東京駅前博物館「インターメディアテク」の口コミ・感想」からの続きです。⇒

 

最近分かったこと。ゆうくんは恐竜とかバージェス動物群とか別に好きな訳ではなかったようです。以前は両生類や爬虫類の研究者になりたいと言っていましたが、勉強は嫌なので、最近はなりたくなくなったそうです。
じゃ、本当は何が好きだったのかと言うと・・・

モンスターです。

モンスターとか妖怪とか、空想上の生き物が好きみたいです。恐竜とかは、それらに似ているから少しだけ好きといった程度みたいです。「じゃ、モンスターとかのお話しを作る人になる?」と聞くと、「字を書くのが嫌いだし、絵は好きだけど下手だから嫌だ」とのこと。難しいなー。

親のエゴで科学館巡りばかりでしたから、たまには本人の希望で行き先を決めることにしました。そんなゆうくんが最近ハマっているのが、「ダンジョン飯」です。

 

実はパパも好きで、連載初期の頃から単行本は買っていました。パパのオタク趣味として、コミックビームの「英國戀物語エマ」が好きだったんですよ。その姉妹誌「ハルタ」に連載されていた「ダンジョン飯」も大好きです。ただ、ゆうくんは字を読むのが嫌いなので、マンガだと読んでくれません。アニメ化のおかげで好きになったみたいです。


そんな訳で、行ってきましたスカイツリー! 何度か来ていますが、この日のお目当てはダンジョン飯「迷宮探索展」です。

ダンジョン飯は、フィクションながら世界観が作り込まれています。もちろん空想上の生き物ですが、生態系とかの設定がしっかりしているのが楽しいところ。モンスターを料理して食べるお話しですが、作中の料理を「食品サンプル」で見ることができます。

 

食品サンプル、わくわくしますよね。高いけど。今回はイワサキ・ビーアイ(岩崎)が制作を担当したそうです。


さあ、ダンジョン探索に出発です! ちなみに出発まで2時間待ちです。ゴールデンウィーク、怖えーーーー!! 整理券なので時間になったら再集合で良かったのは、不幸中の幸い。でも、レストランもフードコートも大行列で、休むところに困りました。どこにお出掛けしたとしても、日本中が大混雑なので仕方ないですね。


最初にお出迎えしてくれたのは「大サソリと歩き茸の水炊き」です。すっごい! 美味しそう!!


続いては「人食い植物のタルト」です。キッシュっぽいカンジかな? 行ってみるまでは何個ぐらい展示されているものか知らなかったのですが、期待以上にメニューが充実していました。


「ローストバジリスク」。うん。料理後のサンプルだと、鶏や七面鳥と区別つきません。これは普通に食べたい。


「マンドレイクとバジリスクのオムレツ」。ゆうくん的には歩き茸とマンドレイクが好きだそうです。


「動く鎧のフルコース」。原作を読んでいて「この発想はなかった!」と唸らされた一品です。どうやって動く鎧を食べることになるのか。原作やアニメをまだご覧になっていない方は、是非、観ていただきたいところです。


ゴーレムもいたー! これもゆうくんの好きなモンスターです。フォトスポットになっていました。素敵!!


「盗れたて野菜と鶏のキャベツ煮」。ゴーレムで育てた野菜という設定ですが、食べ物としては普通です。


「天然、おいしい宝虫のおやつ」です。これは綺麗! この辺りの設定と発想は、本当に感心してしまいます。よく思い付くよなー、こんな設定。


「茹でミミック」。うん。これは間違いなく食べられる。でも殻とか面倒そう。食わず嫌い王のゆうくんは、蟹とか絶対食べないだろうなー。


「ジャイアント寄生虫の蒲焼き・白焼き」。見ているだけで、鰻が食べたくなります。ゆうくんも幼児の頃は、細かく刻んだ鰻を食べていたんですけどねー。物心ついてからは、全く食べてくれません。まあ、小骨が多いからね。


写真では見づらいんですが、ゆうくんが抱えているのはクラーケンの切り身(吸盤つき)です。切り身を抱えて、クラーケンと記念撮影ができます。ゆうくん的には「生きているのに、切り身があるとかおかしい!」「あと切り身が柔らかくない!」と納得いかないご様子。変なところで細かいです。


「水棲馬の焼き肉」です。焼き肉を食べに行きたくなる! そういえば、馬刺しや桜鍋は食べたことありますけど、馬肉の焼き肉って聞いたことありません。文化圏によっては、馬肉などの奇蹄目は食べないそうですね。何らかの理由があるんでしょうけど、不思議なものです。


「テンタクルスと水棲馬のシチュー」。本当に食品サンプルの展示数が多いな! 想像以上の充実っぷりです。


「テンタクルスのニョッキ」とか、全て空想上の生き物なので、味を想像するのが楽しいです。甘くないバナナみたいな味なのかなあ。ちなみにテンタクルスは触手のモンスターです。ダンジョン飯においては、刺胞動物でクラゲの仲間という設定です。勉強になるなー(なりません)。


「レッツ炎竜にカツレツ」。豚カツではなく大ガエルのカツです。鶏肉みたいなカンジだと聞きますが、どうなんでしょうね。食べてみたいなあ。


レッドドラゴン! ここまでモンスターを調理して食べてきましたが、今度は食べられる番だ!!


そんなことはありませんでした。「ローストレッドドラゴン」「ドラゴンテールスープ」を登場キャラクター達と美味しくいただきます。

アニメの原画や、原画のままパラパラアニメにしたミニシアター、原作者のイラスト、大ガエルの皮を被れるフォトスポットなど、食品サンプル以外の展示物も充実していました。物語冒頭でドラゴンに食べられてしまったヒロイン・ファリンの展示とかね! 一糸まとわぬ全裸です、全裸! 見えちゃいけないところまで丸見え! えっち!(どんな展示だったのかは、原作やアニメを観てもらえれば分かります)

 

スカイツリーでの展示会はGW限定でしたが、食品サンプルは別イベントでも展示されていたものなので、また何らかの機会にお披露目されるかも知れませんね。

 

⇒「スカイツリー科学館「タウン@キャンパス」の口コミ・感想」に続きます。

 

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