THEATER BEATにビックリ!(4) | ステレオ匠 人見隆典のブログ

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ピュアオーディオを40年以上趣味で研究してきました。
その結果市販のスピーカーを超高音質なスピーカーに改造する方法を確立しました。
これを広めて豊かな音楽のある生活を普及させたいと思っています。

今販売されているシアタービートは 大変うまく作りこまれた コスパの高い 超小型スピーカーセットです。

 

このシアタービートの改造を手掛けてみて、この7cmフルレンジユニットの潜在能力の高さに 改めて驚きました。

 

そしてその秘められた能力を 最大限に引き出す改造を施した物を 販売できたら良いなあと 強く思いました。

 

そこで、これまでの 実験的な改造から得た情報から 製品として販売できるレベルの物を 作り上げることにいたしました。

 

手を入れるべきポイントとその改善内容を列挙してみます。

 

1)7cmユニットの カウンターウエイトの追加

振動板の強烈な動きの、ユニットへ与える反動を抑える カウンターウエイトを、スピーカーの外側に石で作ることにします。

実験的に 3㎏の鉛を使用しましたが これでは製品化できないので 御影石で作ってみました。

 

2)振動板の強化補強

ユーインメソッドによる振動板の強化処理を行う。

 

3)密閉型から バスレフ型への変更

振動板の強化により オリジナルの密閉型の最適バランスが崩れたので バスレフポートを取り付けてバスレフタイプに変更します。

 

4)エンクロージャー内部の改造

内部の吸音材を取り除き、ユーインメソッドによる改造で実績のある クロスの内張り処理をします。

 

5)アンプの改造

シアタービート用のアンプは 7cmスピーカーに最適化されて作り込まれています。これを改造した後の物に再度最適化することにします。

 

6)ACアダプターの変更

アンプの音質は 電源に大きく依存します。

シアタービートに付属されている電源のACアダプターは かなり良い物です。

ただ、ここまでスピーカーとアンプを高音質化改造すると 更なる音質改善が欲しくなるものです。

そこで 音質の良くなる電源について調べてみることにします。

 

そして、これらのポイントをうまく改善させて 超高音質 超小型スピーカーセットを作り上げました。

 

 

写真のスピーカーは 黒御影石の台座が取り付けられていて、スピーカーの仰角を自由に変えて 最適な位置で聴けるようにしています。

この御影石の台座は8kgほど重量があり、このウエイトで振動板の動きを抑え込みます。

見た目も綺麗で 重厚な質感があり 高級感が漂いますね。

 

ノートパソコンの左右にセットして聴くと 眼前に超濃厚でリアルな音像空間が 現れますね。

 

 

 

これは 素晴らしい音像空間です。

音の超細かい部分まで聞き取れて 自然でリアルです。

長時間聴いてても 全く聴き疲れのない音で 音楽に没頭できます。

音楽を聴きながらのパソコン作業も 最高に捗りますね。

実は今 このブログをこのスピーカーで音楽を聴きながら 書き込んでいます、快適です。(笑)

 

 

 

 

 

株式会社 遊音工房 otoniasobu.com

 

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