グランド牧場で働いていたS君が、ヴィクトリアマイルで勝負懸かりの訳 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

元JRA調教師・山田要一のブログ

厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

■□大儲けできる絶好のチャンス!□■

ゴールデンウィークにお金を使い過ぎた方は
お見逃しなく!

元JRA調教師の私が本気で勝負する、
「ヴィクトリアマイル」と「京王杯SC」などの
「お宝情報」を「完全無料」で公開します!

詳細はこちら。
↓↓↓↓↓
★ ここをクリック ★

・・・・・・・・・・

こんにちは。
元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

※写真

今日は、デビューが近い2歳馬の中から、私が注目している一頭を紹介しておきましょう。

それは、手塚貴久厩舎のオトコ馬、ブルトガング(父ディープインパクト、母タピッツフライ)なんですよ。

この馬は、今年の桜花賞を勝ったグランアレグリアの全弟で、3月26日(火)に美浦トレセンに入厩して、4月18日(水)のゲート試験に合格しています。

それからは、坂路と南ウッドで念入りに乗り込まれていて、24日(水)の調教では、南ウッドに入れられて、4Fが54秒9という好時計を馬なりで出していて、この様子を確認した手塚君は、

「軽めの調教でしたけど、モノがいいことはすぐに分かりました」

と話していましたから、かなりの手応えを感じているのでしょうね。

そして今は、成長を促すために、25日(木)から「ノーザンファーム天栄」(福島県岩瀬郡天栄村)で放牧されていて、6月中のデビューを目指して、ここで乗り込まれています。

いつも、このブログを熱心に読んでいる方なら、よく知っていると思いますが、手塚君は、地方の宇都宮競馬(2006年に廃止)で、乗り役と調教師をやっていた手塚佳彦さんの息子です。

お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚君は、ほとんど馬と関わらないで育っていて、慶応大学を卒業する前には、大手飲料メーカーの内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったんですよ。

でも、大学を卒業する前に、お父さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになって、就職の内定を断り、北海道の牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入って、競馬学校を出た後は、相川勝敏厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘厩舎で調教助手をやっていました。

手塚君は、1998年の2月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSなど、GIの5勝を入れて、今までに重賞を全部で22勝していて、その内、12勝が2歳と3歳のレースで上げているように、若駒を仕上げるのが上手い調教師の一人と言えますね。

もちろん、手塚君は、稽古でいい動きを見せていたブルトガングに、かなり期待している筈ですから、デビュー戦に向けてこの馬をどう仕上げてくるのか、キッチリ確認したいと思っています。

そしてここからは、栗東の角居勝彦厩舎がヴィクトリアマイルに登録している、カンタービレとサトノワルキューレについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

石川県出身の角居勝彦君は、金沢桜丘高校を出てから、静内にある「グランド牧場」で働き始めて、1986年に競馬学校の厩務員課程を出た後、その年の10月から、ナリタハヤブサや、キョウトシチーや、ファイトガリバーとかを育てた中尾謙太郎さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって、1997年の1月からは、クロフネや、フサイチエアデールや、ブロードアピールとかを育てた松田国英君の厩舎で調教助手をやって、2000年に調教師の試験に受かっとりますな。

そんで、2001年に自分に厩舎を開業するまでの1年間は、森秀行君の厩舎や、藤沢和雄君の厩舎で技術調教師をやって、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどったんや。

最初の年にいきなり19勝しとった角居君は、次の年に、ブルーイレヴンを使った東京スポーツ杯2歳Sで初めて重賞を勝つと、2004年には、デルタブルースを使った菊花賞で初めてGIを勝って、その後も、シーザリオを使ったオークスや、ハットトリックを使った香港マイルや、カネヒキリを使ったジャパンCダートや、ウオッカを使ったダービーや、ヴィクトワールピサを使ったドバイワールドCとか、国内だけやなくて、海外の大きいレースでも結果を残しとりますわ。

これも皆さんがよう知っとると思いますけど、角居君は、2011年からの3年間、

2011年→59勝・獲得賞金11億9517万円
2012年→57勝・獲得賞金12億5956万円
2013年→56勝・獲得賞金17億5848万円

っちゅう数字を残して、3年連続で「調教師リーディングで1位」になっとりましたし、2013年の賞金は開業してから一番の数字でしたな。

そんでもって、2014年の角居君は、メイショウブシドウで小倉サマージャンプを勝って、史上4人目で、現役では3人目の「JRA全10場重賞制覇」を達成しとったし、その他にも、ラキシスを使ったエリザベス女王杯や、エピファネイアを使ったジャパンCとか、11回も重賞を勝って、「51勝(リーディング3位)・獲得賞金17億0938万円」っちゅう成績を残して、一昨年も、「54勝(リーディング3位)・獲得賞金12億7665万円」っちゅう成績を残しとったんや。

せやけど去年は、「33勝(リーディング18位)・獲得賞金5億5683万円」と、勝ち星と賞金のどっちも一昨年を大きく下回ってしもうたんやから、今年の彼は、「キッチリ巻き返したい」と考えとるんやろう。

実際、今年に入ってから先週までの成績は、「14勝(リーディング16位)・獲得賞金6億0174万円」と、もう去年の賞金を上回っとるんやけど、一昨年と比べたら、まだ4割ほどしか稼げとらんのですわ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億0500万円のヴィクトリアマイルにカンタービレとサトノワルキューレを登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

角居勝彦厩舎がヴィクトリアマイルに登録している、カンタービレとサトノワルキューレについて、「元調教師のYさん」から届いた報告についての報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA馬主・小栗範恭さんのブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA騎手・鎌田光也君のブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA調教助手・小西聖一さんのブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。