●僕らのマリオが躍動する…!
個性的な日本産(任天堂)キャラクターのあふれる魅力と、米国の映画が得意とする画面の動きの躍動感がかけ合わさった、まさにスター級に無敵のジェットコースターアニメアクション映画! うおお、七色に光るレインボーロードを走るキャラクター達にハラハラしながら没入して観れるよ…! マリオもマリオカートも僕の幼い頃からの原風景だから、最初から最後まで目が離せなかった。
ピーチ姫が可愛くて凛々しくて最高で一生ついていきたくなる。プリキュアのような肉弾戦もあり、華麗で可憐な内面&バトルでの強さでも観客を魅せる。そして、その強さもポリコレに配慮しすぎた映画みたいなあざとい強さではなくて、自然な描写でカッコいい。(今から30年以上前のスーパーマリオUSA【1992年発売】でも、ピーチを選んでプレイできるので、ピーチも戦いに参加することに違和感はない。)
マリオのゲームをやったことのある方にはオススメの映画です。まあ、得られる学びというのはほぼ無いのだけど(だから世界の批評家からは低評価だったのだろう)、この画面のなめらかでダイナミックなアクションぶりが既に自由の素晴らしさを謳っている。挿入歌の一つにa-haの「Take On Me」が選ばれているとおり、王道の楽しさとスカっとする即効性こそが、このマリオ映画の目指す方向性だ。
それと、あなたの推しのキャラを応援したり、見つけたりしてくださいね! よーよー的にはピーチももちろん可愛いが、ノコノコの可愛さが一番だし、僕の推しはノコノコだ。あのマヌケづらがたまらない。(ノコノコを最も可愛いと言うセンスは3UPムーンとタメを張るくらいレアだろう。)
👆ノコノコ(So cute!)
日本語版の吹替声優には、マリオ役に宮野真守、ピーチ姫役に志田有彩、ルイージ役に畠中祐、クッパ役に三宅健太(ピーチ姫への一途な想いがラブリー)、キノピオ役に関智一(スネ夫感が消えなかった笑)、ドンキーコング役に武田幸史を起用し、そうそうたるメンバーで映画を盛り上げます。皆、演技が素晴らしい。特にピーチ姫のあの包容力があって凛々しいバイブスは、志田有彩さんが当てたしなやかで優しく力強い声色による面が大きいと思う。
もし推しが誰もいなくても、観ていれば、ちょっと弱気だったり、強がって見せたりするマリオを自然に応援したくなるはず。この作品は大ヒットしているから続編も作られると思うけど、マリオとピーチの惹かれあいつつも、くっつき過ぎない関係性にやきもきするのはずっと変わらないのだろうな笑
Score 7.9/10.0
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