「総理の後輩」が、東京スポーツ杯2歳Sを勝ちたい理由は | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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今週の月曜日、11月12日は、黛弘人君の33歳の誕生日でした。

知っている方もいると思いますが、彼のお父さんの黛幸弘君も1996年まで乗り役をやっていて、今は中野栄治厩舎で調教助手をやっています。

弘人君は、小学校3年生の時に初めて競馬場に連れて行ってもらって、お父さんがレースに出ているのを見て、「自分もジョッキーになりたい」と思ったそうです。

2006年にJRAの競馬学校を卒業した弘人君は、その年の3月に中野栄治厩舎からデビューしていて、現役の同期には、北村友一君と田村太雅君と的場勇人君がいます。

それに、今は調教師をやっている田中博康君と、2010年に乗り役を引退して中竹和也厩舎の調教助手になった船曳文士君と、2012年に乗り役を引退して西園正都厩舎の調教助手になった田中克典君と、同じ年に乗り役を引退して藤原辰雄厩舎の調教助手になった千葉直人君も同期ですね。

デビューしてからの弘人君は、最初の年が2勝で、その後も、なかなか勝ち星を伸ばせなかったのですが、デビュー10年目だった2015年には、お父さんの担当馬だったノットフォーマルに乗ったフェアリーSで、初めての重賞勝ちを飾っています。

もちろん、幸弘君と弘人君の親子には忘れられないレースとなったのでしょうし、この勝ち星は、中野厩舎にとって14年振りの重賞勝ちでしたから、きっと弘人君は、「師匠と父に恩返しができた」と喜んだ筈です。

そして一昨年は、今までで一番の「21勝」を上げていました。

でも、去年はその勢いがなくなって、5勝しか上げられなかったので、今年の弘人君は「必ず巻き返したい」と考えている筈です。

実際、今年に入ってから先週までは、去年の倍の10勝を上げていますけど、一昨年と比べたらまだ半分以下ですから、今の彼は、「もっと勝ちたい」と思っている筈ですよ。

そして、今日と明日、弘人君は福島で、

□17日(土)

4R・2歳未勝利→ツクバボニート
5R・2歳新馬→ミコクイーン
10R・伊達特別→キタノナシラ
12R・高湯温泉特別→ウインスラーヴァ

□18日(日)

1R・2歳未勝利→ベルキューズ
2R・3歳上500万下→ファイトアローン
7R・3歳上500万下→タイセイラビッシュ
8R・3歳上500万下→トミケンカリム
11R・福島民友C→サングラス

と、全部で9頭に騎乗しますから、弘人君はどの馬にも、「勝って自分の誕生日を祝いたい」という思いで乗るでしょうね。

それに彼は、2013年に、競馬番組のアシスタントなどをやっていたタレントの水野由加里さんと結婚していて、その誕生日が来週の22日(木)に迫っていますから、「奥さんのためにも勝ちたい」とも思っている筈ですよ。

私は、アミフジハナザカリや、カナハラインプレスや、バトルフィーストや、リバティアイランドなど、弘人君を管理馬に何度も乗せたことがありますし、調教師を引退してからも、レースや調教で彼が頑張っている姿をよく見ていますから、弘人君には、これからもっと勝てるように頑張って欲しいと思っています。

さて、ここからは、高木登厩舎が東京スポーツ杯2歳Sに使う、西山茂行オーナーの持ち馬ニシノデイジーについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のNさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社を構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。

同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)や、「棚倉ステークスカントリークラブ」(福島県東白川郡棚倉町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。

また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場の経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。

そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎ、2008年頃には、ニシノフラワーなどの繁殖牝馬を他の牧場に預け、「西山牧場の本場」(北海道勇払郡むかわ町)を「ダーレージャパンファーム」に売却しております。

ただ、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)や、「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)や、「西山牧場江戸崎分場」(茨城県稲敷市)といった育成施設の運営は、現在も西山オーナーが続けている筈です。

ちなみに西山オーナーは、現在の内閣総理大臣・安倍晋三氏と同じ「成蹊大学」の卒業生で、競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(昨年の菊花賞馬キセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も、同大学を卒業しております。

西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに500頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、引退した馬で言えば、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミーや、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンなどが挙げられ、現役の馬で言えば、昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイなどが挙げられるでしょう。

2005年には、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残していた上、昨年も、セイウンコウセイで高松宮記念を制するなど、「26勝・獲得賞金5億2448万円」というまずまずの成績を残しておりました。

そして、今年に入っても好調は続いており、セイウンコウセイで函館スプリントSを制し、ニシノデイジーで札幌2歳Sを制するなど、先週までに「24勝・獲得賞金4億2901万円」という成績を残しておりますが、西山オーナーは、この数字に満足せず、今後も全力で勝利を追及してくると私は見ております。

何故なら、これまでに「2億9306万円」の賞金を獲得している「稼ぎ頭」のネロが、今年は「9戦0勝」という状況に付き、今のオーナーは、「その分を他の馬で稼ぎたい」と考えている筈ですから。

そういった中、今日は、1着賞金3300万円(馬主の取り分は8割の2640万円)の東京スポーツ杯2歳Sにニシノデイジーを出走させますので、私が西山オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」と考え、同馬を預けている高木先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

実際、元調教師の方から届いた最終追い切りに関する報告が、

「14日(水)、レースで乗る勝浦君が南ウッドに入れて、5Fが69秒3、終いが12秒5という時計を馬なりで出していました。先行していたアナザートゥルース(古馬1600万下)をコンマ4秒追い掛けて、楽な手応えで並び掛けると、最後はアタマ差先着していましたよ。軽快なフットワークで走れていましたので、今回は、前走の札幌2歳Sから2ヶ月振りのレースになりますけど、高木君がキッチリ仕上げてきたのでしょうね」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は考えております。

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高木登厩舎が東京スポーツ杯2歳Sに使う、西山茂行オーナーの持ち馬ニシノデイジーについて、「馬主のNさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。