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君を殺しても

THE NOSTRADAMNZ Lucifer K nemoto

こんばんは、Lucifer the lucci Nemoto a.k.a kouheiskywalkerです。


つれづれなるままに。


⬛︎夏だがや

今日、唐突に「ねもとさんて本当に夏が似合わないですね」と言われてしまいました。

割と一年で最も暑い時期に産んでいただいたんですが、パーソナルカラーがウィンターなので似合わないんでしょうかね。

南国沖縄まで修学旅行に出向いた17才の頃、「日に焼けたくないから、、」と言って海に行かなかったのは有名なエピソードですが、真冬と真夏どちらか選べと言われたら夏のほうが好きです。


これ17才のときですね、夏っぽい少年じゃないか。


早くもあれから649年経つわけですが、夏の風物詩としてクラッシュオブモードがあるのっていいなと思いますね。

多かれ少なかれ近しいバックグラウンドをもった、ヴィジュアル系と呼ばれるシーンのひとたちが、規模も形態も様々に集まってみんなで演奏をするって、ふと考えるとすごいことだよなーと思ったりします。

今の、その中にぼくもあなたも生きて参加しているということが尊いと思うんです。


いつ何が起きてもおかしくないなと思う昨今ですが、ステージで皆様に対峙する瞬間、楽屋でメンバーらと笑い合う瞬間、配信で時を跨いで音楽が届く瞬間、それらひとつひとつが今起こったことであり、この先何があろうと我々が生きた時間のひとかけらであることは動きようのない真実です。


昨日もそう思ったし、次回もその次もそう思うので、あなたも同じことを思ってくれたらすこし幸せが増える感じがします。


⬛︎続・平成イズデッド

先日猛烈に長々とこんな記事を書いたのは記憶に新しいのですが、

そのうえでX JAPANとキングギドラがシングルを出したので、なんか胸アツ感がありますね。

どちらも、ぼくはとても良いと思いました。

どちらも、「らしさ」と言うと語弊があるかもしれないけれど、軸とベクトルは平成の頃からブレてなくて、それでいてしっかり時を経た分の進化を感じました。

それはギドラは「真実の〜」シリーズが過去からあるのもそうだし、エックスが「UNFINISHED」や「Forever Love」を彷彿とさせる質感だったりもそうなんだけど、でも単なる焼き直しでは決してない感じも、それこそ庵野監督のシンシリーズ的な感触があると思います。

いうて二組とも2000年代にもテン年代にも動きはあったのだけど、今回は双方ともに、思春期の頃に感じたものに近いくらいガツンとくる内容だったのでとても嬉しい。


ちなみにシン仮面ライダーは結局劇場では一回しか観なかったんだけど、こないだアマプラでもう一回観たらやっぱり面白かったです。


今は「君たちはどう生きるか」をやっぱり劇場で観といたほうがいいよなあ、、と思いつつなかなか腰が重い日々を過ごしています。

仕方がないのでタイトルの元ネタになった本のほうを、以前叔父からもらったまま半分くらいで挫折してたのを読み返しました。


たぶん宮崎監督の映画のほうも死ぬ前には観るので、誰にも求められなくとも勝手に感想文か感想キャスをしたいなと思ってます。


⬛︎地球ネコの話

大人の男がママー!!!!!!!!と叫ぶのは異様だなと思います。


ぼくの中でベストオブママー!!!!おじさんは、THE STALINで「Go Go スターリン」を歌っていた遠藤ミチロウさんであることは終生変わらないと思います。

思えば厚木にもあったディスクユニオンでこのEPをジャケ買いしたのも17才のときでした。

今思えば、多感な時期且つ今ほど情報へのアクセスがライトじゃなかった時代に、地元にディスクユニオンがあったのってすごいありがたいことだったんですよね。すげえ金使ったけど身になってる感じがします。


で、近年そんなベストオブママー!!!!おじさん選手権にノミネートしてきたのが、平沢進さんの「地球ネコ」です。


しかしこれは、できれば両方聴いて欲しいですが、忙しい方はこっちのバージョンで聴いてほしいです。


そう、この曲は元P-MODELの平沢進さんの楽曲ですが、NHK教育の「おかあさんといっしょ」に提供されたのが初出で、ご本人の歌唱はそのあとセルフカバーされたものなんだそうです。


この曲すごーく引っかかるというか、一聴するとわけがわからないんだけど、「地球ネコが消えちゃう なぜなの?」で泣きそうになるんですよね。

本人歌唱バージョンのマァーーーーアマァー!!!!のインパクトもさることながら、子供の素朴な感性になぞらえた聴き方がしやすいのは、おかあさんといっしょverのほうだと思います。



平沢さんの他の楽曲もそうなんですけど、「言葉にはできないけど気持ちがわかる」という感覚になります。

それって人智を超えた技能なので、彼のファン層がある種の信者性を帯びている方が多いのは当然だよなあと思います。

ぼくのようにこれはこういうことを言いたいんだよ!!みたいにあちこちでベラベラ言わないし。


「地球ネコ」と「おかあさんといっしょ」でぼくが連想するのは、「わらいねこ・ハッピネス」です。




この曲、これまた17才くらいのときに夢に出てきてからずーっとひっかかっている好きな歌です。

もっと子供の頃からテレビで観て知ってる歌だったけど、好きな歌だなと思ったのは649年くらい前でした。

わらいねこのハッピネスは、地球ネコに比べるとだいぶわかりやすい猫でして、おそらく「子供の頃は笑えたけど大人になるとくだらないと感じて何も思わなくなるような事象と、それを気まぐれに受け取ることができる子供の素朴な感性」のメタファーなんだとぼくは解釈しています。

子供が思わずイッヒうっふえっへと笑ってしまう事象を、擬人化してみせているんだと思います。


地球ネコもおそらく似た何かなんですけど、規模がもっと大きいイメージなのと、主人公(「ママ」と言って母親に問いかけている子供)に思考のベクトルと時間軸があるのを感じるんですよね。


無理矢理言葉にすると、「地球ネコ」の言い換えは「この世界の神」なんじゃないかと思います。

それはそれはきまぐれに、幸福な時間の流れも、天変地異や天災も起こす、我々を包むように存在している何かが、子供にイメージできる例えとして「大きい大きいネコ」のようだ、ということを表しているように感じます。

思考があるんだかないんだかわからないけれど、意識があるようには感じる、そういう「神の目線」に気づいた子供の言葉だと思うと、単にわけがわからない歌ではないのが分かるように思います。

しかし、素朴にそれを感じられる時期というのはとても短いのに、時間はどんどん流れてしまって、陽は傾いて夕焼けになっていきます。

夜になったら、つまりは子供の瞳から光が消えて「大人」になってしまったら、感性は閉じてしまって、地球ネコは見えなくなってしまうんです。

(ここは、笑いネコのハッピネスが大人になると見えなくなることと相同だと思います。)

だから、夜になってしまう前に、僅かに残る光を追いかけて、世界の真実を探しにいくよ、と言っているように思うのです。

それすなわち、あらゆる科学や思想や芸術を突き詰めて、遠くの国で泣いている誰かを減らすこと=より良い世界を作っていく決意なんじゃないかと思うんです。


他方ぼくは、楽曲制作をしたりライブをしたりしついるし、そもそもピーターパン症候群気味なのもあって、遠くの国で泣いている誰かをイメージすることは、同年代(660代くらい)の方々の平均とくらべれば頻度は高いほうだと思いたいんですが、じゃあその誰かのために何かしているかというと、してないこともないけど、この主人公がママに決意表明をしているテンションには到底敵わない程度だよなあと思います。

その、地球ネコが消えていくのを指を咥えて見ている情けなさが、ぼくの涙腺を刺激しているのだと思います。


なんならそんな世界は爆発して全員笑って死ねばいいという歌を毎回歌っているわけですよ。

そんな自分が嫌いではないんですけど、「地球ネコ」を聴くと、もうちょっと頑張ろうかなと思いますね。


皆さまはどう感じましたか?

是非、こんな解釈をしたよ!というお話しがあれば、勝手に誰かに話してください。


↓昨日すこし眠くなっちゃったぼく





こんにちは、Lucifer the Lucci Nemoto a.k.a kouheiskywalkerです。

やや遅まきながら、話題になったオリエンタルラジオの中田さんからダウンタウンの松本さんへの提言と、その周囲の反応の数々を見て、すごく面白いなと思って色々と考えた結果、自分の中での気づきというか、再確認できたことがあったのでちゃんとテキストに残しておこうと思いました。

書くことで整理したいとも思っているので、深いリサーチ等は特にしていなくて、年表以外は何も参照せずにあくまでも自分の手ぶらでの見識に基づいた話なので、非常にざっくりしてると思いますが、まあ細けえこたあ気にすんなって話です。

◼️結論から言いたい。
たどり着いた結論は、「平成・イズ・デッド」というタイトルの通りです。
誰か有名な人が亡くなったりすると、「時代が終わっていく」というような感想が浮かびますよね。

特に今年666才になるぼくが子供だった90年代という時代、そして青春を過ごしたゼロ年代、社会に参加しだしたテン年代を通過して、いろんなことがあって、そして2023年の今、まさしく今やっと平成が本当に死んだことを、中田さんから松本さんへの提言で確認した、というような認識でいます。

ちなみにそれは、中田さんが令和で松本さんが平成であり、その対立構造を中田さんが制した、というような単純な話ではないです。

ぼくは、中田さんが今回仕掛けた火種と導火線と、その先のスパークは、いずれにせよ平成的な価値観に根差して仕掛けられたものだと思ったんです。
ぼくの言う「平成的な価値観」というのは、「数字を制した者が勝者」という価値観を指します。

◼️数字とヒト
ヒトって数字が大好きなんですよね。なんでも数字にしたがる。数字って言語の一部だと思うんですけど、ヒトが群れで生きるにあたって、自他を理解するために勝手につくりだした記号でしかないよね、とぼくは思ったりします。
気温とか、気圧とか、身長とか体重とか、売り上げとか利益とか、観客動員数とか、再生回数とか、ランキングとか、幸福度指数とか、本来どう感じるかは人それぞれでしかない事柄を、一応は誰もが同じ尺度で客観的な目線で見られていると"錯覚"できるので、大変便利だとは思います。
もちろん、数字で物事を測ったり表したりすることを否定する意図はありません。
ただ、数字と錯覚って相反するもののように捉えられることが多いよなあとぼくは思ってます。数字を武器や盾にすること、されることって日常で様々ありますよね。売り上げと年収がいくらだとか、チンチンが何センチだとか、バストが何センチだとか、タワマンの何階に住んでるとか。

ぼくが否定したいのは、そういう、「数字を根拠とした価値への盲信」です。

◼️オリエンタルラジオの花火
中田さんは、「今後のお笑い界が良くなるためには」というベクトルで物を考えた結果、「松本人志という一個人の価値観の影響力があまりにも巨大過ぎるため、結果的に市場規模を狭めているのではないか」という問題意識を持ち、「別の価値判断軸を追加することで、結果的に市場規模を最大化できるのではないか」というソリューションを"提言"しているのだな、と認識しています。

そしてそこに、一石二鳥三鳥を得る仕掛けとして、YouTube動画で敢えて同業者の名前を出し、火の粉を振り撒くことで、また敢えて四方八方でスパークが上がるように仕向けたのだと思います。
そうして発生した大小のスパークを、後に相方の藤森さんとのやりとり(このやりとりが、ボケとツッコミという基本的なお笑いの手法を踏襲したネタになっているのもまた興味深い)のYouTube動画の中で隈なく触れることで、自分を中心とした大きなスパークに変換しています。
更に、そこに注目が集まることで、それぞれの細かいスパークの当事者たちにも"数字"が還元されるように、スキームが組まれているなとぼくは思いました。

早い話が、今までの炎上商法というのが、ただの火事で終わっていたところを、中田さんは火薬の量や仕掛ける場所、そして導火線を巧妙に張り巡らせた結果、火事ではなく"花火"にして見せた、ということだと思います。

この試みが一応の成功を収めたのは、実は初なのでは?と思います。
ここでいう成功とは、「意図した通りの花火になったか」です。
レペゼン地球さんなどが近いことはやっていたと思うのですが、もう少しいびつなかたちだったように感じます。
中田さんの花火は、それが好きか嫌いかは置いておいて、バーンバンバンとあがって、人々がそれを見に集まって、口々にたまや〜と言い、楽しかったね!となるパッケージとして一応完成していたように思います。もちろん花火だとわからなかった人は「何てことしやがる!」と怒るでしょうね。

但し、この花火の価値が何に還元されるかという部分において、ぼくはやはり数字に還元されているなと思いました。
花火がもたらす成果は、オリエンタルラジオの動画で触れている方々のそれぞれのコンテンツで、再生回数やインプレッション数が上がることだと思います。
その結果として、お笑い界の市場規模の拡大に貢献することが目的の一つになっていると思うのです。

しかし、数字こそが目的地であり、それに価値があるという考えに根差したその価値観は既に死んでいるのではないか、とぼくは考えているのです。

◼️ヒデと松本クロニクル
これはお笑いの世界の話だけではなく、他の市場でも同じなのではないかと思います。
ぼくがなんとなく付合を感じたのは、ヴィジュアル系、ヒップホップ、アニメ、お笑いの4軸だったのですが、これらはぼくが割と好きな軸だからであって、他のジャンルや業界でも起きていることなのでは?と思ってます。

それぞれの軸に、それぞれの象徴的なカリスマがいます。
・松本秀人(X JAPANのhideさん)
・松本人志(ダウンタウン)
・庵野秀明(エヴァンゲリオンの監督)
・横井英之(キングギドラのMC、Zeebraさん)
なんと4人中3人がヒデ、2人が松本であることにお気付きですね?

まあそれが言いたかったのが7割なので、その偉大なる4人のカリスマにフォーカスした話ではなく、ざっくりと4軸をボンヤリ見てきた観を語りたいと思います。

●前史 80年代末〜90年代初頭
エックスの「BLUE BLOOD」が1989年。
ダウンタウンの東京進出と「ガキの使い」の開始も同年で、「ごっつええ感じ」が1991年。
庵野秀明監督の「ふしぎの海のナディア」が1990年。
キングギドラの結成が1993年です。

それぞれ80年代から活動していて、各々の界隈では有名人というか、圧倒的な存在だったと思います。
さらに彼らの存在は、その前の世代のカリスマたちへのカウンターでもあったと思います。
そして、この時期に昭和とバブル景気が終わり、元号が平成になり、そしてノストラダムスの予言によって終末ムードが漂ってきます。

エックスは、ジャパメタやパンクとは別の基軸となる、後に「ヴィジュアル系」と呼ばれる道へ続く突破口をドカーン!と開けたのは疑いのないことだと思います。それは「バンドブーム」という括りからはやや逸脱したものだと思います。そして、概ね同時代にBUCK-TICKやデランジェやCOLORなどなど、エックスとともにその突破口に立っていた存在もありました。

ダウンタウンも、それ以前の漫才ブームの早口のスタイルとは別の、けだるいテンポの漫才で新しい風になりました。さらに「シュール≒意味がわからないけど笑ってしまう感じ」という価値観を持ち込んだのもダウンタウンだったのではないかと思います。
同時代に、とんねるずやウッチャンナンチャンがいました。

庵野秀明さんは、80年代からDAICONやゼネラルプロダクツといった同人寄りの活動から「ナウシカ」「火垂るの墓」「マクロス」といったビッグタイトルのアニメーターとして商業作品でも頭角を現しました。
総監督を務めた「ナディア」は、師匠格の宮崎駿さんが手がけた「ラピュタ」と同じ出自でありながら、特撮モノのフレーバーや、後のエヴァンゲリオンに繋がる要素が散りばめられています。

キングギドラは、それ以前にあったいとうせいこうさんや近田春夫さんらの、どちらかというと「ラップ」というボーカルスタイルの輸入にというところに留まらず、「ヒップホップ」というライフスタイルやカルチャーそのものの輸入と翻訳を担っていたと思います。
日本語で「韻を踏む」だけではなく「ライミング」を実現させたのはやはりキングギドラとライムスターなのかなと思います。
そして、microphone pagerやブッダブランドや雷と共に、カルチャーとしてのヒップホップシーンを日本に根付かせていったのだとぼくは認識しています。

●90年代半ば〜2002年頃
この8年間くらいが、ぼくの中でいちばん平成ぽいなと思う時期です。
世紀末を駆けあがって絶望に変わって感じが、97~99年あたりをピークに丁度山型に見えます。
その頃、それぞれがとんでもなく売れて話題になっています。ムーブメントであり社会現象です。
クロニクルというくらいなので、完全に主観で年表にまとめてみました。
すげえ長さになったのでサラーっとでいいです。
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1994年
・オウム真理教による松本サリン事件発生
・マイクロソフト、MS-DOSの販売とサポートを終了
・EAST END×YURIの「DA.YO.NE」がヒット
・hide初のソロアルバム『HIDE YOUR FACE』を発売
・X JAPANが「Rusty Nail」をリリース
・機動武闘伝GガンダムOP絵コンテで庵野秀明が参加
・『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』が放送開始
・松本人志、入場料1万円のライブを開催
・LUNA SEAがシングル「ROSIER」リリース

1995年
・阪神淡路大震災
・オウム真理教による地下鉄サリン事件発生
・マイクロソフトがWindows 95を発売
・テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が放送開始
・X JAPANの全国ツアー『DAHLIA TOUR 1995-1996』が開始
・キングギドラがアルバム『空からの力』を発売
・LAMP EYEが『証言』アナログ盤発売
・H Jungle with tのデビューシングル『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』を発売するとオリコンチャートで7週連続1位を獲得
・松本人志の『遺書』及び『松本』が、それぞれ200万部以上を売り上げ、単行本年間売上で1位2位を独占
・芸能人長者番付で松本人志が1位、浜田雅功が2位となる

1996年
・ポケットモンスター 赤緑が発売
・アングラネットサイト群『あやしいわーるど」が開設
・テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が放送終了、最終2話が話題に
・『新世紀エヴァンゲリオン』のサウンドトラックがオリコンチャート1位に
・ヒップホップイベント『さんぴんCAMP』開催
・LAMP EYE『証言』CDシングル、ビデオさんぴんCAMPと同時発売
・BUDDHA BRANDが「人間発電所」を発売
・hideがレーベル「LEMONed」を立ち上げ、同名タイトルのオムニバスアルバムとビデオを発売
・hide2枚目のソロアルバム『PSYENCE』リリース
・X JAPANが5年以上を費やしたアルバム『DAHLIA』を発売
・X JAPANが『DAHLIA TOUR 1995-1996』のツアーファイナルとなる、『DAHLIA TOUR FINAL』を東京ドームで開催
・音楽番組「Break Out」が放送開始
・松本人志『一人ごっつ』が放送開始
・『めちゃ2イケてるッ!』が放送開始

1997年
・神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)発生
・X JAPANが解散を発表
・L'Arc〜en〜Cielが活動休止
・LUNA SEAが活動休止
・河村隆一のソロアルバム「Love」が300万枚を超える大ヒット
・ヴィジュアル四天王と呼ばれるLa'cryma Christi、SHAZNA、FANATIC◇CRISIS、MALICE MIZERが台頭
・SHAZNAの「Melty Love」「すみれ September Love」がヒット、日本有線大賞最優秀新人賞
・X JAPANが東京ドームにて解散コンサート「THE LAST LIVE〜最後の夜〜」を行い、紅白歌合戦出演を最後に解散
・Dragon Ashがメジャーデビュー
・Zeebraがソロメジャーデビュー
・Kダブシャインがソロメジャーデビュー
・『ダウンタウンのごっつええ感じ』発の「エキセントリック少年ボウイのテーマ」がオリコンシングルチャート4位を記録
・『ダウンタウンのごっつええ感じ』が突如打ち切り
・『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』が公開(春エヴァ)
・『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が公開(夏エヴァ)


1998年
・和歌山毒物カレー事件発生
・Google設立
・AppleがiMacを発売
・Windows 98発売
・CD生産枚数が合計で約4億5717万枚とそれぞれ国内史上最高を記録し、CDバブル絶頂期となる
・ヴィジュアル系バンドがブームに
・hide with Spread Beaverが新聞紙上に全面広告を掲載し、「ROCKET DIVE」を発売
・hide急逝
・hide with Spread Beaverが「ピンクスパイダー」「ever free」「HURRY GO ROUND」のシングルを発売
・hide with Spread Beaverのアルバム『Ja,Zoo』が発売
・hideによるバンド、zilchのアルバム『3・2・1』が発売
・GLAYのシングル『誘惑』『SOUL LOVE』同時リリースで2作共ミリオンセラー
・L'Arc〜en〜Cielのシングル『HONEY』『花葬』『浸食 〜lose control〜』同時リリース、4週連続3作同時TOP10入り、うち2作がミリオンセラー
・LUNA SEAが「STORM」「SHINE」「I for You」を立て続けにリリースし、アルバム『SHINE』がミリオンセラー
・Pierrotがシングル「クリア・スカイ」でメジャーデビュー
・ 椎名林檎、宇多田ヒカルがデビュー
・松本人志が髪型を坊主頭に
・松本人志 企画・構成による映像作品『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM』発売
・庵野秀明監督作品「ラブ&ポップ」が公開

1999年
・東海村JCO臨界事故(日本初の臨界事故)発生
・ノストラダムスの予言と世紀末ブーム
・「2ちゃんねる」が開設
・映画「マトリックス」「スター・ウォーズ エピソード1」公開
・iモードがサービスを開始、携帯電話・PHSの加入台数が5000万台を突破
・前年に絶頂期を迎えたCDバブルが崩壊、15年ぶりに生産数減少
・黒夢が無期限活動停止を発表
・hideのトリビュート・アルバム『hide TRIBUTE SPIRITS』発売
・L'Arc〜en〜Cielがアルバム『ark』『ray』を2枚の同時発売し、双方ダブルミリオンを突破
・LUNA SEAが『LUNA SEA 10TH ANNIVERSARY GIG [NEVER SOLD OUT] CAPACITY ∞』で総動員数 10万人を記録
・GLAYが幕張メッセで動員数20万人の『GLAY EXPO 99』を開催
・Dir en greyが『アクロの丘』『残-ZAN-』『ゆらめき』の3枚同時発売でメジャーデビュー(YOSHIKIプロデュース)
・Dir en greyがミュージックステーションで「残-ZAN-」を演奏し、TV局に苦情が殺到
・Dragon Ashのシングル『Let yourself go, Let myself go』が70万枚近く売上げる
・Dragon Ash featuring Aco, Zeebraのシングル「Grateful Days」がオリコンチャート1位を獲得
・『爆笑オンエアバトル』放送開始
・太陽系の小惑星のひとつが「庵野秀明」と名付けられる
・「魔法のiらんど」サービス開始

2000年
・「2000年問題」は何も起きず
・ 西鉄バスジャック事件が発生、”キレる17歳世代”が話題に
・小渕首相が脳梗塞で緊急入院後、死去
・「IT革命」が新語・流行語大賞の年間大賞を受賞
・松本人志と中居正広のW主演ドラマ『伝説の教師』が放送開始
・「hide MUSEUM」が開館
・YOSHIKIによるメジャーレーベル「エクスタシー・ジャパン」の設立を発表
・LUNA SEA終幕
・L'Arc〜en〜Cielがアルバム『REAL』を発売
・Zeebraがシングル「MR.DYNAMITE 」をリリースし、「ミュージックステーション」「HEY HEY HEY」「CDTV」に出演
・「笑っていいとも!」にZEEBRA、YOU THE ROCK★、ラッパ我リヤ、RHYMESTERが出演
・NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDがセルフタイトルアルバムを2万枚限定発売し、即完売
・YOU THE ROCK★主催の「HIP HOP ROYAL 2000」が開催
・Zeebraがアルバム『BASED ON A TRUE STORY』でオリコン3位獲得
・Dragon Ashが「Deep Impact」、「Summer Tribe」をリリース
・ヴィジュアル系氷河期が始まる

2001年
・アメリカ同時多発テロ事件(9.11)発生
・アフガニスタン戦争が開戦
・日本国内初の狂牛病 (BSE) 感染牛が発見される
・ 東京ディズニーシーがオープン
・ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が開業
・Windows XP発売
・『はねるのトびら』放送開始
・L'Arc〜en〜Cielが実質的な活動休止状態に
・X JAPANの「Forever Love」が小泉純一郎出演の自由民主党CMソングに使用される
・浜田雅功主演のドラマ『明日があるさ』が放送開始、吉本芸人らが『明日があるさ』のCDをリリース、流行歌に
・『ごっつええ感じ』が『ダウンタウンのものごっつええ感じスペシャル』として一夜限定で復活
・『Break Out』が放送終了
・OZROSAURUSがアルバム『ROLLIN'045』を発売、8万枚を売り上げ
・RIP SLYME、KICK THE CAN CREWがメジャーデビュー
・『M-1グランプリ』開始
・Appleが「iPod」を発売

2002年
・癒し系ブーム
・アゴヒゲアザラシのタマちゃんや金融会社アイフルのコマーシャルに出演したチワワのくぅ〜ちゃんが人気に
・青春パンクブーム
・氣志團が『One Night Carnival』でメジャーデビュー
・『R-1グランプリ』開始
・キングギドラが6年振りに再結成、「UNSTOPPABLE」、「F.F.B.」をリリース
・キングギドラの『公開処刑 feat. BOY-KEN」』リリース、Dragon Ashの降谷建志、RIP SLYME、KICK THE CAN CREWを痛烈にDIS
・Dragon Ashがシングル曲『Life Goes On』を発売、盗作騒ぎに
・『FANTASISTA』以降、Dragon Ashの音源リリースがストップ状態に
・Friendsterの登場でSNSの普及がはじまる
・ブログサービス「ヤプース!」がサービス開始
・「iPod」がWindowsに対応
・庵野秀明が安野モヨコと結婚
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という感じでしたね。
おそらく2001年くらいまでは、この時代に物心があって人並みにTVなどのマスメディアに触れていた方は、多かれ少なかれ「あー、あったあった」という認識になるかと思います。
個人的なイメージとしては、バブル景気が終わってから世紀末に向けて、オウム事件や大震災があり、ノストラダムスや2000年問題などで本当に世界が終わる気がしていた矢先、21世紀を無事に迎えて、お!と思った瞬間9.11でトドメを刺されたような約10年だったように思います。
そして、9.11で象徴的に破壊された貿易センタービルよろしく、2002年あたりから人々は徐々に分断されていったように思います。
皆が同じメディアを見て、共通の認識(という幻想)を持っていた時代が、ゆるやかに終わっていく、その「平成の終わりのはじまり」だったように思うのです。

そしてこの期間に醸造されたのは、「●●シーン」というジャンル毎の界隈認識だったように思います。
もちろん、それまでも「シーン」はあったと思うんですが、例えば「V系」や「ヒップホップ」、「アニメ」、そして「(アーティスト気質な)お笑い」といった、どちらかというとマイノリティーだった文化が、全国規模でのムーブメントを経て、今現在まで脈々と地続きになっている各々のシーンを形成し、さらに最大化していった時期だと思います。
つまりは、人口や消費を数値化したときの各シーンの規模の大きさが、おそらくかつてないほどに巨大なものになったのではないかと思います。
それは、実は日本の歴史、ひいては人類の歴史から見ると、非常に特異な時期だったのではないかなと思えてならないのです。
ただ、それが「異常事態」だったことは、あのときを生きていた人間たちはあまり感じていなかったようにも思います。

更に面白いなと思うのが、それぞれのジャンルに、飽くまで80年代以降を切り取った見方ではありますが、時期と流れにパターン的なものが見える気がするところです。
なんとなくですが、イノベーター理論らへんと関連しているように思います。
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【例】
V系
・AUTO MOD
・DEAD END
・GASTUNK etc

・X JAPAN
・BUCK TICK
・D'ERLANGER etc

・LUNA SEA
・黒夢
・L'Arc〜en〜Ciel  etc

・Dir en grey
・Pierrot
・いわゆる四天王 etc

お笑い
・ツービート
・紳助・竜介
・タモリ さんま etc

・ダウンタウン
・とんねるず
・ウッチャンナンチャン etc

・ナインティナイン
・ネプチューン
・ココリコ etc

・キングコング
・オードリー
・ロバート etc

アニメや特撮
・手塚治虫
・円谷英二

・宮崎駿
・高畑勲
・板野一郎
・富野由悠季 etc

・庵野秀明
・樋口真嗣
・片渕須直
・押井守 etc

・細田守
・新海誠
・虚淵玄 etc

ヒップホップ
・タイニー・パンクス周辺
・近田春夫
・ECD etc

・キングギドラ
・RHYMESTER
・BUDDHA BRAND
・雷 etc

・NITRO MICROPHONE UNDERGROUND
・OZROSAURUS
・RIP SLYME
・KICK THE CAN CREW etc

・KOHH
・ANARCHY
・BAD HOP
・Creepy Nuts etc
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ざっくり且つごく一部なので異論しか認めないのですが、イムズの継承がありつつ、相互に影響関係がありつつ、でもゆるやかに(でも確かに)括りが存在する感じがあると思うんですよね。
それぞれのシーンに山場のズレはあるんですが、自分が子供だったせいもあってか、90年代≒平成の印象はすごく印象に残っているし、実際今も皆最前線にいる方々ばかりです。

●そのあと
ここからは、カルチャーやシーンではなく、世相をざっくり追っていきます。
終わりの始まりから、本当に終わってしまうとは2003年あたりでは思っていませんでした。
ノストラダムスの予言が外れて、9.11をびっくりしながらも、やはり結局は外国の映像として見ていたぼくらは、ちゃんと大人になれると思っていました。
こんな時代のフツーになってたまるかと、そう思っていました。
だって誰もが世界にひとつだけの花なんでしょう?と。
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2003年
・日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を記録
・同年、SMAPのシングル「世界に一つだけの花」が257万枚の大ヒット
2004年
・ 新潟県中越地震発生
・オレオレ詐欺(振り込め詐欺)が多発
・イラク日本人人質事件をきっかけに”自己責任論”が流行
・mixiがサービス開始
2005年
・福知山線脱線事故発生
・福岡県西方沖地震が発生
・AKB48がデビュー
・日本の人口が戦後初めて減少
・テレビ・ラジオでのタバコCMが全面的に禁止
・Youtubeがサービス開始
2006年
・ライブドアショック、村上ファンド事件
・携帯電話の番号ポータビリティが開始
・第一次安倍政権樹立
・Facebookが一般公開
・Twitterがサービス開始
・ニコニコ動画がサービス開始
2007年
・東京ミッドタウンが開業
・秋川雅史『千の風になって』がオリコン年間トップ
・初音ミクが発売
・Microsoftが Windows XP のサポート延長を発表
・GyaO NEXT(現U-NEXT)がサービス開始
・初代iPhone発表
2008年
・NTTドコモがPHSサービスを終了
・東京スカイツリー着工
・日本の人口減少が始まる
2009年
・新型インフルエンザの世界的流行
・「Windows 7」が発売開始
・バラク・オバマが大統領に就任、ノーベル平和賞受賞
2010年
・Instagramがサービス開始
・タレント田代まさしがコカインを所持していたとして麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で現行犯逮捕
・尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件
2011年
・東日本大震災(3.11)
   ┗福島第一原子力発電所事故
・スティーブ・ジョブズ死去
・『魔法少女まどか☆マギカ』放映
・ SEKAI NO OWARIがメジャーデビュー
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文字通り、東日本大震災で世界の終わりを感じましたよね。
アニメの中のセカンドインパクトではなく、抗いようのない絶望を感じました。
これが、日本人にとっては太平洋戦争以来の、局所的でなく全国的なインパクトだったのかなと思います。
また、ネットやSNSが発達していたところと、放射能の問題があったところ、日中だったために映像が多数残っているあたりが、阪神淡路大震災と性格が違うところかなと思います。
本当にメキメキとネット社会が発達し、人々はそれぞれのSNS内で(マスメディアによるものと比べると)小さなコミュニティーに分かれていった時代だったと思います。
そして、2003年生まれの人たちは、今年20歳です。

●ポスト・東日本大震災~令和
ここからはだいたいこれを読んでる方は記憶の範囲内だと思うので年ごとには追いません。
本音をいうと、めんどくさくなってきたからです。

ただ、東日本大震災と前後して「ヒデと松本」たちは再び、もしくは初めて団結して活動的になっていったとも見做せるでしょう。
X JAPANもエヴァもキングギドラもハイスタンダードも復活し、活動しましたね。
松本人志さんも、個人的にはドキュメンタルが印象的ですが、後進発掘を少なからず視野に入れた活動をしてきたように思います。

個人的にアツいのは「もう1人のヒデ」であるHYDEさんが、シーンの最重要キーパーソンであるYOSHIKIさんを叩き起こし、「hideのイズムをソフトとハードの双方において最も近くで吸収した男」でもあるSUGIZOさんと、「hideを超えるべき新しいhide」として売り出されていた時代がある雅さんと共に「THE LAST ROCKSTARS」という名前のバンドの結成をしたことです。
hideさんは早い段階から後進の発見と育成の重要性に気づいていたのだと思います。
おそらく、シーンが細分化されて縮小化していったこと、東日本大震災とさらにコロナ禍でそれが急加速していったことで、その重要性の再確認があったのではないかと思います。

また、例えばハイスタンダードとエックス+ルナシーとラルクとキングギドラが様々に交わることなんてないとあの頃は思ってましたが、今はそうした縦横の繋がりがあって「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」などオーディション企画をやっていたりするのは、危機感がシーンを跨いだ共通認識になっていたからだと感じます。
SUGIZOさんとKダブシャインさんの相互のコラボレーションも、社会的メッセージを持った後進を奮い立たせる意図が、多少なりともあったのではないかと思います。
育成・発掘という観点では、Zeebraさんの「フリースタイルダンジョン」然り、Kダブシャインさんの「ラップスタア誕生」然りです。
庵野秀明さんも、エヴァンゲリオンを「ガンダム」のように、自分以外のクリエイターが自由に弄れる題材にしたい、というようなことを仰っていた気がします。
もちろん、松本人志さん擁する各お笑い賞レースも、同じ志と危機感に根差したものであるように思います。

■なぜ平成は終わったのか
単純な話であり、他でもよく言われてることでもありますが、「皆が同じものを見る」というマスメディアの時代から、「それぞれが見たいものを見る」というオンデマンドの時代に変わったからに他ならないと思います。
少子化の問題もあるかもわかりませんが、それ以上にシーンの細分化と縮小のスピードが、東日本大震災とコロナ禍で予想を遥かに上回って加速し、平成からは全く想像できなかった状態になったのは確かだと思います。

しかし、先の「ヒデと松本」様方が目指す「復興」の成功の物差しが、どうやらマスメディアの時代にいかに近づけられるか否かになっているように思えてなりません。
それが、中田敦彦さんの"提言"の中にあった「では松本人志は自分を超える才能を発掘できたのか/否、できていないのだから失敗しているではないか」という問いかけで明らかにされたとぼくは思ったのです。

「超える」とは何をもってして成されるのかと。

おそらく数字のことだと思います。
どれだけの人に影響を与えることなのか、年収なのか、視聴率なのかは曖昧ですが、それらのうちの何らかで「松本人志を超えた」と見做せるのは、数字の大小でしか測れない価値基準になってはいないでしょうか。
そうだとしたら、ぼくはその価値基準はもう古いと思うんです。
そんな価値観は、古墳時代の人糞をありがたがって崇め奉るようなものです。
や、古墳時代の人糞が好きな人がいてもいいんですけどね。

TVの業界で数多の功績を挙げながらも、YouTubeという新時代のメディアで"成功"を収めた中田敦彦さんともあろうお方が、そんな古墳時代の人糞にまだ価値があると考えている(というか、当たり前のようにその前提でいる)ことに驚きを隠せませんよね。

ぼくの父親は、「ヒデと松本」様方とほぼ同世代です。
しかし、父はダウンタウンの笑いがわからないと言ってました。
他方でぼくは、リアルタイムはどちらかというと「めちゃイケ」のほうなのですが、松本さんの「遺書」と「松本」は好きで後年読んでいたし、ごっつのコントも未だに好きでよく観ています。松本さんの本に「俺の笑いが分からない奴はバカだ」みたいなことが書いてあったので、一瞬ぼくは父がバカなのかと思ったんですが、そんなことはありません。
リスペクトできる、非常にいい親父です。
とはいえ、ぼくに「笑い」という生理現象をもっとも催させたお笑い芸人は、ダウンタウンではなく馬鹿よあなたはさんだったりします。
つまり、父の基準ではダウンタウンは「俺を笑わせられない奴」でしかないし、ぼくの基準だと馬鹿よあなたはさんは「ダウンタウンよりぼくを笑わせてくれた人たち」になるわけです。

そうです。つまり「人それぞれ」です。
「人それぞれ」が只の言い訳用テンプレートではなく、ガチで重要な価値判断となる時代になったのだと思います。

即ち、300万人が同じCDを買ったりするような、「メディアによる社会現象」や「誰もが知るムーブメント」は、少なくとも平成のような規模ではもう起きないと思うんです。
しかし逆はあると思います。好きなことは人それぞれでも、嫌なことはだいたいみんな一緒です。だから、例えば回転寿司屋で不衛生な行いをすれば、マスメディアでもSNSでも一斉に攻撃されます。これは平成よりとんでもなく早く深い拡がり方をすると思います。
すると、人々を大きく団結させるものは、楽しいことではなく、共通の敵でしかなくなってしまうわけですね。
そりゃあ世の中殺伐としまさあな。
いうて古墳時代から殺伐としてるけど。

その点で、平成的な価値基準のままでは、誰も松本人志もhideも庵野秀明もZeebraも永久に超えられないと思うんです。
なんなら彼らもモーツァルトやバッハやベートーヴェンやモネやピカソやゴッホやビートルズやストーンズやRUNDMCやウォルトディズニーやスピルバーグやジョージルーカスを永久に超えられないことになりますよね。

否、そんなことはない。全然超えてるはずなんですよ。
だってぼくは全部好きだもの。

◼️ならばどんな価値観であるべきと思うか
今のところ数字で測るのが難しいので大変なんですが、「幸せにしたいと思う誰かをどれだけ幸せにできたか」しかないと思います。
「誰か」は自分でもいいと思いますし、「誰か」は1人でもいいと思います。
もしくは、300万人でも、70億人でもいいと思います。
この価値観が、ぼくは結果的に最大多数の最大幸福をもたらすと思います。
そのプロセスとして、松本人志さんがご自身の意志で賞レースを降りるとか、中田敦彦さんによる新たな賞レースを作るとか、手段はどうあってもいいと思います。
変えるべきは「数字が伴わないなら失敗だ」という認識だと思います。
もちろん、事業を継続するにあたって最低限の収益は必要だし、中世のように資本家のパトロンのお抱えにでもなっていなければ、ある程度の人気や集客は必要だと思います。
でもそれは手段であって、目的ではないと思うんです。

ぼくはTHE NOSTRADAMNZをやっているけど、ビートルズやストーンズより、何ならエヴァンゲリオンやキングギドラやエックスやダウンタウンより、よっぽど我々のことのほうが好きと思ってくれている方々の存在を知っています。
数字では遠く及ばないけど、その点で我々は、好きと言ってくれる方々の中ではトップアーティストなのです。

それが成果として数字に結実してるのが、江頭2:50さんではないでしょうか。
平成の頃、彼はマスメディアでは嫌われモノでした。
でも、令和のオンデマンドではトッププレイヤーです。
それは、彼が自分を見てくれる「あたおか」の一人一人に対して、誠実に仕事をしてきたから成し得たのだと思います。
一体誰が、平成の時代に彼の令和を想像できていたでしょうか。
数字を目標としたとしても、目的にしてこなかったが故の成功例だとぼくは思います。
平成という既得権益に縋るのではなく、届いた誰かの幸せに繋がることを願ってまっすぐに歩んでこられたのだと思います。

だからぼくは、まずは自分が自分の幸せに誠実に向き合っていくべきだと思います。
そのために、自分が幸せにでき得る相手に、よりよいものを提供したいと改めて思いました。

あなたはどうですか?
会社の売り上げとか、成績とか、上司に何回褒められるとか、チヤホヤされるとか、されないとかで一喜一憂していませんか?
そんなものは古墳時代の人糞です。

あなたが今幸せを提供できる相手に、誠実に向き合って、その中の、もしくはその先の先の、遠いどこかの誰が1人でも「ありがとう」と思ってくれていたら、あなたは江頭2:50なのです。

おわり

あの「エスパー伊東」を結婚式に呼んだらどうなる?! - ぐるなびウエディングHOWTO

こちらではえらくお久しぶりです。

Lucifer the Lucci Nemoto a.k.a kouheiskywalkerです。

近況をご報告申し上げます。


◼️名前変えました

気持ちの上では変えてないんですけど、もうステージデビューしてからそれなりにキャリアも積んできまして、色んな方に色んな呼ばれ方されるので、もう全てを包括する方向にしました。

これで、ねもとでもねもやんでもこうへいでもルシファー(様)でもるっちでもいけますでしょう。

the end of genesis T.M.R.evolution turbo type Dを超えたい気持ちも正直ありました。

字数数えてないけどいい勝負なんじゃないでしょうか。


◼️衣装変えました

THE NOSTRADAMNZも結成から7年くらい経ってまして、途中コロナ禍が挟まったりしつつ、ようやく未来が暦の右側にも見えてきた感がありますよね。

で、シェハーンが入ってから、アー写に残ってないものも含めるとずっと黒着てたので、次は白くしようという示し合わせだけして、あとは各々で選びました。

というのも、我々って最初は白を着るのが割と大きなコンセプトの一つだったんです。






皆さんこの頃生まれてないと思うんですけど、ストリートでも全身白が一部ではトレンドだったんですよ。

あとは、時計仕掛けのオレンジもそうだし、貞子もそうだし、あとぼくとかみむらくんが当時ハマってたファニーゲームスという胸糞映画も、本当に悪い人って白を着てるなーと思ったんですよね。


↑モロこれを意識していたわけです。


新たなスタートがどうこうという気持ちだったわけじゃないんですが、世間の状況が少しずつ変わってきて、改めて白を着ると初心に還るというか、ああまだぼくはロックンロールをやれるんだ、という感じがします。


ちなみに今回ぼくは個人的に「未来から来たテディーボーイの末裔」をテーマにしています。

テディーボーイが何なのかはまたの機会に。


◼️シングルとMV出しました。

配信サイト色々


↑もうね、とりあえず観てくださいよ。


これは、はちゃめちゃに大変でした撮るの。

最後のほうなんて記憶途切れ途切れですもん。

すんごい朝早くというかもはや夜に集合してメイクしてえれえ遠くまで移動して、夜〜朝は極寒の中ぶるぶる震えながら準備して、撮影はマジのガチで真夏以上の、しばらくバクチクの「太陽に〜こーろされたー🎵」があたまから離れないくらいの暑さ。

暑いというか、熱い。

気待ちが熱くなるとかじゃない、単純に物理的に熱い。焼肉がどれだけ動物の肉を虐めている食べ物なかのかがわかりました。


しかし出来は非常にいいですよね。

自分でも何回も観てしまいます。

皆様もたくさん観て、お友達やご家族さま、仕事の取引先様やお客様、後輩、株主、隣家の住人、有名つながり麺の方々、有力者や権利者、ゼレンスキーにもプーチンにも漏れなくオススメしていただきたいです。


◼️SAIL AWAY -Decade flight-

今回出した楽曲ですが、コロナ禍前のあの頃、Mr.Chicken hat timersとのツーマンツアーに絡めて一度世に出た曲だったりします。

曲自体は更に前々から頭の中にあったんですが、歌詞はそのときにチキンハットに共感したことなどを含めて書き下ろしたものでした。


デモの段階から非常に高い評価を皆さまから頂きまして、企画モノで終わらせるのは勿体ないよ!と多方面から言われておりました。

それでもぼくは、「SAIL AWAY」の姉妹曲にあたる「Can't help falling to hell with you」のほうに

創作意欲的なものがごっそり移ってしまったので、正直セルフカヴァーとかに対しては後ろ向きで、それよりはぼくの中でもっと新しかった「Can't help〜」のほうでMVを撮ってシングル的に扱いたい気持ちがありました。


で、コロナ禍に入ったりえんどうさんのお見送りがあったり、そのあとはとにかく2人で形にすることとを念頭にライブを試行錯誤したり、さらにシェハーン製造後は新しい3人で何かを出したいという気持ちで「REVESURRECTION」の制作に没頭したり、振り返れば目まぐるしい日々でしたね。


そして「CLUB33」の解説を、途方もない年月を費やしながら書き上げたことで、自分の中でも「Can't〜」に対する気持ちに一旦整理がついたりしてる頃に、かみむらくんが今回のMVの構想を持ってきてくれて、改めて「SAIL AWAY」を新鮮な気持ちで振り返ることができたのです。


まあ、細かいことはこれまた今度にして、着想元になった楽曲を紹介していきます。


◼️イマジネーション元

「Decade flight」とサブタイトルがついたのは、TMネットワークの「Get Wild Decade Run」からきています。

名曲「Get Wild」のリメイクなんですが、当時のチャートからするとかなり攻めたアレンジだと思います。


あと、お分かりの通り「Rocket Dive」へのぼくなりのアンサーだったりもするんですが、これはhideさんが敬愛されていたKISSの「Rocket Ride」が元ネタです。


「Bright Shining Star」というワードは、パンクしか信じねえと決めていた17才のぼくにも、ストレートに響いてきた日本のレゲエの超名曲からきています。

英語はよくわかりませんが、おそらく強く憧れた誰かに対するリスペクトを歌っているように聴こえます。


「My honey dip」は、いつだかカヴァーもしたマクドナルドダックエクレアの超名曲です。

これも英語なのでよくわかりませんが、雪景色の中で絶望感に落ち着き払って旅支度をする(もしくは旅が終わった?)ような風景が浮かんできます。

「悴む」というイメージと、「honey dip」≒ (幼い、健康的な、天真爛漫な)恋人、みたいな存在に向けた、つまりあなたがたへの問いかけの表現です。

「もう神様に頼らないで」とは言い換えるとつまり「二度と無自覚のラクさに身を任せるな」ということです。

そう、最後の3秒間の最中であってもです。


もちろんMr.ChickenHat timersの世界観からも、前回はただワードを拾って捩じ込んだ感じだったけれど、時が経ってもっと深いところで影響されてるなと思います。

基本的に、やさぐれて堕落したダメ男目線というイメージなのだけど、なぜかそれが星空や宇宙に繋がる透明感やピュアさ、果てにはSF感すら感じる世界観が、元々ぼくの中にもある共通点でもあると思うのだけど、切り口が違うからか同じではないので、共感とリスペクトを持っています。


そして「SAIL AWAY」と「Can't help〜」の父母にあたるのが、何度でも言うけどこの曲です。

こういう、少年の心に突き刺さって一生抜けないようなパンクロックアンセムを、死ぬまでにもっとたくさん書きたい。

聴くたびにそう思う。

聴くたびに自分が考えたと思ってたフレーズがだいたいこの曲に詰まってることを痛感して少し死にたくなる。


たまたまこれを書いている瞬間に、以前vocalのKOJIさんをお見かけして、何度か対バンしてるのに畏れ多くて声をかけられずに遠巻きに見ていたことのある駅を通過して、しみじみしてしまいます。

お会いすると気さくに接してくださるのですが、何年もお会いしていないので次にお話できる機会があったら思いの丈をお伝えしたい。


そんなわけで、ぼくにしては手短かですが、久々に文章を書いてみるのもいいなと思ったので、時間はまた質問コーナーを設けようと思います。

いつになるかわからないけど。


それでは、撮影終盤にエンストを起こしたシェハーンと、すごく遠くにいるかみむらくんの画像でお別れです。さようなら。