love storys  ~17歳、私と君と。~ -9ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

夢のような奇跡は自分の力で起こしようがない。いくら願ったところで、訪れたりはしない。


直樹からの電話が来た後、由紀は毎日のようにケイタイと睨めっこをしていた。


もう一度、電話かかってこないかな。そんな期待をしながら。


けれども、一向に直樹からの電話はかかってはこなかった。


一週間が経ち、由紀はケイタイを見るのをやめた。


期待してはいけない。


所詮は奇跡。そう何度も起きるものじゃない。


由紀は自分にそう言い聞かせた。


六月はもうすぐ終わりを迎え、七月に入る。


降り続く雨は減っていき、望んでいた晴れの日が訪れる。


けれど、太陽は暖かさをもたらすわけではなく、暑さを地上に向ける。


雨も嫌だが、こういう日も嫌だな。そう思う。


もっとも、この暑さは日を重ねるごとに増していくので、嫌だなどというにはまだ早いぐらいなのだが。


緑に葉を染めた桜はなんだか、一番それらしく見えた。


春の桜が綺麗で、見頃なのは分かっているのけれど、木の葉は緑。そんなイメージがある。


木々たちが並ぶ桜並木を抜けた先に、由紀がいつも行くスーパーがある。


このスーパーは品ぞろえが豊富で、安い。


由紀はいつもこの店で食材を買いそろえていた。


あの日、ここで玲奈に会ったんだよね。


また会えたりしないかな。少しだけそんな期待をする。


昔の同級生。今も続く親友に会うのはいいものだ。


専業主婦をしていて、なおかつあまり外に出ることがない由紀。


話す相手は数が知れている。


だからこそ、偶然会う親友の存在は大きい。


いつも以上に、辺りを気にしながら買い物をする由紀だったが、結果玲奈には合うことができず、そのまま帰路についた。


「ただいま」


由紀は帰ってくると、返事がないのを承知でその言葉を口にする。


そこに、意味はなくただ、習慣になっているだけ。


中学校ぐらいだろうか。いつも、何も言わずに家のドアを開けていたのだが、怪しい人かと思うからちゃんと「ただいま」ぐらい言って。


そう母に言われたのがきっかけ。


言われた直後。毎日のように言っていたわけじゃないのだが、言わない度におやつを抜かれるという罰を食らっていたので、言おうと意識をしていた。


次第に、意識せずとも言わなくなってきて、それがなぜか今になっても続いている。


この習慣のせいで恥ずかしい目に会ったこともある。


それは友達の家に行った時。ドアを開けると「ただいま」というように体に意識させていたので「おじゃまします」というべきタイミングで「ただいま」その言葉を繰り出してしまったのだ。


友達には当然笑われるし、友達のお母さんにまで笑われてしまった。


そんなこともあったが、習慣は習慣。そんな簡単に抜けるものでもない。


「おかえり」


今日も、当然その言葉を聞くことはなく、由紀は家の中に入る。


閑散とした室内で、由紀は最初にテレビをつけて、音を室内の中に広める。


無音で過ごしたい日も当然ある。悩んでいたり、落ち込んでいたり。


気分が下を向いているときは、テレビをつけないのだが、そういう感情に陥っていない日はテレビをつけるなり、BGMを流したりしている。


由紀は気分の変化が激しく、下を向く日の方が多い。


だから、そうじゃない貴重な日はそれを保とうと努力をする。


窓からの景色は良好。


依然、雲はなく、日差しが照りつけていた。




その日差しが落ち始め、夕暮れになり、そして夜になり。


蒸し暑さが残る室内には浩平と真帆がいてテレビをつける必要もないくらい賑やかな場になっていた。


望んでいた生活。


真帆の笑顔を見ながら、自問自答をする。


これでよかったんだよね?


・・・うん。


由紀は曖昧に頷いて、ケイタイを見た。


その表情が寂しげに見えたのだろうか、真帆が「どうしたの?」


悲しそうな表情で由紀を覗き込む。


「なんでもないよ」


由紀がケイタイから真帆の方へ視線を映した時・・・


ケイタイがバイブ音を鳴らした。




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一昨日は申し訳ありません><


きょうはきっちり、7時です!!!www


次回は明日の月曜日更新になります。


よろしくお願いします。


自分の格言?的なのはまた明日から・・・。。


小説、また電話がかかってきました。


誰からなのでしょうか!?wwww

クリスマスの思い出、教えて!ブログネタ:クリスマスの思い出、教えて! 参加中



こんにちは!


今日は小説を書く日なのですが…。


やっちまいました。

小説、週二回だとさすがに少ないので、日常ブログの月曜日を来週のみ小説にします。


申し訳ありません(>_<)


ほんと時間の使い方が下手だ…


ブログネタですが、クリスマス。


案外近いですよね。もうすぐ一年が終わりそうです。


あークリスマス嫌だなー


僕はあんまりクリスマスっていい思い出ないんですよ。


クリスマスが最後のデートになったことが二回ほどあるので(笑)


皆さんはなにかクリスマスの思い出はありますか?


次回の小説は日曜日になります。絶対書きます!(笑)


見ていただけると嬉しいです♪

奇跡を信じないわけじゃない。


この世の中には常識では考えられないようなことだって起きることがあるかもしれないんだ。


けれど、まさか自分にそれが起きるなんて・・・。


由紀はケイタイをテーブルの上に置いて、ただただその奇跡が起きた物を見る。


終わったばかりの電話。由紀の耳にはまだ直樹の声が残っていた。


カチ・・・カチ・・・カチ・・・。


ゆっくりと時間が流れていく。


すると次第に、耳元に残る直樹の声がおぼろげになっていく。そして、思う。


本当にあれは直樹だったのだろうか?


時間が経つにつれて、あの声が本物だったという自信がなくなっていく。


他の誰かが悪戯で声をに似せてかけたんじゃないか。


少し無理があるが、もういなくなった人がかけてくるより、よっぽど現実的だ。


でも、信じたい。


起きた奇跡を否定しながらも、肯定をしたい自分がいた。


矛盾の狭間で自分の感情がごちゃごちゃになっていく。


奇跡を確かめるすべはない。


いや・・・ある。


由紀はテーブルの上に置いたケイタイをもう一度手に取り、開いた。


着信履歴。ここからもう一度相手にかければ・・・。


「え・・・」


由紀は着信履歴を見て唖然とした。


そこの一番上にあったのは昨日の夜にかかってきた浩平からの電話。


今日からはまだ誰からもかかっていないことになっていた。


てことは・・・だ。


他の人がかけてきた可能性はなくなった。やっぱりこれは、奇跡が起きたってこと。


嬉しい・・・そう思う。と同時にこうも思う。


『もう一度、この奇跡が起きると決まったわけじゃない』


あまり期待しないでおこう。由紀はそう決めた。


とりあえず・・・なにしようか。


寝ようとしていた時での電話。もう一度寝ようと横になってみるが眠気は完全に消えていた。


おかげで、空腹が増して、限界を迎えていた。


由紀は冷蔵庫を開けて、何を作ろうか思案する。


ドクン・・・ドクン・・・。


耳元に声が残っていなくても、感情は依然、彼との電話で高ぶっている。


まるで、思春期に戻ったみたいだ。


好きな人と、手が触れただけで、胸が熱くなったり、声をかかられただけで、顔が赤くなったり。


今、自分はそれらの思春期真っただ中。制服を着ている中高生と同じ目線の中にいた。


期待しない。


そうは思っていても・・・。


平穏な現実を求めていた自分はそれを自分で否定する。





夢でも幻でもいいから、もう一度直樹の声が聞きたい。





現実的な自分の非現実的な淡い願い・・・。





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不安になることだってある。それは相手も同じ。


だから、そうさせないように、本当に好きなら「好きだ」って


臆することなく言える自分でいようよ。



こんにちわ。


すいません。また夜です。


なんとか、日にちは守っていますが・・・。今休みなので、頑張ります。


次回は明後日の金曜日。7時・・・頑張ります><

こんばんわ。



よるになってしまいました。



更新する時間がなかった・・・。



昨日は疲れていて、すぐに眠ってしまって、今日は学校で・・って感じです。



昨日は13時間労働でした。



試験監督のバイトでボケっとしてただけなのですが、それでも、半日は辛いww



ところで、小説なのですが、完全に今回は非現実的な話です。



でも、あるかもしれませんよーww



もしも、自分にも起きたら・・・なんて仮定しながら読んでみてくださいw



とかいってww





メガネ男子、女子好き? ブログネタ:メガネ男子、女子好き? 参加中

私はそうでもない 派!

本文はここから




ブログネタです。



ん~。



嫌いではないです。



むしろ、最近は好きです。



ただ、彼女にするのは・・・。



僕は、普段メガネをかけているんで、2人とも眼鏡になってしまうので・・・う~んって感じです。



だからなんだって思う人もいるかもしれないですが、なんとなく、片方は裸眼の方がいいなと・・・ww



なんとなくですww



ただ、眼鏡の彼女って今までいたことないので、欲しいなとは思います。



てことは、自分が裸眼にならなければ・・・。



れーシック受けようか考え中ですw



コンタクトはずっとつけていると、気付けば、レーシックを越える額になる気がするので、今は避けています。



まあ、それよりも、毎日の付け外しが面倒ってのが一番の理由なのですが・・・。



あれですよね、眼鏡の男の子の好感度が上がるのって、ギャップですよね。



普段つけていない人が付けたり、付けている人が外したり。



僕には後者の可能性があるのですが、どのタイミングで外すんだよって話です。



それに、イケメンに限るし。



やっぱ、眼鏡は好きじゃないなー。



自分には似合っていないのでww



で、次回の更新は水曜日です。



小説の13話を更新します。



よろしくお願いします☆




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別れた後に、出会わなければ・・・なんて思っちゃいけない。



そう思ってしまったら、その時の自分を否定してしまうことになるから。



好き。好きだった。過去でも今でも、そう言えるように恋をしよう。

「直樹・・・くん?」


そんなことありえるはずがない。


直樹はもう死んだ。この世にはいないはずの人間だ。


「そうだけど。で・・・どうしたの?」


直樹は由紀に問う。


なにが、どうしたの?なんだろうか。


電話越しの彼が自分に聞いていることがなに一つ分からない。


由紀は、頭の中を一度リセットして、考えてみる。


そこに、常識とか先入観になる物はすべてなくして。


電話の相手は、直樹だと言っている。これは質の悪いいたずらの可能性が高い。


けれど、それをして何のメリットがある?


悪戯そのものに、する方がメリットを求めているかどうか定かではないが、これは無意味すぎる。


じゃあ、なにか?


これが本物の直樹だとでも?


それもまたずいぶんめちゃくちゃな話だ。


はたして、電話の向こうで何が起きているのだろうか。


その時、ふと雨の中通り抜ける車の水しぶきの音が由紀の耳に届く。


・・・雨?


由紀は反射的に壁にかかっている時計を見た。


13時40分。


そして、今日はあの日からちょうど・・・。


あり得ない。そうは思うけど、他に考えられないかった。


「なお・・・じゃなくて、佐藤君、今風邪ひいてる?」


「え?あ、うん」


「それ、私のせいだよね?」


確かめるための・・・術。


「山口さんのせい?そんなことないよ。昨日は久しぶりの雨で寒かったから・・・」


「傘・・・なかったんだよね?」


傘を貸してくれた直樹。彼は二本持っているからといっていたが、実際は一本しか持っていなかったんだ。


「・・・あったよ。もう一本」


彼は少し間を開けた後にそう言った。


(やっぱりだ。あの時と同じ)


10年前の今日、この時間。


由紀と直樹がした初めての電話。まさしくそれだった。


由紀は10年前と同じように言葉を紡ぐ。すると、直樹も同じように返してきて。


まるで、あの時をもう一度繰り返しているようだった。


そして、その電話は終わりの時を迎える。


「わかった」


由紀がそう返事をした後に、じゃあ、また。


直樹は電話を切ろうとする。


相手が本物の直樹だと疑念を持ってから、10年前をトレースして言葉を紡いだ由紀だったが、ここで過去とは違う言葉を口にする。


「ちょっと待って」


「ん?」


「最後に一つだけ、答えてほしいんだけど・・・」


ドクン・・・ドクン・・・。


胸の鼓動が高鳴る。


「なに?」


「今って、西暦何年?」


「1992年。何を今さら・・・」


1992年。それはちょうど10年前。


「何月何日?」


「なにそれ?なんかのクイズ?」


奇妙な問いに、怪訝そうに直樹は聞く。


「そうじゃないけど・・・」


お願い、答えて・・・。


「6月18日だよ」


彼は不思議そうに答えた。


この瞬間・・・由紀の疑念は確信に変わった。




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おはようございます。


こういう回って書くの苦手んなんですよ。物語発展する瞬間?みたいな回ww


違和感なく読んでいただけてたらいいなと思いつつ・・・。


明日は日常ブログです!