GIを7つ勝っているS君が、フィリーズレビューと金鯱賞で勝負を懸ける理由 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

こんにちは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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今日、南関東の大井競馬場でやった、地方重賞のフジノウェーブ記念(1着賞金1300万円)は、リッカルド(セン7歳、船橋・佐藤裕太厩舎)が勝ちました。

この馬は、元々、黒岩陽一君の厩舎にいた馬で、一昨年のエルムSを勝つなど、立派な成績を残していて、今年の1月にJRAから船橋に移籍しました。

そして、先月の報知グランプリC(1着賞金1200万円)を勝って、今日のフジノウェーブ記念で地方では2つ目の重賞になりましたから、地方の中でずば抜けて賞金の高い南関東に移籍したことが吉と出ましたね。

リッカルドは、今年で7歳になりましたけど、体に張りがあって、まだまだ若く見えますので、これからも南関東の重賞で活躍できそうです。

そしてここからは、栗東の佐々木晶三厩舎に登録している、フィリーズレビューのコーディエライトと、金鯱賞のブレスジャーニーについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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佐々木晶三君は、1974年から1982年まで乗り役をやっとって、1979年の桜花賞を、22頭立ての15番人気やったホースメンテスコで勝つなど、引退するまでに、2つの重賞を含めて全部で136勝を上げとりましたな。

乗り役を引退してからの佐々木君は、1982年から杉村一馬厩舎で、1985年から田中耕太郎厩舎で、1986年から坂口正則厩舎で、それぞれ調教助手をやっとって、1994年に調教師の試験に受かって、その年の11月に厩舎を開業しとります。

そんで、1996年には、シーキングザパールを使ったデイリー杯3歳Sで初めて重賞を勝つと、2003年には、タップダンスシチーを使ったジャパンCで初めてGIを勝っとりますし、その後も、アーネストリーを使った20011年の宝塚記念とか、キズナを使った2013年のダービーとか、今までに7つのGIを含めて重賞を44回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が向いとるんでしょうな。

2013年の佐々木君は、キズナの活躍とかで、「24勝・獲得賞金7億1681万円」っちゅう成績を残しとりました。

けど、それからは2013年の成績を超えられとらんで、去年までの4年間も、

2014年→21勝・獲得賞金4億8387万円
2015年→15勝・獲得賞金4億1757万円
2016年→14勝・獲得賞金2億9964万円
2017年→13勝・獲得賞金3億7024万円

っちゅう数字なんやから、今年の佐々木君は、「必ず巻き返したい」と考えとるんやろ。

せやけど今年は、先週までに3勝しとるものの、稼いだ賞金は「5025万円」と、去年の同じ時期(3月1週まで)に稼いだ「5778万円」とあまり変わらん数字なんやから、今は、「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げなアカン」と考えとるんでしょうな。

そんな中、今週は、1着賞金が6200万円の金鯱賞にブレスジャーニーと、5200万円のフィリーズレビューにコーディエライトを登録しとりますんで、勝ってガッチリ稼ごうと、どちらもメイチに仕上げてくる筈やで。

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「元調教師のYさん」から届いた、佐々木晶三厩舎が登録している、フィリーズレビューのコーディエライトと、金鯱賞のブレスジャーニーについての報告は以上です。

ところで、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、ラインや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

★パーフェクトホースマンズ公式サイト

★元JRA馬主・小栗範恭(おぐりのりやす)さんのブログ

★元JRA騎手・鎌田光也君(かまたみつや)のブログ

★元JRA調教助手・小西聖一(こにしせいいち)さんのブログ

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。