく同じようにゲームするのはつまらないので、最終的に私は、

 

【DOS版】

Dark Elf の Battle Mage

【Unity版】

Red Guard の Warrior

 

となって最初のダンジオンの中をさまよっています。(

:外界への出口も見つけて、ほぼ敵も一掃しましたが、まだ隠し扉等があるのかな、と思ってうろついています。

 

さて、偉そうに書いてきた"Elderscrolls : Daggerfall"ですが、ゲームの進捗は"1 / 15,000"(参照)なので、

 

ここで一旦筆を置き、また面白いネタがあれば再度この【Daggerfall】シリーズの続きとして書きたい

 

と思います。では、So long!

 

前回、The Elder Scrolls: Daggerfallというゲームがどのようなものか、簡単に紹介させていただきましたが、このDOSベースのゲームについて調べるうちに、なにやら"Daggerfall Unity"という言葉が混在してくることに気が付きました。

 

なんじゃ、これ?

 

ということで、今度は積極的に"Daggerfall Unity"を調べてみることに。

 

すると、

 

どうもゲームヲタクの有志がこのゲームプログラムを、オリジナルのXnGine Engineではなく、より現代的なUnityをつかって遊べるようにしたもので、ゲームのリソースや構造は全く同じで表示(即ちUI)関係が現在のPC環境に合わせて改善されているもののようです。

 

これで遊ぶには、「Steamから DOS Daggerfall の無料コピー(解説:即ち,Daggerfall Unityで遊ぶには、オリジナルのDOS版のDaggerfallが必要ということです-Microsoft Storeからも入手できます)を、リリースページ(解説:↑のことですが、私はココからダウンロードしました)からDaggerfall Unityの無料コピー を入手できます。その後、最新バージョンのDaggerfall Unityを専用のフォルダーに解凍し、DOS バージョンを指定するだけです。あとはすべて Daggerfall Unity が処理します。」とのことです。詳しくは↓等を参考にしてください。

 

【"Daggerfall Unity"の開発者Interkarmaのインタビュー】

【"Daggerfall Unity"の開発者Gavin Claytonのインタビュー】

 

(同じ記事の別メディアーGamesPark-の記事)

 

 

私もこのブログネタの為にDaggerfall Unityを導入しましたが、手順は以下の通りです。

 

(1)オリジナルのDOS版DaggerfallはMicrosoft Storeで入手。(前回記事参照)

(2)フリーのDaggerfall Unity Ver 1.0をココから入手。

(3)Daggerfall Unityを起動するとセットアッププロセスに入るので、指示通りに進んでください。重要な点は「"ARENA2"フォールダーのあるフォールダーへpathを設定する」ということだけで、これは各自でDOS版Daggerfallの入手、展開先に応じて指定する必要があります。(

:私の場合は前々回書いた通りなので、"C:\XboxGames\The Elder Scrolls- Daggerfall\Content\DF\DAGGER\"を指定しています。

 

そして現在私のPCは、

 

DOS版Daggerfall

 

と、

 

Unity版Daggerfall

 

が動いていますが、これが

 

どーすんだよっ!?

 

という問題となっています。詳しくは次回。

 

前回、懐かしいVGA画面

 

 

に魅せられて取り敢えずダウンロード、インストールしてしまった"Daggerfall"ですが、実際どういうゲームなのか、を調べてみました。

 

概要は前回お伝えした通りです。

ゲーム名                            :The Elder Scrolls: Daggerfall
リリース日                         :1996/12/31
開発元                               :Bethesda Softworks
公式サイト                         :http://www.elderscrolls.com/daggerfall/
使用ゲームエンジン             :XnGine Engine(Wikiの「マイクロソフト系の旧ゲームエンジン」参照)
ジャンル                            :RPG
マルチプレイ/シングルプレイ:シングルプレイ
OS                                   :Windows/DOS/Unity(非公式/Windows/Mac/Linux)

 

そしてこのゲームについて先ずWikiで調べてみました。このゲームは単一のものではなく、どうもスポーツ系ゲームを得意としたベセスダ・ゲーム・スタジオが、「タムリエル」という架空の大陸の過去・現在・未来のすべてが記された巻物The Elder Scroll-和名を「星霜の書(せいそうのしょ)」というらしい)を巡る連作としてRPGに進出した第2作のようで、第3~5作迄Game of the Yearを取得して、現在は有償のオンラインゲーム(The Elder Scrolls Online)をリリースしているらしい。

 

ゲームは、スキルツリー方式で成長してゆく主人公が「タムリエルの皇帝がダガーフォールの王にあてた手紙を探す」とともに「嘗てタムリエルを治めていたLysandusの魂を解放する」ことをゴールとするマルチエンディングRPGで、探索できる都市・町・村・ダンジョンが15,000か所もあるそうです。(

:私は最初のダンジオンにまだいるので、後14,999もある計算になり、心が折れます。更にマルチエンディングを総て極めたいとか、そういった連作ゲームを総てやりたいとかいう話になると、猫の様に8回生まれ変わっても(英語圏では9回、"Cat has nine lives.")終わらないでしょう。

 

いずれにしても、私が米国でIBM互換PCでDungeons & Doragonsで遊んだ頃結構流行っていたDOOMというゲームのソフトハウスが出したDOS 6用のゲーム、というだけで(そしてこの一作だけでお腹いっぱいでしょうが)、じっくりと楽しめそうです。

 

 

所が、とある米国人「ヲタク」Gamerにより、話は更に発展してゆきます。

 

 

後は次回。

 

前回「匂わせ」をしてしまいましたが、旧いPC雑誌を探しているうちにレトロノスタルジックモードに入ってしまい、ネタ探しに入ったMicrosoft Storeで偶々見つけた、評価点満点(5)の「如何にも1990年代のダンジオン系RPGのDOSゲーム風」なこれ、

 

 

が目について、思わずポチっとダウンロードしてしまいました。(フリーゲームですが...汗;)

 

調べてみると矢張り、

 

ゲーム名                            :The Elder Scrolls: Daggerfall
リリース日                         :1996/12/31
開発元                               :Bethesda Softworks
公式サイト                         :http://www.elderscrolls.com/daggerfall/
使用ゲームエンジン             :
XnGine Engine(Wikiの「マイクロソフト系の旧ゲームエンジン」参照)
ジャンル                            :RPG
マルチプレイ/シングルプレイ:シングルプレイ
OS                                   :Windows/DOS/Unity(非公式/Windows/Mac/Linux)

 

というもので、「ご本家Microsoftが、どうやってx64のWin 11で1996年のDOSゲームを走らせるんだ?」という疑問もあり、早速インストール()してみました。

:Microsoft Storeは同社のセキュリティ認証を得たソフトウェアを公開しており、有償無償を問わず、ダウンロードしてインストールすると、"Program Files"の「隠しフォールダー」"WindowsApps"に保存されます。このフォールダーは強いセキュリティ保護がかかっており、一般ユーザー権限では入れません。("Administrator"も制限されており、既定値のフルコントロール権限者は"TrustedInstaller"のみとなっています。)変更は可能ですが、リスクを伴うのでお勧めできません。ご参考)なお、Win 11の「設定」-「アプリ」でインストールされたプログラムの一覧を開き、「・・・」を押してみるとファイル移動の可否が分かります。例えばMicrosoft StoreからダウンロードしてインストールしたiTunesはこのようになります。

 

Daggerfallを起動するとDaggerfallのウィンドウ画面が出た後、「DOSBox」というロゴ画面が出て、その後非常に懐かしいMS-DOS時代のDOSBoxのシステム情報画面が表示され()、ゲームプログラムが開始されました。

:フルスクリーン表示なのでPrintScreenも効かず、皆さんにお目にかけられないので、DOSBox.exeを単体で起動して画面を取得してみました。

「DOSBox起動画面」

「DOSBox」画面

 

このDOSBoxは、1996年のDOSゲームも走る「完全なCPUエミュレータ」なんだそうです。面白いのは、↑で述べたようにMicrosoft Storeで取得したソフトは通常"Program Files"の「隠しフォールダー」"WindowsApps"に保存されますが、Daggerfallは、

 

"C:\XboxGames\The Elder Scrolls- Daggerfall\"

 

Contentフォールダー内に、DOSBox-0.74フォールダー以下のDOSBoxと共にDFフォールダー以下に保存されています。(勿論、DOSベースのDAGGER.EXEを直接実行しようとすれば、「このアプリはお使いのPCでは実行できません。」というおなじみのエラーメッセージが出ます。)

 

いずれにせよ、ここ迄で「如何にも1990年代のダンジオン系RPGのDOSゲーム風」と思った通りの「1996年のVGAベースの懐かしいレトロダンジオン系RPGのDOSゲーム」が動き出し始めました。

 

次回は「取り敢えず、懐かしさの余りダウンロード、インストールした"Daggerfall"が、実際どういうゲームなのか、を調べる」という後先逆の話をしましょう。

 

前々回前回と「温故知新法」でネタを探していた私、

 

とうとうネタを見つけたかも。

 

と感じるテーマと巡り合いました。今回は「(自分で)プログラミングというよりは、(人の)プログラミング」で、レトロネタでもあり、C#関連のUnity()ネタでもあります。

Unity Technologies(日本法人はユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社)が開発・販売している、IDEを内蔵するゲームエンジン。

 

それは、...

 

なお、私はまだこれがどういうものかもよく分かっていませんので、毎回の話は可也ランダムになることをご容赦願います。

 

前回の続きです。

 

米国にこんな良いアーカイブライブラリーがあるなら日本にはないのか?ということで、

 

それは国立国会図書館でしょ?

 

ということで、調べてみたら、国立国会図書館デジタルコレクションというものがあり、登録なしでも一定利用できますが、個人の遠隔複写サービスの為に一応登録し、入ってみました。サンプルとして検索したのは、既に私が自分versionで作ったMENACE。

 

すると、アッター!

 

 

桜田幸嗣さんの「Programing C Language」シリーズの一環で矢張り「マッチ箱名産機MENACE」という題で書かれていました。

 

 

喜び勇んで記事を読もうとクリックしたら、

 

ん、んん、んんん、んんんん!?!?!

 

PDFがでんがなっ!!!!!!!!

 

ということで、どうもPDFかされていても表示してくれないようです。(確かに「ただし、音源、映像、一部の電子書籍・電子雑誌についてはサービス対象外です。」とは書いてあったが。)

 

がっかり!

【OpenGL】シリーズが終わり、やや気が抜けてしまった今日この頃。慢性の「ネタ無し」病が再発し、色々とWEBからヒントをもらおうと四苦八苦しています。

 

1.PCでできること

「家庭で個人がPCを使ってできること、やることは何だろう」という切り口は何度かやりました。因みに「PCでできること」でググるとプログラミング教室系のサイトが多く出てきますが、それらは大体次のような括りとしています。これを吟味すると

(1)プログラミングするまでもなく、既にアプリがある。

(2)既に開発済。

(3)ネタの可能性はあるが、PCだけではできないのでややハードルが高い。

(4)ネタとして取り組むことが可能。

に分類されると思います。「プログラミング」「PCゲーム」は「何を?」が無ければ答えになっていませんので、このアプローチでは「プログラミングの『何を?』について、『絵を描く』と『音(楽)を作る、出す/演奏する』」という答えしか見当たりません。またこれらは素人向けにはMS Paintや Media Playerなどで一定満たされていることは確かです。

  • 1.1 文章作成              }これらはMS Officeやフリーの
  • 1.2 表計算・図形作成  }Libre Officeなどを使った方が良い。
  • 1.3 プリントアウト     }これは「機能」でしかなく、WorkはおろかJobですらない。
  • 1.4 インターネットの利用  }これはEdgeやChromeを使った方が良い。
  • 1.5 プログラミング     }正しいが、畢竟「何を?」で「問が循環」してしまう。
  • 1.6 遠隔操作              }可能性はあるが、他のハードウェアが必要。
  • 1.7 イラスト・マンガ制作  }というか「絵を描く」でしょう?
  • 1.8 動画・画像・音楽の編集  }これも「絵を描く」「音楽を作る/演奏する」の延長です。
  • 1.9 動画・音楽の視聴  }これはBCCSkeltonのDirectShowで実施済。又フリーの既定ソフトもあります。
  • 1.10 ネットショッピング   }これもブラウザーがあれば十分なのでEdgeやChromeの世界です。
  • 1.11 X(Twitter)・FacebookなどSNSの利用   }これもブラウザーがあれば十分。
  • 1.12 テレビ電話・チャット   }これもブラウザーがあれば十分。
  • 1.13 本や新聞を読む   }情報サプライヤーはインターネット経由となるので、これもブラウザーがあれば十分。
  • 1.14 テレビの視聴      }これもインターネット経由のストリーミング動画再生で、DirectShowで実施済。
  • 1.15 PCゲーム           }最も簡単なPC仕事です。既に各種のものを開発済。
  • 1.16 VRゲームの開発にもパソコンを使う         }これは「プログラミング」という意味?
  • 1.17 ネットビジネス   }「ネットビジネス」という仕事はありません。畢竟「具体的に何を?」の答えが必要。
  • 1.18 株・FX・仮想通貨       }ここまで来ると「無理くり感」強すぎ。

 

2.温故知新

前にも「温故知新」ということで、過去のプログラムをC++やC#を使って移植したことがありましたが、「絵を描く」「音楽を作る/演奏する」については、そういえば昔のPC雑誌でBasic等で作る「お絵かきソフト」とか「音楽演奏ソフト」などが載っていましたね。しかし、もう昔の雑誌なんて国立国会図書館に行く等して調べないと手に入りませんよね?

ん?んん?んんん?んんんん?

 

これだけインターネットで情報が溢れていて、2-30年前のしょーもないPC雑誌などが本当にPDF等で読めないんだろうか?

 

という疑問が生じ、当時の色々な雑誌名でググってみると...

 

1.(月間)ASCII

「月刊アスキーの2006年8月号は、創刊からちょうど350号で、PC雑誌としての最終号」で以降「週刊アスキー」として現在も発行されていますね。そしてこの最終号が

倶楽部 読み放題

で読める、ということで「ヤッター!」と思いましたが、「会員登録」が必要なようです。(まぁ、その後はマーケッティングに利用されるのでしょうが。)しかし、内容は(爺さんには懐古的で)可也面白そうではありますが、即プログラミングに役立つようなものではないみたいです。

 

2.Oh!PC

当時市場の9割を占めていた日電(NEC)の8800、9800シリーズを持っている人は読んでいたと思われるこの雑誌()、調べてみたのですが、オークションなどで一冊一冊取得するしか読めないようですね。

:私は「反日電派」だったので一度も読んだことはありませんし、64KBのセグメントを切り替えてプログラミングする気もありませんでした。

 

3.Oh!MZ(その後、Oh!Xに改名)

米国研修から帰国した翌年の1986年、マンションを購入し、自分の部屋が出来て、大枚20万円をはたいて買ったSharpの「スーパーMZ」(MZ2500)を使っていたこともあり、また読者が「反日電」、反Intelであることもあって、(1991年に米国に駐在するまで)これは時々お小遣いで買って読んでいましたね。そして、"Oh!MZ"でググった所...

 

なーんと、フリーのPDFサイトがありましたぁ!!!!!

 

さーすが、「反日電」、反Intelのマニアックな読者で固められた雑誌だけのことはあります。

Oh!MZ(1986-1989)

Oh! X(1990-1995)

 

これらのサイトは当時の雑誌そのものがPDFで読めるので、掲載プログラムも読むことが出来ます。そして

 

更に更に、

 

このサイト、よく見ると海外(米国かな?)のアーカイブサイト("Internet Archive")のようで、" BOOKS”、"VIDEO"、"AUDIO"、"SOFTWARE"、"IMAGES"のジャンルで膨大な情報がアップロードされており、その中に(日本語の)「日本の雑誌」がアップロードされているだけみたいです。

 

これを探検するだけで相当な時間がかかりそう

 

な予感がします。

 

が、これはお宝の山を当てたかな?

 

OpenGLで疲弊し、少しリハビリ中で新しいネタも見つかっていないので、昨日発作的に行動した経験から思いつくままに書いてみます。

 

1.背景

(1)私が現役で大学に入ったのが昭和48年(1973)で、その時日本は高度成長期で「麻雀」「」「ゴルフ」がサラ公の「三種の神器」ともてはやされていました。私も例外ではなく、麻雀で大学に5年通い、「酒は18から」と信じ、ゴルフは同好会を勝手に作って河川敷で回っていました。

 

(2)今年古希になる私、1990年代に米国ニューヨーク州ニューヨーク市(所謂マンハッタン)に5年、2000年初頭にシンガポールに5年駐在していたことは何度か触れましたが、1991年からの米国時代に「IBM PC互換機()」が安価に手に入ったことでプログラミングのみならず、ゲームにも結構嵌りました。

:当時の日本は「悪徳」日電(NEC)の16bit 9800シリーズが市場の9割を席巻していたので、世界標準のIBM PC互換のマシンがこのように呼ばれていました。16bit CPU8086は当時は確か8MH程度の速度でアクセスできる64KBのメモリー空間を16のセグメントに分けて1MB使える、という代物でした。(日電はV30 etcとかの互換チップを作っていたな。)その後、80186、80286(32bit 仮想モードが使えるようになる)、80386、80486、Pentium、Xeon、Itanium、Core等へ発展していきました。(ご参考

 

ソフトも廉価だったのでよく"Egg Head"というソフト屋に行き、そこで色々と買って遊んだソフトの一つに当時マイクロソフトが出していたMicrosoft Golfというゴルフゲームがありましたが、後述の操作上の難点からすぐにやめてしまいました。

 

日本に帰ってからは、ソフトが高いので雑誌の付録CD-ROMについてくるおまけソフトを当てにしていました。その中に東場の4局だけ遊べるシステムソフトの「アクセスガールズのオンライン麻雀」のサンプルがありました。これはさっと遊べてさっと止められるのでハンディなソフトで気に入りました。

 

また、1999年にシンガポールにした後、「森林中心(Sim Lim Centre)」という「昔の秋葉原のようなビル」で違法コピーソフトが定価の1/100~1/10くらいで売っていたので結構買い込みました。その中に米国でも結構買っていたSierra-OnLine社の"PGA Championship Golf 1999"がありました。これも正価だとUS$50程度するのでしょうが、金髪のチンピラから買うとS$2~3でした。これはマウスを引いてバックスイングをし、押してダウンスイング、インパクト、フォロースルーとなる優れもので、(今でも)美しいグラフィックとコースのアンジュレーションやボールのはね方等の本物感がある優良ソフトです。

 

2.その後

私はプログラミングもやりますが、若い時は結構なゲーマーで、米国駐在当時好きだったのは正統派RPGであるWizardry(最初はテキストベースです)、アドベンチャーゲーム(Mystなどもこの時代です)、特に嵌ったのはDungeons and Dragonsシリーズでしたね。

 

日本に帰ってからはDiabloシリーズに嵌り、シンガポールに行ってもMicrosoftのDungeon SiegeシリーズやFableシリーズを楽しみましたが、50歳台になるともう気力や集中力がなく、この手の「長物」は苦手になりました。

 

そして60歳~現在まではもうゲームにはまるような知力、気力、体力がなく、簡単に早く決着がつくものしかやらなくなり、東場4局だけの「アクセスガールズのオンライン麻雀」と(ミスが続くと直ぐにやめられる)"PGA Championship Golf 1999"しかやらなくなりました。

 

3.そして昨日

昨日何気なくWEBをさまよっていたら、Microsoft Golf 3.0のダウンロードサイトがあり、

 

余りに懐かしかったこともあり、

 

64bit Windows 11での走らせ方も調べて(Win 7の互換モードで実行させます)動かせるようにするまで1時間超かけ、実際に動かしたらちゃんと動くのですが、

Microsoft Golfは右下のスイングサークルを適切なタイミングでクリックするタイプで、それが

 

実際のゴルフスイングとの違いの違和感

 

でこのゲームを止めたことを思い出しました。また、当時は「美しい」と感じたVGA(640 x 480)のグラフィックも現在の解像度に慣れた私には受け入れがたいものでした。その結果、1時間超掛けてインストールしたものを

 

5分ですべてアンインストール

 

することになりました。

 

しかし、その結果毎日「今日の運試し」としてやっている二つのゲーム、

 

 

が、グラフィック的にも内容的にもよく練られており、

 

良いゲームソフトの評価ポイント

  =

飽きが来ない

 

ことだということを改めて実感させました。

 

尤も、これは老人の私だけに限ったことかもしれませんが...何か?

 

ps. 余談ですが、WEBで"Sierra OnLine"を検索するともうソフトハウスはありません。調べてみるとソフト部門は売っ払らって現在はActivision Blizzardの傘下のようです。一方キーワードに"Golf"を入れると本物のゴルフコースのSierra Resort(日本にも進出している観光デベロッパー)などが出てきますがロゴから違う会社のようです。米国サイトを調べていたら、(ロゴから見ても分かる)本体はアウトドア品販売事業になったようです。年が経ち。皆変わったんだなぁ、という感慨が強いですね。