【製作記】”空飛ぶニンジャ”、OH-1試作1号機 | 岩倉石重工業 活動日記

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ミリタリー航空機の作品を中心に徒然なるままに書いていく、活動日記です。

ご興味があれば、みていただけると幸いです!

まいど、稲木です('ω')ノ

 

今回は、川崎重工業製・陸上自衛隊運用のOH-1ヘリコプター(試作1号機仕様)の設計・製作を行いました。

 

 

OH-1とは?

 

OH-1とは、防衛省初の純国産ヘリコプターとして、1992年より開発が進められ、1996年に試作初号機が初飛行に成功しました。
本機は縦列複座の観測ヘリコプターで優れた操縦応答性を有するとともに、安全性の高い尾部ローターや飛行保持機能を持つ自動操縦装置を装備、コクピットの統合表示装置などの新技術を採用しています。(引用元:川崎重工業HPより)

 

 

前日談・設計イメージ

 

ある日の自宅にて。

 

(*´ω`)「そろそろ、イオンモール各務原でイベントかぁ・・・用意しなきゃな。・・・岐阜・各務原といえば、川崎重工だよね・・・」

 

( ゚Д゚)「・・・あ。川崎製の作品、T-4とバイクしかねぇ!!!仮でもいいから何か作らんと、なんかマズい!!」

 

・・・ということがあり、緊急で設計することに。

 

 

 

OH-1の特徴であるインナーローターは、パーツを整理している時に思いつき、PC上で合わせてみると、ぴったりとパーツがはまりました。

 

 

 

知り合いのヘリコプターが得意なビルダーに、ヘリコプターの組み方の極意を聞いたりしているうちに、とりあえず原設計完了。

ここから、家にあるパーツで、”色は多少違ってもいいから”形にします。

カラーリングは自宅の在庫で集めやすい理由で、赤色と白色の試作1号機仕様にしました。

 

 

 

製作・展示・改修風景

 

 

いつも通り後ろ側(テール側)から作成していきます。

 

 

 

一部、色は揃っていませんが、とりあえず形にしました。

この状態、試作機を作る際の、既存のパーツで組み合わせたツギハギ感が感じられますね。

 

 

 

作品を組み立て後、11/25のかかみがはら航空フェスタと、11/26の元気っ子フェスタに展示しました。

 

記事詳細

【イベント回顧録】2023/11/25 自衛隊イベント(於:イオンモール各務原)

【イベント回顧録】2023/11/26 自衛隊イベント(於:アンフォーレ)

 

 

 

 

各務原のイベント後、確認のためにモックアップが保存されている岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に立ち寄り、造形の確認を行いました。

 

 

11/26の帰宅後、別の色で組んでいたパーツを発注し、数日後・・・

 

 

代用で組んでいたパーツを取り外し、一部を改良したうえで組立。

 

OH-1試作1号機、完成。

 

 

こういったヘリコプターの作品も作っていると楽しく感じたので、今後も多くヘリコプターなども作成・イベントへ運用出来れば・・・と感じています。

 

 

では、次の記事で(=゚ω゚)ノ