以前 45㎝ウーハーの改造と エンクロージャーの製作をいたしました。
この記事を見た方から JBL2242H 46cmウーハーの 超高音質化改造と 専用のエンクロージャーを ご発注していただきました。
試聴環境をお伺いしたところ、
試聴ルームは 6畳間で 高音用はアルテックのドライバー802。
今まで 15インチウーハーを入れて 聴かれたことも有るそうですが、6畳間ゆえに 音量を上げられずで せっかくの低音が 15インチウーハーから出てこない。
なんとか 量感のある低音を出したいのだが 今は12インチで諦めている。
とのことでした。
私どもでは 今まで3例の 超高音質化45㎝ウーハーを製作していて、いずれも好結果を得ています。
45cmウーハー超高音質化改造の 一番の特長は、高域の特性が荒れるのを防ぎ 綺麗に減衰するように改造している点です。
こうすることによって そのままツィーターに繋ぐことができ、ウーハーには必ず付いている 高音域をカットするネットワーク回路が 不要になります。
必ず付いているネットワーク回路については 弊害が大きく、特にウーハーでは 低音が重く鈍くなります。
これが無くなるだけで 低音は歯切れよく スピーディーに出てくるようになります。
さらに エッジをセーム革にして コーン紙強化などを施せば 6畳間で 超低域から自然な低音を 普通に楽しめます。
下の写真は 私どもの作業ピット(約7畳くらい)で 箱の塗装の下塗りが終わった段階で、超高音質化改造が完了した 45㎝ウーハーの試聴をしているところです。
上に 4インチ 本漆塗ハードドームツィーター(私どもの開発試作品)を繋いで聴いてましたが、2m足らずの距離でも 音像は細やかで 広く深く展開して 実に痛快な音で鳴ってくれました。
超低音も十分感じられて 6畳間でも十分楽しめます。
2242Hも これと同じ性能になるでしょう。
お客様から 2242Hが2個送られてきました。
さすがに 大きいですね!
ちょっとひっくり返すのも 力が要ります。(笑)
それでは これから分解して 超高音質化改造を施します。
超高音質カースピーカーはこちら オートプロマツモト