オンライン科学工作「わたしのかがくぶ」辛口レビュー4」からの続きです。⇒

 

小学3年生になって理科、社会が始まりましたが、「公園を観察してみよう!」とか「家のお手伝いをしてみよう!」みたいな感じで、内容はまだまだ薄いです。ところが小4になった途端、怒涛の暗記ラッシュがやってくることは既に分かっています。
算数における暗算、国語における漢字のように、暗記ものは「覚えているのが当たり前」で、そこから先の深い理解を求められると予想されます。覚えていないと、土俵にすら上がれないでしょう。

今のうちから先取りさせておきたいなー。

でも算数と国語で手一杯で、とてもそんな余力ないなー。

理科については科学館巡りとかで色々と仕込んできましたが、危険そうなのは社会です。本当は旅行とかできれば良いんですが、お金がありません。桃鉄をやらせようとしても、そもそも地名を知らないので、「次の目的地はこちら!」と言われたところで、イメージができない様子です。

うーん、とりあえず都道府県名ぐらいは覚えさせたいところですね。

そんなこんなで、我が家の自慢の知育グッズをご紹介です。結果を先にお伝えすると、ぶっちゃけ何の役にも立ちませんでしたーーーー(凹。グッズ自体は素晴らしいと思うのですが、おそらく使い方がダメだったっぽいです。
小学校入学前や低学年のお子様がいらっしゃるご家庭には、是非、他山の石としてもらえれば嬉しく思います。



まずはこちら! 中学受験生なら持っていない人の方が少数派の気もする「くもんの日本地図パズル」です! ド定番ですね。
ゆうくんは視覚優位と診断されている通り、パズルは得意なんですよね。文字が読める前から与えていて、かなりスムーズに組み立てることができます。

「文字が読める前から」

はい。ここがポイントですよー。

ディスレクシアや聴覚劣位の診断も受けているゆうくんは、パーツを形状で覚えています。なのでパーツに書いてある都道府県名とか完全無視です。形状だけでサクサクっと組み立てます。

ダメンじゃん! パズルはできても、地名を全く覚えてないじゃん!!
 

文字が読めるようになってから与えて、親と一緒に都道府県名を読み上げながら遊べば良かったですね。遊び方を間違えました。



お次はこちら。「日本立体大地図」です。むちゃくちゃ高かったーーーー! 新品には手を出せず、中古で入手しましたが、それでも高かったーーーー!! はい。これはもう完全に、パパの趣味です。

 

一応、もうちょっとお手頃価格なタイプもありますけどね。ただ、海溝とかまで立体になっているやつがほしかったんです。中学受験に役立つのかって? 立たないよ? 廃版になったクニャマップとか、再販してくれたらいいのになー。東京23区の立体地図がほしいんですよ。ほしいのは、パパなんですけど!!!!

ゆうくんにも触らせてみましたが、あまり興味を引いてもらえず。うーん、ワクワクしないかなあ。ブラタモリの楽しさを分かってほしいのになー。



地球儀も小さい頃から与えていました。でも、普通の地球儀なんて面白くないじゃん? ということで我が家が買ったのはビーチボール型「ほぼ日のアースボール」です。残念ながらビーチボール型は既に廃版となっております。

なぜ廃版になったのでしょうか? それは買った人ならすぐ分かります。

これね、ビーチバレーとして遊ぶと、すぐ破れちゃうんですよ! 境い目のところがね、ぱっくり割れちゃうんです。実はうちにあるのは2代目だったりします。2つ目に買い直したやつは、初代の反省を踏まえて、境い目のところを事前に補修テープでガチガチに補強しました。これで何とか、今でも割れずに済んでいます。

 

現時点で販売されている新型は、硬くなって頑丈なので、旧型みたいに破れる心配なさそうですね。当時は売ってなかったんだよなー。新型はボール遊びには使えなくなったので、一長一短でしょうか。



最後も地球儀。サッカーボール型「エコシュート」です。公園で大活躍です。勉強の役に立つかって? 立つわけないじゃん(ぇ?。普通にサッカーボールとして酷使されて、ボロボロになっています。気持ち! 気持ちだからいいの!

 

「エコシュート」も廃版になっていますね。地図系の知育グッズは、廃版多いな! どうなってんの? やっぱり売れないの? 今なら「ほぼ日」のサッカーボールの方が入手しやすいんじゃないでしょうか。「ほぼ日」版のサッカーボール、やっぱり当時は売ってなかったんですよね。

結論。

知育グッズを与えただけじゃ、地名は覚えてくれないし興味も引けないから、普通に勉強してもらいましょう。

じゃあ、本当に役に立たなくて後悔しているんかというと、そんなことはないです。「スペインってどこー?」「ここにある国だよ」みたいなやり取りで、親が説明する時にはすごく役立っています。結局のところは、使い方次第ですね。


⇒「次記事」に続くかも?(予定)

 

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