目黒虐待死~虐待する親元にカンタンに返してはいけない | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

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こんにちは。

リトリーブサイコセラピーで

心の悩みや問題を根本から解決する

心理セラピスト (サイコセラピスト)

カズ姐さん こと 大鶴和江です。

 

 

目黒で今年3月に東京都目黒区のアパートで両親に虐待された末に死亡した船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)は、ひらがなの書き取り帳に「反省文」を残していたという事件。

 

 

Twitterでも多くの人が反響を呼んでますね。

 

こんな幼児が覚えたてのひらがなで

一生懸命に命乞いをしがんばるからゆるしてと。。

もう絶句します。。

 

 

どうしてこんな命ごいをしなければならなかったのか。

どうして周りが救えなかったのか。

どうしてこんなひどい仕打ちができるのか、と。

 

 

ほんとに悲しい。

 


結愛ちゃんが書き取りノートに書いた文章の一部

 

 <日付不明>

 ママ、もうパパとママにいわれなくてもしっかりと じぶんからきょうよりか もっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるしてゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことしません ゆるして
 

 <日付不明>

 きのう ぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす

 これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめるので もうぜったい ぜったいやらないからね わかったね ぜったいのぜったいおやくそく あしたのあさは きょうみたいにやるんじゃなくて もうあしたは ぜったいやるんだぞとおもっていっしょうけんめいやって パパとママにみせるぞというきもちで やるぞ

 

 

ほんとにこれをどんな思いで書いたのか。。

 

 

どんだけあほみたいにあそんだか

もうぜったいにやらないから

いっしょうけんめいやってパパとママにみせるぞ

 

 

って。。。

 

 

5歳の幼児の書くことじゃない。。

ひどすぎる。


香川の児相も品川の児相も現在、

抗議の電話がなりやまないそうですが、

それはぜひとも辞めていただきたいと思います。

 

 

それはこのような抗議電話に職員が手をとられる間

一刻も早く保護が必要なこどもにあてる時間が

削られてしまうことになるからです。

 

 

それよりもどうしてこうなってしまうのか?

これは大人の心の問題なんです。

 

 

このような虐待を行う父母には必ず背景があり

その背景と傾向を知って大人の心理的ケアをする

それこそが急務であると感じます。

 

 

 

この事件の直後に私がフェィスブックページで

書いた言葉をこちらにもアップします。
 

【虐待児を簡単に親に引き渡してはいけない】
  
目黒で5歳の女の子が継父によって
「水シャワーかけて殴られ放置される」という
凄惨な虐待の末に死亡したという事件があった。。
  

日常的に虐待を受けていたものとみられ、
香川から目黒に引っ越す前にも虐待のため
2度の一時保護がありそのたびに家に帰されている。
  

なぜ家に返すのだろう?
どうして?
返せばもっとひどい目に遭うのは当たり前ではないか。
 

児童相談所に行けば親は自分を責める敵とみなし
子どもにさらにひどい制裁を加えるのだ。
  

児童虐待をただの現象としてみるのではなく、
もっと心理的な側面からもみていかなければ
このような不幸なことは無くならないだろう。


まずは子どもの保護。
それから親の心理的なケアが必要だ。



親の心理的なケアを行い、それが好転しなければ
自宅に絶対に返してはいけないという
厳しい法的規制を設けるべきだと思う。
  

そして虐待を行う親の行動を変えようとするのではなく
心理的な攻撃性がどこからくるのか?
親たちの深い心の闇を紐解いていく専門家が
まだまだ日本には少ないのだと思う。
   

虐待を行う親たちもその親から
必ずなんらかの攻撃を受けてきた可能性は高い。
 

この継父は普段は大人しいという。
   

大人しいという事がいい事だと思うのだろうが、
心理的には何らかの怒りを常に抑圧していると
みなすのが適当だと思う。
 

抑圧してきた怒りやストレスが向かう先は
かならず弱き者に向けられるのだ。

 

子どもはその犠牲になりやすい。
 

この虐待という問題は虐待という行動を問題視し
やらなくなったら、収まったらいい、ではなく、
ケガが軽かったらまだいい、というものではなく、
根本的な解決をめざしていかなければ、
子どもを親に返すのは危険極まりないということを
多くの人に知ってほしいと思う。

 

 

もう数か月前にこの記事をアップしたところ

多くの方にシェアしていただきました。

 

 

こういう問題が起こった時に、

通報してまず子どもの安全確保をすることは大事ですが、

同時に両親が養育不適格者とみなされるケースは

簡単に両親の元に返してはいけない

のだということ。

 

 

暴力をコミュニケーション手段にする人間は

それが自分の生きる手段にしている場合が多く

一生変わることはありません。

 

 

暴力で人を支配する人間は一生変わらない

と思った方がいいんです。

 

 

よほど自分の人生おかしい変わらなきゃと

思って心理セラピーをうけたりすれば別ですよ。

 

 

でもそういう人はほとんどいない。

奇跡に近い。

 

 

だから養育不適格者を見分けるには

その判断基準を明確にしないといけないでしょうね。

 

 

アメリカなどではここらへんはものすごく厳しく

虐待によって里子に出されるケースも非常に多い

と聞きます。

 

 

フォスターペアレンツっていうんですけど

日本にはそういう里親制度もハードルが高くて

なかなか難しいんですよね。。

 

 

もちろん、それで問題解決とはいかないまでも

子どもを親のストレス解消や

怒りのゴミ箱扱いにされ

ボロボロの雑巾のように

心と身体を傷つけられるよりはいいと思います。

 

 

それと行政だけでなんとかしようというのは

もう虐待児問題に関しては無理ではないか?と

親の心理ケア、子どもの心理的なトラウマケアも含めて

地域全体、社会全体で考えていくことも

もう必要な段階ではないのか?と考えています。

 

 

それこそ私たちのような民間の専門家などに

意見を聞いてくれれば私たちは

どんなにお役に立てるのか、と思うですが。。( ;∀;)

 

 

行政のみなさん

無償ボランティアでやりますよ。

わたしたち。

 

 

だって子どもの未来は日本の未来ですから。

 

 

この記事も参照までに

古田しほさんの記事です。

甘えられなかった心の痛みが虐待を呼ぶ?

 

 

この5歳の亡くなったお子さんが

できれば幸せな家庭に生まれ直して欲しい

と切に願います。

 

 

ではではまた。

 

 

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