こんにちは
男心、夫心の答え合わせ
心屋認定カウンセラーようめいです
今日はメールカウンセリングの中で出てきた「うつ」の人と関わる時の一つの観点について、今回はうつ病の経験者としての視点も交えながらシェアします^_^
うつ病って本人は当然辛そうだし
周りもたいへんになったりもします
家族仲がよかったりすると
元気だった人が元気がなくなった(ように見える)のを見て、いたたまれない気持ちになるものです。
そうすると
当然といえば当然なんだけど
本人も
家族も
治ってほしい
あの時みたいに笑ってほしいって
強く望むようになったりします
今までしなかったような
プレゼントをしたり
今までしなかったような
定期的な外出を提案したり
色んなことをして
笑顔を引き出そうと
病気をなんとかしようと
頑張ったりします
これね決して
ダメじゃないんです
ダメじゃないんだけど
あんまりやりすぎると
あんまり定期的にやるとかになると
けっこう逆効果になることがあるっていうのは、知っておいてもいいんじゃないかなって思います
治って欲しい
あの時みたいな笑顔に戻ってほしいって
これ
裏を返せば
治らない今の状態がダメって言ってるってことになっていたりする
無意識での
今の本人へのダメ出し
治ってほしい思いが強いほど
本人には苦しくなることがあるわけです
無意識レベルで
うつ病経験のあるようめいとしての
個人的意見は
治りたい
治ってほしいと強く願って
あれこれこねくり回すのは
本人だけの方がいいんじゃないかって思うんです
周りの人は
そのままでも大丈夫だよ
そのままだってちゃんと生きてるじゃん
今まで頑張ってきたからゆっくりでもいいじゃん
そんな心持ち関わっている方が
案外回復が早まったりすることもあるんじゃないかって思います
本人にそれを伝えるっていうよりも
心のなかでそう思うって感じ
支える側はそうやってなるべく心にゆとりをつくる
なんなら
ある程度本人を放っておいて
自分の好きなことをする
この方がよっぽど本人のためにもなったりする
家族の方からも
自分のあり方を変えていく感じですね^_^
笑顔でいて欲しい…
残念なんだけど、これは周りが本人をコントロールしようとしてるだけ
自分たちが辛いから、それを和らげるために
笑顔を強要してるだけ
よくやってしまうことなんだけど
自分の苦しさの解消を本人に押し付けてるってことだったりします
もしかしたらうつ病になった本人は
職場でも地域でも家庭でも
笑顔になりたくない時も
頑張って笑顔を絶やさずに生きていたのかもしれない
本人も気づかないうちに
ちょっとやり過ぎてしまったのかもしれない
そうしてるうちに
作った笑顔なのか
自分の本当の笑顔なのか
自分でもわからなくなってしまった
それが
今なのかもしれない
そんな風に考えると
今、笑顔がないのは
一旦全部の笑顔を無くしてみて
ようやく本来の笑顔を取り戻そうとしているだけかもしれません
だから
笑えないこと、笑顔がないことを
今は許してあげて欲しい
本人も
家族も
もう、笑えなくてもいい
もう、笑えるようにならなくてもいい
そんな魔法の言葉を
それぞれがつぶやいていたらいいかなって思います^_^
今のままで生きていってもいいよ
いつでもそう思っていてくれる
そんな人が近くにいてくれたら
うつの人はだんだんと安心していける
すごくゆっくりだけど安心していける
もしかしたら
その途中で
今まで見たことのないような
心からほっとした
肩の力が抜けた笑顔に出会えるかもしれません
それに
支えている人だって
支えていいる家族だって
いつも笑顔じゃなくたって良いんじゃないかって思います。
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