「脳内セロトニン」を増やす | 頭痛 あれこれ

頭痛 あれこれ

 「慢性頭痛」は私達の日常生活を送る際の問題点に対する”危険信号”です。
 このなかで「片頭痛」は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。
 慢性頭痛改善は、「姿勢」と「食生活」の改善がすべてであり、「健康と美容」のための第一歩です。

 片頭痛はミトコンドリアの機能が低下することによって起きる頭痛です。
 ミトコンドリアの働きが悪くなれば、当然のこととしてセロトニン神経系の機能が低下してきます。そして、以下のような要因が加わることによって「脳内セロトニンは低下」してきます。


   「脳内セロトニンの低下」の原因は???
      
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12291290189.html


 ということは、片頭痛患者さんには大なり小なり、脳内セロトニンが低下しています。
 女性では、健常男性より 約52%「脳内セロトニン」を産生する能力が低く、またセロトニンの前駆物質であるトリプトファンが欠乏すると、女性では「脳内セロトニン」合成が男性の4倍減少する、と言われています。
  このため、トリプトファンの摂取量が少なければ、脳内セロトニンが低下するために常に、脳内セロトニンを増やすために、トリプトファン摂取を心がける必要があります。


 男性の片頭痛では、社会人になればストレスが極めて多く、不規則な生活を強いられることになり、脳内セロトニンが低下するために、これが片頭痛発症の主要因になっていることが多いように思われます。
 ですから、男性の片頭痛の場合、ストレスがないかどうか、不規則な生活、運動不足になっていないか振り返ってみて、もし、このような状況にあれば、まず、「脳内セロトニン」を増やすことを真っ先に考えなくてはなりません。


 「脳内セロトニンの低下」は、「脳過敏」を引き起こす要因になり、さらに片頭痛を慢性化させる要因にもなってくるため、この改善は極めて重要になってきます。


     「脳過敏」とは・・
       
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12289785522.html


      片頭痛の慢性化  
       
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-11945180308.html

 

 

 

 この「脳内セロトニンを増やす」ためには、これまでも記事にしてきました。


   「脳内セロトニンを増やす」ために
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-11946228294.html


  食事による脳内セロトニンの増やし方
    
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-11946235807.html


  セロトニン生活の励行
    
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-11951542916.html


  片頭痛治療における有酸素運動
    
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-11944536294.html

 


 そして、このような方法を行ったからといって、すぐには脳内セロトニンは増えることはありません。このため、多くの方々は途中で諦めてしまい中途半端になってしまう場合が多いようですので、注意が必要になってきます。
  そんなに簡単には増えてくれないことを認識しておく必要があります。


  「セロトニン生活」の効果が現れるまでは最低3カ月は必要です
     
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-11946239641.html

   

 

 

  慢性頭痛は、ストレスによって悪化することが経験的に知られています。 この理由をきちんと理解しておく必要があります。
   
   
     ストレスと慢性頭痛
    
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12281855442.html


   慢性頭痛へのストレスの影響
     
https://ameblo.jp/yoyamono/entry-12289517890.html

 


 このような慢性頭痛、全般に対するストレス対策として「セロトニン生活」が重要視されています。
   
   
      そして、ストレス対策として、以下のように述べて参りました。
 

  ストレスはなくせるの??? その1
      
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12064791170.html

 

  ストレスはなくせるの??? その2
      
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12064793710.html

 


 以上のように、慢性頭痛さらに片頭痛を根治させるためには、セロトニン神経系にいての知識を深めておくことも重要になってきます。

 


片頭痛とミトコンドリア その15 セロトニン神経系
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12285884169.html


セロトニン神経系の役割
  
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12258309267.html

 

健康を維持するためには・・ その8 セロトニン神経系
 
http://ameblo.jp/yoyamono/entry-12280706775.html

 

    

 セロトニン神経系  ダウンロード用です
     
http://taku1902.jp/sub450.pdf

 

 


 皆さんが、片頭痛発作時に服用するトリプタン製剤は、片頭痛発作時には、脳内セロトニンと呼ばれる神経伝達物質が減少しており、片頭痛発作の時に、脳内セロトニン様作用をもつトリプタンを投与することによって、不足に陥っている脳内セロトニンを補充して効力を発揮します。
  ということは、脳内セロトニンの低下の程度は各人各様であり、余りにも低下しすぎておれば、発作時にトリプタン製剤で補填しても十分に補填しきれないことになり、トリプタン製剤の効力が発揮されず、追加服用が必要になってきます。
 こういったことから、日頃から「脳内セロトニンを増やしておく」ことによって、トリプタン製剤の効果を十分に引き出せるように配慮しなくてはなりません。
 ところが、専門家の方々は、何故だか、日頃から「脳内セロトニンを増やしておく」ような指導は一切なされることはありません。

 

 そして、逆に、片頭痛発作時に毎回、トリプタン製剤を服用しておれば、パニック障害やうつ状態、冷え性までが改善されるといった馬鹿なことを申されます。
 片頭痛発作時にトリプタン製剤を毎回服用したからといって、このような雀の涙ほどのもので、根底にある「脳内セロトニンの低下」が改善できる訳がないことは馬鹿でもわかることです。
  「脳内セロトニンを増やす」 ためには、根気強い、最低でも3カ月間の涙ぐましい工夫が必要であるということは先程も述べたことです。
 このように専門家とは、極めていい加減なことばかりを私達に述べ、トリプタン製剤を服用させることばかりを考えてきたかが理解されるはずです。