栗東から「福島牝馬Sのお値打ち厩舎情報」が届きました | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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吉田豊君にとって、今週の火曜日、4月19日は、47歳の誕生日だったんですよ。

吉田君は、トレセンのある茨城県の美浦村からそれほど離れていない取手市の出身ですが、子供の頃はトレセンが近くにあることを知らないで、中学生の時は器械体操をやっていたそうです。

でも、進路を決めようとしている時に、体が小さかったこともあって、親から「騎手になってみてはどうか」と言われたことがきっかけで、競馬の世界に入ることを決めました。

そして吉田君は、1991年に競馬学校の騎手課程に入って、1994年の3月に大久保洋吉厩舎からデビューしていて、競馬学校の同期には、現役の乗り役なら、岩部純二君と植野貴也君と幸英明君がいて、他では、もう調教師になっている渡辺薫彦(くにひこ)君も同期です。

それから、皆さんもよく知っていると思いますが、同じ乗り役の吉田隼人君は、豊君の弟ですね。

豊君は、デビュー3年目だった1996年に、メジロドーベルに乗った阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)で、初めての重賞勝ちをGIで飾っていて、その後も、同じメジロドーベルとのコンビで、1997年のオークスなど、GIを5勝していました。

それからも、マイネルラヴに乗った1998年のスプリンターズSや、スマイルトゥモローに乗った2002年のオークスや、ブルーメンブラットに乗った2008年のマイルCSなどを勝っていて、他も入れたら、先週までに、GIの9勝を入れて重賞を36勝、JRA通算で1268勝を上げていますし、今年、パンサラッサに乗ったドバイターフで、初めての海外G1勝ちを飾っているんですよ。

そうそう、豊君は、カナハラドラゴンやスペシャルシチーなど、私の管理馬に何度も乗ったことがありますから、こういう風に深く関わった彼には、これからも頑張って欲しいと思っています。

そして今週、豊君は東京で、

■23日(土)

3R・3歳未勝利→メノーグラジオラス
4R・3歳未勝利→ヴァイオルナ
6R・3歳1勝クラス→ルミナスフラックス
7R・4歳上1勝クラス→ユイノチャッキー
8R・4歳上2勝クラス→ミモザイエロー
10R・晩春S→ペコリーノロマーノ
11R・オアシスS→スリーグランド

■24日(日)

1R・3歳未勝利→カリカ
2R・3歳未勝利→タカラライナー
3R・3歳未勝利→ラパルマ
7R・4歳上1勝クラス→メイショウホオズキ
11R・フローラS→パーソナルハイ
12R・4歳上2勝クラス→アサクサマヤ

と、全部で13頭に乗りますから、きっと彼は、どの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」という思いを込めているのでしょうし、どんなレースを見せてくれるのか、注目したいところです。

そしてここからは、栗東の石坂公一厩舎が福島牝馬Sに使うシャーレイポピーについて、いつも私に美味しい情報をくれる、「記者のE君」から届いた報告を紹介しておきますね。

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石坂公一先生は、2007年のジャパンCダートや、2008年のフェブラリーSとか、ダートのG1を勝ちまくったヴァーミリアンや、2012年の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナとかを管理しとって、去年の2月に定年で引退するまでに、JRAで、GIの14勝を入れて重賞を49勝、通算で690勝っちゅう実績を残しとる、石坂正(せい)先生の息子さんですな。

公一先生は、正先生が管理しとったサンライズペガサスが、屈腱炎を克服して復活した姿に感動して、競馬の世界で働くことを決めたそうで、立命館大学を卒業した後、牧場で働いてから、2008年の9月に競馬学校の厩務員過程に入って、次の年の5月から羽月(はつき)友彦厩舎で厩務員をやって、その年の7月から調教助手をやっとりました。

ちなみに、羽月先生は、1998年から2006年の12月に調教師の試験に受かるまで、正先生の厩舎で調教助手をやっとりましたな。

2017年の12月、34歳の若さで調教師の試験に受かった公一先生は、技術調教師として、正先生の厩舎で色んなことを勉強してから、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとって、同期は、稲垣幸雄先生、上村洋行先生、加藤士津八先生、坂口智康先生、長谷川浩大先生、深山雅史先生の6人がおるんや。

リーガルリリーを使った3月2日(土)の小倉8R・4歳上500万下で、調教師としてのデビュー戦を勝った公一先生は、暮れまでに「6勝・獲得賞金1億3931万円」っちゅう成績を残しとって、2年目やった一昨年は、「19勝・獲得賞金3億2517万円」と、大きく成績を伸ばしとりました。

3年目やった去年も、「20勝・獲得賞金3億9933万円」と成績を伸ばしとったし、地方では、テオレーマを使ったマリーンCで、初めての重賞勝ちを飾っとって、この馬で、交流G1のJBCレディスクラシックも勝っとるんですわ。

そんで今年も、先週までが「7勝・獲得賞金1億2055万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(4月18日【日】まで)の「6勝・獲得賞金1億0930万円」を上回っとるし、地方で、テオレーマを使ったTCK女王盃を勝っとります。

もちろん、今の公一先生は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろ。

そんな中、今日は、1着賞金が4000万円の福島牝馬Sにシャーレイポピーを使いますんで、ワシは、「先生がこの馬をメイチに仕上げてくる」と見とったし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「20日(水)、レースでも乗る鮫島克駿君が坂路に入れて、4Fが57秒3、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を馬なりで出しとりました。14日(木)にCウッドでやった一週前追い切りで、しっかり負荷を掛けられとったし、福島への輸送も控えとるんで、今週は軽めの内容やったけど、軽快なフットワークで伸び伸びと走れとって、馬体の張りと毛ヅヤがホンマによう見えましたわ」

っちゅう内容やったんで、エエ走りが期待できそうやな。

それに、公一先生の厩舎は、さっき書いた通り、テオレーマで地方交流重賞を3勝しとりますけど、まだJRAの重賞は勝てとらんので、今回は、「JRAでは初めての重賞勝ちをここで」っちゅう思いも込められとるとワシは見とります。

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石坂公一厩舎が福島牝馬Sに使うシャーレイポピーについて、「記者のE君」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。