【統合失調症と偏見と時代の流れ】退院したぜ! バンプオブチキンfeat.初音ミク「ray」 | とかげ日記

とかげ日記

【日記+音楽レビューブログ】音楽と静寂、日常と非日常、ロックとロール。王道とオルタナティブを結ぶ線を模索する音楽紀行。

退院しました! やったぜ!!😆🏥

看護師さん、主治医の先生、お世話になりました😊

今まではSTAY HOSPITALで病院の敷地内から出られなかったけど、これからはSTAY HOMEで食料買いに行く以外は外に出ません🏠🙆‍♂️ 仕事もしばらくは休みだしね🏢😇

コロナの影響で面会も禁じられていたから、家族に会うのが本当に楽しみ❣️❣️

息子といっぱい遊ぶぞー‼️💫
奥さんが好きなヒゲダンを一緒に聴くぞー‼️🎶


以下はマジメな話です。

僕が自分の病気(統合失調症)のことをオープンにしている一つの理由は、少しでも偏見を取り除きたいからです。

ある相互フォロワーの方が統合失調症患者にはネトウヨが多いとツイートしていて悲しかった。統合失調症と政治的イデオロギーは何の関係もないのに。

何をしでかすか分からない怖い人だという偏見もなくなればいいな。

ところで、知的障害者や自閉症の方とも、心の壁を作らずにフランクに接することができたらいいなと僕は『とかげ日記』に書いたけど、その行為こそが偏見を広げるもとになっていたと反省しています。

知的障害者や自閉症の方にも色々な方がいるのに、この書き方では彼ら皆が接しにくい人だと誤解されてしまう…。

この件に関して、リスト係さんのツイートが参考になった。

------
《ある方のツイート》
(別の方のツイートに対して)仰る通りなんだけど、「男ってバカよね」が、人生において一度たりともポジティブに聞こえず常にモヤモヤさせるカテゴライズで、しかも男はそこから逃れられないとなんとなく空気が決まってるのも辛いと感じる人もいるという一意見として一応話してみます。反論ではなく。全くもって。

女は結局〜が絶対許されないのに、男は結局〜が擁護としてみなされるの、なんとなく違和感。男自身がそれを是としてるならしょうがないんだろうけど。受け入れなきゃだめかな、擁護してやってるんだから!的な。んー。そっかー。

《リスト係さんのツイート》
「男は」もちょっと前に比べたら格段に言わなくなったでしょ。
そのうちなくなるよ。
民族、性別、年齢層、職業、すべての外形的カテゴライズがなくなって「人間」と「個人」にしか性質(「らしさ」)の言及が許されなくなる。

------

リスト係さんのこのツイートは、外形的カテゴライズだけではなく、病気、ジェンダー、障害などにも言えるのではないか。

そういった属性への「らしさ」の指摘がなくなった時代に早くなってほしい。僕も時代の流れに適応していかなきゃ。


🎶今日の一曲🎶
BUMP OF CHICKEN feat.初音ミク- ray(2014年)



初音ミクと人間のボーカルのコラボレーションでこれほど成功した曲はないのではないだろうか。初音ミクのボーカルに感動したのは、この曲が初めてだった。

いつまでどこまでなんて 正常か異常かなんて
考える暇も無い程 歩くのは大変だ
------
◯×△どれかなんて 皆と比べてどうかなんて
確かめる間も無い程 生きるのは最高だ


上記の歌詞のように、自分や他人の属性に気をとらわれずに楽しく生きたいですね。初音ミクと藤原基央は、人工音声と人間という違いがあるけど、その属性の差異にも関わらず、ハーモニーを奏でて最高に素晴らしいこの曲のように。


💫関連記事💫以下の記事もどうぞ❣️
バンプがゼロ年代に共感されたワケ
統合失調症当事者から観た映画『ビューティフル・マインド』
Xジェンダーの可能性と大森靖子「ドグマ・マグマ」の歌詞解釈

≪遊道よーよーホームページ≫