菊花賞を勝って、重賞の連敗を止めたい筈です | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

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こんばんは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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さて、来週の天皇賞・秋に出る予定のソウルスターリング(牝3歳・藤沢和雄厩舎)は、今朝、一週前追い切りをやっていましたね。

南ウッドに入れて、5Fが70秒8、終いの1Fが12秒8という時計を馬なりで出していました。

今週の富士Sに出る予定のサトノアレス(古馬オープン)と併せて、力強い動きを見せていましたよ。

藤沢君は、「毎日王冠(8着)の時は、テンションが高かったですし、一度使って、馬が確実に良くなっています」と話していましたから、ここまでは順調なのでしょう。

ソウルスターリングを管理している藤沢君の実家は、1978年の天皇賞・秋を勝ったテンメイを出した「藤沢牧場」でして、彼は大学を出てから、お父さんの友人である田中良熊さんが経営していた「青藍牧場」の手伝いをしていた時、「自分も競馬に関わる仕事をする」と決めたそうです。

それから彼は、ニューマーケット(イギリス)のギャビン・プリチャード・ゴードン厩舎で厩務員として4年間を過ごし、帰国してからは、皐月賞やダービーを勝ったカツトップエースなどを育てた菊池一雄さんの厩舎や、3冠馬・シンボリルドルフなどを育てた野平祐二さんの厩舎で修行を積んで、1988年に自分の厩舎を開業しました。

自分の厩舎を開業してからの活躍は、競馬ファンであれば誰でも知っている通りで、タイキシャトルを使った1998年の安田記念とマイルCSや、シンボリインディを使った1999年のNHKマイルCや、ダンスインザムードを使った2004年の桜花賞や、ゼンノロブロイを使った2004年の天皇賞・秋とジャパンCと有馬記念や、スピルバーグを使った2014年のジャパンCや、ソウルスターリングを使った今年のオークスなど、今までにGIの26勝を含め、重賞を102勝もしています。

それに、エポワスを使った8月27日(日)のキーンランドCで、JRAの通算勝利数を、歴代2位の「1359勝」に伸ばしているのですから、本当に大したものです。

ちなみに、現役で2番目は、先週までに830勝を上げている山内研二君ですから、藤沢君の記録がどれだけ素晴らしいかが、よく分かるでしょう。

藤沢厩舎は、その後も勝ち星を上乗せして、「1367勝」に伸ばしていますけど、今年に限って言えば、先週までで、「30勝」に留まっていますので、きっと、今の彼は「もっと勝ちたい」と考えている筈ですよ。

もちろん、私は、レースまでに藤沢君がソウルスターリングをどう仕上げてくるのかしっかり確認して、天皇賞・秋の馬券に活かしたいと思っています。

そしてここからは、栗東の佐々木晶三厩舎が菊花賞に登録している、ブレスジャーニーとダノンディスタンスについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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佐々木晶三君は、1974年から1982年まで乗り役をやっとって、1979年の桜花賞を、22頭立ての15番人気やったホースメンテスコで勝つなど、引退するまでに、2つの重賞を含めて全部で137勝を上げとりましたな。

乗り役を引退してからの佐々木君は、調教助手として坂口正則厩舎とかで経験を積んで、1994年に調教師の試験に受かって、その年の3月に厩舎を開業しとります。

そんで、1996年には、シーキングザパールを使ったデイリー杯3歳Sで初めて重賞を勝つと、2003年には、タップダンスシチーを使ったジャパンCで初めてGIを勝っとりますし、その後も、アーネストリーを使った20011年の宝塚記念とか、キズナを使った2013年のダービーとか、今までにJRAで7つのGIを含めて重賞を44回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が向いとるんでしょうな。

2013年の佐々木君は、キズナの活躍とかで、「24勝・獲得賞金7億1681万円」っちゅう成績を残しとったし、その後の2年間も、

2014年→21勝・獲得賞金4億8387万円
2015年→15勝・獲得賞金4億1757万円

っちゅう成績を残しとりましたけど、去年は、「14勝・獲得賞金2億9964万円」っちゅう数字に終わってしもうたんですわ。

せやから、今年の佐々木君は、「とにかく巻き返したい」と考えとる筈やし、実際、先週までの成績は、「13勝・獲得賞金2億8753万円」と、去年のペースを上回っとりますけど、一昨年までの成績と比べたら、まだまだ物足りん数字なんで、ワシが彼やったら、「賞金の高い特別レースを勝って一気に稼ぎたい」と考えますわ。

そんな中、今週は、1着賞金が1億1500万円の菊花賞にブレスジャーニーとダノンディスタンス(現時点では抽選対象)を登録しとりますんで、勝ってガッチリ賞金を稼ごうと、どちらもメイチに仕上げてくる筈やで。

しかも、佐々木君の厩舎は、今年、アップトゥデイトで阪神ジャンプSを勝っとりますけど、キズナで2014年の産経大阪杯を勝ってから、3年半も平地の重賞を勝てとらんので、ブレスジャーニーとダノンディスタンスには、「久々に平地の重賞を勝ちたい」っちゅう思いも込められとるんでしょうな。

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「元調教師のHさん」から届いて、佐々木晶三厩舎のブレスジャーニーとダノンディスタンスについての報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。