1位との差を詰めるために、マイラーズCを勝ちたい筈です | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

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こんにちは。
元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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3月17日(日)の幕張S(中山・芝1600m)を勝ってオープンに上がった、上原博之厩舎のショウナンライズ(牡6歳・父ダイワメジャー)は、次走の予定が5月5日(日)の谷川岳S(新潟・芝1600m)です。

いつも、このブログを熱心に読んでいる方なら、よく知っていると思いますが、この馬を管理している上原君は、土浦第三高校に通っていた頃、お父さんの勧めで馬術を始めて、高校の時に、国体で準優勝、東日本大会で優勝という素晴らしい実績を残していましたし、馬術の推薦で中央大学の法学部に進んだ後も、全日本学生選手権で3位に入るなど、素晴らしい実績を残していました。

しかも、大学に通っていた最後の年には、馬のことを勉強するため、イギリスとドイツで半年くらい暮らしていたんですよ。

大学を卒業した後は、一度、乗馬のインストラクターになりましたけど、その後、1980年から、柄崎義信厩舎の調教助手をやって、1983年から、和田正道厩舎の調教助手をやって、1993年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。

そして、最初の年に13勝を上げると、次の年には、ノーブルグラスを使った札幌スプリントSで初めて重賞を勝って、それからも、ダイワメジャーを使った2004年の皐月賞や、セイウンコウセイを使った一昨年の高松宮記念などを勝っていて、今までに、GIの6勝を含めて重賞を27勝、JRA通算で424勝を上げています。

2006年の上原君は、ダイワメジャーで天皇賞・秋とマイルCSを勝つなど、全部で18勝を上げて、今までで一番多い「7億1971万円」の賞金を稼いでいましたが、それからは一度もこの数字を超えていませんし、去年までの5年間も、

2014年→14勝・獲得賞金3億2734万円
2015年→18勝・獲得賞金2億7777万円
2016年→21勝・獲得賞金3億3755万円
2017年→20勝・獲得賞金4億9640万円
2018年→12勝・獲得賞金3億3365万円

と、賞金が伸び悩んでいましたので、今年の彼は、「キッチリ巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年の上原厩舎は、高松宮記念でセイウンコウセイが2着に入るなど、先週までに「1億0781万円」の賞金を稼いでいて、去年の同じ時期(4月2週目まで)の「9370万円」を上回っているんですよ。

もちろん、今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えているのでしょうし、オープンに上がったショウナンライズには、「これからガンガン稼いで欲しい」と期待している筈ですから、1着賞金が2500万円の谷川岳Sに向けて、この馬をどう仕上げてくるのか、注目したいところです。

そしてここからは、栗東の矢作芳人厩舎がマイラーズCに登録しているモズアスコットについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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矢作芳人君は、毎年、東大に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それから菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。

彼は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げて、5年目の2009年には、47勝で調教師リーディング2位になっとりましたし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成しとりました。

しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」っちゅう2冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。

そんで矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにたくさん賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。

実際、去年は「539戦」もしとるし、2番目に多い中竹和也厩舎が「473戦」やったんやから、ズバ抜けて多かったんがよう分かるやろ。

2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は、今までで一番の「57勝」を上げて、また1位になっとりましたな。

けど、一昨年は、「47勝・獲得賞金10億8918万円」っちゅう数字で、リーディング7位に終わっとったし、1位やった池江君の成績は、「63勝・獲得賞金18億4737万円」っちゅうもんで、矢作君より勝ち星が「16」も多かったんですわ。

せやから、去年の矢作君は、「何が何でもリーディング1位になりたい」と考えとった筈で、実際、モズアスコットを使った安田記念とか、重賞を5勝したんやけど、リーディングは、

1位:藤原英昭厩舎→58勝・獲得賞金15億9608万円
2位:中竹和也厩舎→56勝・獲得賞金13億6822万円
3位:矢作芳人厩舎→54勝・獲得賞金14億0757万円

と書けば分かる通り、藤原厩舎に、勝ち星で「4」、賞金で「1億8851万円」の差を付けられしもうたんやから、今年は、「またリーディング1位になりたい」と気合いを入れとる筈や。

せやけど、実際は、先週までが「10勝・獲得賞金3億4458万円」っちゅう成績で、今、24勝を上げてリーディング1位の安田隆行厩舎に、「14」の差を付けられとるし、「5億5180万円」を稼いで賞金で1位の角居厩舎に「2億0722万円」の差を付けられとるんやから、きっと今の矢作君は、「とにかく1位との差を詰めなアカン」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が5900万円のマイラーズCにモズアスコットを登録しとるんで、この馬を全力で仕上げてくると見とったし、昨日、最終追い切りの様子を確認したところ、ワシの見込み通りのもんやったから、矢作君がキッチリ仕上げてきたんやろう。

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矢作芳人厩舎がマイラーズCに登録しているモズアスコットについて、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。