「杉並区科学館「イマジナス」火起こし体験の口コミ・感想」からの続きです。⇒
廃校になった小学校を再利用した新しい形の科学館、杉並サイエンスラボ「IMAGINUS(イマジナス)」に行ってきました。ワークショップで火起こし体験をした後は、お昼休みにします。
杉並区の公営施設ではありますが、運営自体は民間企業に委託されています。そのため食堂も、今風のおしゃれなカフェっぽい雰囲気になっています。暖炉がいいね!
メニューがこちら。どれも美味しそうですが、残念ながら、食わず嫌い王のゆうくんが食べられるものがありません。そこでスタッフさんにお願いして、油淋鶏をタレなしの唐揚げ定食に変更してもらいました。
お腹も満たされた後は「イマジナス」の目玉コンテンツである、笑えるサイエンスショー「科学体験ラボ」です。
実験室っぽいモニュメントのある部屋で、開演時間を待ちます。
サイエンスショーをやっている科学館は珍しくないと思いますが、普通は学芸員さんが説明してくれますよね。「イマジナス」は違います。コメディアンというか、役者さんが演じてくれます。
科学ではなく、笑わせるプロです。子供たちはゲラゲラ大笑い。演劇(喜劇)としてむちゃくちゃ完成度が高いです。
クエン酸と炭酸水素ナトリウム(重曹)から二酸化炭素を生成する実験です。大袈裟に「酸っぱーーい!」とやり取りする寸劇や、洗剤を混ぜて泡が吹き出る演出で、シンプルに楽しいです。
科学的な解説は省かれているため、「お勉強」としての価値は低いかも知れません。代わりに、「理科を好きになってほしい」というコンセプトが全開です。
ドライアイスとお湯を混ぜると、どうなるのかなー。
うわー、白い霧が出てきたー。はい、そこ、「そりゃそうだろ」とか言わない! 役者さんが軽快な演技で、空気砲を使って笑わせにきます。
積極的に手を挙げられる(正確には、決められた「面白いポーズ」を取れる)お子様なら、舞台に上がって実験に参加できるチャンスもあります。コミュ障のゆうくんには無理でしたけど。
サイエンスショーの後は、科学体験コーナーです。アーテックブロックを組み立てて、速く走れる車を作ろう!
すごい!
すごい!!
すっごーーーーい!!!!
ブロックで車を作って走らせるコースって、実はレゴランド・ディスカバリー・センター(お台場)にもあるんですよね。でも、それに比べてコースの大きさが3倍ぐらいあります。あと空いているので、並ぶことなく何度も何度も好きなだけリピートできます。激混みのレゴランドだと、こうはいかないです。
レゴブロックのパーツの充実っぷりも、ヤバい! 本家のレゴランドより、パーツの種類としては充実しています。特にテクニックパーツが揃っているのは嬉しい。
まあ、ぶっちゃけ我が家では、こんなレベルじゃないほどパーツ揃っていますけどね? 自前で買い揃えるにはそこそこお値段しますし、レゴスクールも安くはないです。その前段階として、レゴテクニックのパーツを格安で試してみるなら、お勧めの穴場スポットかも知れません。
ということで閉館時間までしっかり遊び尽くしました。完全予約制のワークショップやサイエンスショーがメインという、ちょっと他とは違う新世代の科学館。オープンしたばかりで知名度も高くないらしく、冬休みでも空いていました。大人気になる前に、行ってみるのはいかがでしょうか?
⇒「次記事」に続くかも?(予定)