月と土星が超接近!肉眼とスマホ写真でチェック!」からの続きです。⇒

 

ゆうくんはマスター先生が大好きです。国語の苦手なゆうくんは、現在、マスター先生に印付けの添削授業をお願いしています。速さと語彙力の不足から一時的には偏差値が急降下中ですが、着実に読解力はついており、これが高学年の頃には花開くはずと信じながら取り組みを続けています。
さ、今月も、マスター先生に送る答案をスキャンしてあげようかな。


ぱぱとままのしごとで、はくぶつかんに行けません

ぱぱと! ままの! しごとで!!!!

 

恨みのオーラがやっべー! かなり根に持っています。うっかり夏に科学博物館ツアーあると伝えてしまったのが失敗でした。平日開催となったことで、共働きの我が家では参加できなくなったんですよねー。ゆうくん、超がっかり。盆休み? 社畜なめんな!(逆ギレ
 

そんな訳で「上野博物館ツアー」には行けませんでしたが、1週間遅れで、ひとりツアーに行ってきました。常設展ではなく、海展の方ですけど。「ギョギョッとサカナ★スター」で、さかなクンでの予習もバッチリ。お受験マスターの解説は聞けないので、代わりに桝さんの音声ガイドを装着して出発です!


まずは生命誕生のコーナー。生命誕生シナリオの仮説の1つである熱水噴出孔(チムニー)です。海ができてすぐに生命は誕生したようですが、有機物の合成はともかく、生命の3条件(膜、代謝、複製)を満たせる複雑な構成がどのように成立したのか、未だに分かっていないみたいです。
でも、ボクらが子供の頃と比べて、今ではDNAによる研究とかで新たに解明したことが多々あります。ゆうくんが大人になるまでには、もっと色々なことが解明されていることでしょう。


おお! 君はもしかして、いわきのアクアマリンで「貸出中」となっていたシーラカンスくんではないか!? 東京で会えたね!


一時期、ニュースで話題になっていた軽石です。海面が軽石で埋め尽くされたニューズ映像は、結構強烈なインパクトありましたよね。もちろん生態系にも壊滅的なダメージを与えるのですが、一方で、軽石に付着して遠くまで移動するなど、種の拡散にも役立っているかもという仮説も説明されていました。なるほどなー。


黒潮のコーナー。マスター先生なら、ここで中学受験関連の解説をいっぱいしてくれそう! もちろんパパには説明できることがありません。代わりに桝さんの音声ガイドが説明してくれます。
南(赤道寄り)の暖かい海は栄養分が沈んでいくため、プランクトンなんかも少ないです。そのため透明に(黒く)見えることから、黒潮と呼ぶそうです。

でも中学受験だと、理科じゃなくて社会の扱いになるのかな? 日本海流(黒潮)とか対馬海流とか、用語を覚えるのがダルそうです(こらこら。

 


プランクトンです。栄養分が少ないことから、親潮のプランクトンより小さいことが説明されていました。


爬虫類のコーナー。もしもしカメよ、カメさん~。


ホエールポンプのコーナー。展示物としては最大で、目玉といって良いでしょう。栄養分は海底に沈んでいきますが、クジラ深海で餌を食べて、呼吸のため海面近くにやってきて排泄をすることで、海面近くの植物プランクトンなどに深海層の栄養が供給される循環システムです。


サメー。


親潮のコーナー。マスター先生なら(以下略。北(極地寄り)の寒い海は、冷やされた海面近くの海水が下がり、代わりに海底近くの海水が上がってきます。深海層に沈んでいた栄養分が対流により上がってくるため、栄養豊富で生態系も豊かです。サンマ、ニシン、サケ、タラ、ホッケなど、食卓でお馴染みのお魚さんたちが、ずらりと並べられていました。。

中学受験では、千島海流(親潮)と三陸沖で潮目ができること、銚子港(千葉県)、八戸港(青森県)、釧路港(北海道)ぐらいが出るのかな?


絶滅危惧種のコーナー。ラッコです。ゆうくんは一旦スルーした後に、わざわざ戻ってきてました。


ここから先は、人類と海の関係を紹介するコーナーに移っていきます。日本列島に人類がやってきたルートは、時期的にも物理的にも幾つかあったようですが、そのうちの1つは南方から海で渡ってきたようです。
お恥ずかしながら日本列島は昔は大陸と陸続きだった的なイメージでしたけど、人類が渡ってきた頃には、既につながっていなかったみたいですね。当時の技術で再現された丸太船です。最初の方の人は、先に陸地があるかどうかも分からない中、何を考えて海の先に行こうとしたんでしょうか。


無人潜水機ハイパードルフィンくん。有線での遠隔操作式です。ゆうくん的には、その有線に付いているオレンジのボールが何のか気になって、パパに聞いてきました。こうしたナンデナンデを育みたいところですが、パパにもわからないよ! 目印か何かなんでしょうか?

 


北極圏のコーナー。


オルパスくん! 浜学園のオルパスくんじゃないか! 「夏休み、お勉強もちゃんと頑張ってるー?」という声が聞こえてきます。嘘です。ゆうくんにはそんな声は全く聞こえていないようです。


お土産コーナー。パパは、左下の「ミジンコ」のぬいぐるみをゲット! ミジンコって。なぜこれをぬいぐるみにした。そのセンス、大好きです。
ゆうくんは、スケーリーフットをチョイス。なにこいつ? え? 今日の展示にあった? 深海のコーナーにいたっぽいですが、ナマコやダイダラボッチは覚えていますが、こいつは見覚えありません。

混み具合というか混雑状況なんですけど、夏休みの週末にも関わらず、意外と空いていました! もちろん行列なんですけど、その行列がスムーズに流れていたので、ほぼストレスフリーでした。どの展示も2~3分も待てば、最前列から見ることができます。お盆の週末だったから、皆さん明日からの仕事に備えてお出掛けは控えていたのかな?

お勧めするまでもなく定番中の定番だとは思いますが、まだの方がいらっしゃるなら、是非行ってみたら楽しめると思います。ひとりツアーでもいいじゃない!

 

⇒「お持ち帰り可! 化石掘り体験の口コミ・感想(アンモナイトセンター)」に続きます。

 

最初から読む◆ 「中学受験」に療育っ子がチャレンジ!
◆ 「家庭学習」で四谷大塚の授業に追いつきたい!
◆ 「療育」(発達グレー)のあれこれ!