いい人になるから未消化で消化不良でガスがたまる | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

心理的なテーマをわかりやすく解説
リトリーブサイコセラピー・心理系YouTuber カズ姐さんのブログ

みなさん、こんにちは。



福岡を拠点に全国5か所
沖縄・東京・仙台・大阪を飛び回る
NLP 心理カウンセラー・セラピストの
カズ姐さんです。



ながーい休暇の後の復帰初仕事は
大阪NLP心理セラピューティックコース
第一期の講座でした。

今回の受講生も北海道、埼玉、石川、
高松、愛知、静岡などなど遠方からも
たくさんの方々に集まっていただきました。



初日からいきなりアクセル全開の講義と
オープンセッションでぶっ飛んだかと思いますが、
セラピーの極意を凝縮した2日間、
もっとも重要な部分ですね。



みなさんお疲れ様でした。





さてさて、話は変わります。



今日は、ハワイで知り合った方で
中国北京でお仕事をされている方と
お話しをしていたときのこと。



中国と日本との感情表現の大きな違い
について話がおよびました。



一般的に中国人は自己主張が強く
日本人は弱いと言われています。



確かに香港に行くときも感じますが、
やはり中華圏の方の多くは声が大きくて
自分の言いたいことをちゃんと言う!
という感じですね。



だから中国の方が怒るとががーっと
怒りを表現してくるので、
日本人はびっくりして引いてしまうけど
物事が解決して収まると、
翌日は何事もなかったかのように
にこやかに普通に話しかけてくる
のだそうです。



その態度の回転の速さにびっくり、
でも後に残さないのがいいところだ
と言ってました。



怒っても翌日はあっさりしてる、
そんな人いますよね。日本にも。



たぶん、あくまで自己評価ですが
私もそちらの方だと思います~。
みなさんすいませんー(^_^;)



それに対して日本人の多くは
言いたいことは飲み込む!(笑)



ぐっとこらえて相手に合わせる
それが相手との関係性をスムーズにする、
そういう国民性です。



このコミュニケーションの違いに
どちらがいい悪いわけではなくて
好きか嫌いかというレベルの話ですね。



自分の育ってきた環境の影響は
大きいことでしょう。



それぞれの国によってメリットや
デメリットもありますね。



ただ、私は中国のように
自己主張を強くすることや
感情を隠さずに表現することは
心理的には健康的!

だと思っています。



そういうとスタッフ松本
だいたいめーわくなんだよな、ぶつぶつぶつ、、



自分の感情を正直に表現する
ということができるということは
感情をちゃんとその場でその場で
すっきり表現するすることで
終わらせることになります。



で、感情をその場で終わらせると
出来事そのものを完了させている
ということになるんですね。これが。



だから
後に残らない。



私はこれが大事だと思います。



それは、その場その場で
自分の感情を終わらせる、
自分の感情を完了させている
これができている日本人は少ない。



日本人はぐぐっっとこらえて
平和を保つ国民性なので、、、



あのとき、あの人はこんな事を
私に言った、私にこんな事をした、、

だから

あの人は私の事が嫌いに違いない、
私はきっとあの人から嫌われている、
許せない、だから距離を置こう、
だから遠巻きにして関わらないでいよう、




という感じじゃないでしょうか。




日本人は言いたいことを言わないので
腹に懐刀を隠して怒りをためやすい。
根に持つ、というか。




言いたいことや感情を表現せずに
その場を収めてしまうから
表面上は出来事は完了しますが、
感情は残り続けすね、



しこりが残る
ということになります。



その出来事がいつまでも終わらずに
あたかも今起こったことであるかのように
心に残ってくすぶり続けることを
出来事が未完了のままである
という言い方をします。




出来事は終わったのに完了しない
というのは、事実は終わったけど
現実的には本人の頭の中では
感情が未消化のまま残っているので
その出来事は完了していない、、、。




そうなんです。



人間って感情の生き物なので
感情が未消化のままだと
出来事も終わらない
のです。



がーん。終わったつもりなのに。



まるで消化不良の食べ物が
腸で消化できずに常在菌で
腐敗してガスがたまっていく、、、




平和に終わらせたつもりが
かえって怒りの炎がくすぶり続ける。



まあーこれが体に良くないんですわ。
心と身体にどんどん毒がたまるたまる。



それが頑ななこだわりに変わり
頑固さに変化し、人間不信になり、
他人中心の被害者意識になり、
そして疑心暗鬼の人生を送る。



みなさんは大丈夫ですか?('_')



だから心理セラピーではよく
この未完了の感情を取り扱います。



怒り、悲しみ、恐怖、恐れ、不安、、、



ネガティブな感情はネガティブな反応を
たくさん連鎖連動させていきます。



だからそのような未完了の感情を
消化不良のままくすぶっているものを
終わらせるためにセラピーをします。



その意味は
未完了の感情を完了させると
出来事も完了していくので
過去からくる現在の苦しみが終わる
つまり完了するということになります。



すると同じような場面や人や出来事に
反応して行動を起こさなくなる
ネガティブな反応が自然と無くなる



幼少期の反応パターンで
親にさからえず、親が好きだから
言いたいことも飲み込んで我慢した
それが、感情が未完了のままだから
同じような人に反応し続けるわけですね。



人間関係、恋愛、結婚、仕事、子育て
すべてに一生影響し続けます。



私はこの怖さを知ってから、
自分の感情を大事にするようになりました。



いま腹が立つのであれば、
自分が何に腹がたつのか、
相手にきちんと「それは違う!」と
言えること、嫌われるのを恐れずに。



親しければケンカするのもいいと
思うんですね。



要するにその時その時でちゃんと
言いたいことを伝えて終わらせる。
その時で完了させる!



そうすると後に残りません。



嫌われるのを恐れているから
かえって相手との関係が
どんどん悪くなるんですから。



この小さな行動のひとつひとつが
自分を大切に愛するという行為
つながるわけなんです!



小さいけどデカイ!



まあー長くなりましたが、
このことについてはまだまだ
話すこともたくさんあります。



今日はこれくらいで。




ではではまた(^_-)-☆




     宝石赤カズ姐さんのFacebookページ
  ■カズ姐さんのNLP心理セラピー研究会
 ブログは毎日更新できませんがこちらは毎日最新情報を更新してます!
  いいね!クリックで応援してね~!グッド!

        宝石赤無料メールマガジン!
  ■カズ姐さんのメールマガジン心理のあれこれ
 心とは?幸せとは?セラピーとは?私の想いを綴ります(不定期発行)

     宝石緑おすすめイベント・セミナー
 ■【金沢】心理セラピーオープンセッション
残席残り少なくなってきました!
心理カウンセリングセラピーライブセッション
心の問題をどのように解決するのか?を生で見せます。


ペタしてね