love storys  ~17歳、私と君と。~ -63ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

映画でキスシーンを幾度となく見てきた。


ドラマでも見てきた。


しているカップルを実際に見たこともある。


そんなときに浮かんでくる感情。


『キスってどういうものなんだろう?』


小学生や中学生みたいな・・・。


高校生にもなってキスもしたことない私。


キスがどんなものなのか。


全く知らない私。


恋愛をするにあたってキスはつきものだ。


そして、一番綺麗なシーン。


恋愛のドラマや映画などでは必ずここぞって場面で出てくるから。


そんなキスがどういうものなのか、私は知りたい。


でも、誰と?


こういうのって妥協でしていいものなの?


やっぱり好きな人の方が・・・。


ううん。


好きな人じゃなくても・・・する価値はあると思うんだ。


練習・・・って言い方は坂本君に悪いかもしれないけど。


割りきった恋愛は幾百の世界の中でありふれたこと。


現代だって・・・過去だって。


過去は自分の意思で恋愛をできなかった。


上下関係というものがあって。


身分相応の相手と結婚するというのが当たり前の世界。


映画とかでその垣根を越えた恋愛をするという物語は多々ある。


でも、それは所詮映画。


ドラマ。


実際はそんなことなんてあったのだろうか?


まぁ・・・あの人たちが当初から恋愛感情を持ち合わせてたかどうかすら曖昧だ。


昔は一夫多妻制。


武将たちは可愛い女を見つければ、自分の手元に置いて夜の行為を始める。


女たちは、自分のところに子供が生まれることを祈る。


ほんと・・・。


お互いの利害が一致した今では考えられない行為。


名誉のために頑張る女。


顔だけで人選する男。


今の玉の輿と面食い?


そう考えると今でもあるかもしれない・・・か。


今の割りきった恋愛はただ関係を持った二人とか、妥協で恋をする人たちとか。


私みたいに、ただの好奇心で経験を積もうと考える人がたくさんいる。


一途で純粋な人にとってはそういう人たちは嫌な人間って思うのかも。


雨は休むことなく降り続く。


一定のリズムを奏でながら傘に雨が当たる。


その傘は相変わらず私の方を向いていて、彼の外側の肩には当然のように雨があたっていて。


申し訳なさと有難さと。


「どこか入る?」


彼が聞いてきた。


「あれ?帰るんじゃないの?」


彼の提案に少し嬉しくなりながらも、私はこんなことを言う。


「帰りたい?」


「私は・・・どっちでも」


「そっか。じゃあ、雨宿りしたら帰ろうよ」


「雨が降ってるから坂本君は帰りたいんじゃないの?」


「もう少し・・・一緒にいたいんだよ」


へぇ・・・。


直球が飛んできて思わず苦笑してしまった。


草食系。


頑張ればそのレッテルが外れるんじゃないかな。


私たちが雨宿りのために入ったのは大きなショッピングモールだった。


時間つぶしのために、私たちは商品を見て回る。


「坂本君って服とか買うの?」


「・・・僕が着ているのは何だ?」


彼はあきれ顔をうかべていた。


「そうじゃなくて・・・好みとかこだわりとかはあるのかなって」


私は男物のシャツを手にとる。


裕哉さんに似合いそうだなぁ・・・。


赤が基調とされていて黒のラインが入ったパーカー。


それを着ている裕哉さんを想像しながらそう思った。


まだ全然・・・・。


私は坂本君だけを見れていない。


やっぱ、手を繋ぐだけじゃダメ・・・かな。





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昨日更新情報行ってなかったみたいですね。


ん~・・・。


今日のはいってることを祈る!

~side理菜~


映画が終わって、二人でファミレスに入る。


注文を済まして、さっき見た映画の話をする。


どうだっただのこうだっただの。


最後のシーンは少し違ったとか、音楽はすごくよかったとか。


後は・・・。


手を触れた時の話を少しだけ。


あの時はごめんって。


彼はひたすら謝ってた。


私は別にいいよって。


温かな手の温もりが少しだけ、手の甲にまだ残っている。


自分の手を見つめながらこんなことを思う。


うん。恋人みたいだ。


なんて。


もうすでに恋人なのに。


普通の恋人は何度目くらいで手を繋いで・・・キスをするのだろうか。


そして、何度目で・・・。


考えただけで赤面するようなうぶな私。


そして、手を繋ぐことさえ躊躇ってしまうような彼。


お似合いのカップル・・・・かな?


傍から私たちがどう見えているのかはわからないけど。


ご飯を食べ終わって、会計を済まして。


「どこ行く?」


私が聞いた。


彼は空を見ながら


「もうすぐ雨降りそうだし・・・帰る?」


・・・その言葉に少し不満。


「一緒にいたくないんだ?」


そんなことを言う私。


なんだか、私の方が彼のことがずっと大好きみたいだった。


何で私はこんなことを言っているのだろうか?


もしかしたら・・・。


少しずつ気持ちが動き始めている?


いやいや・・・。


それはないか。


すぐにそれを否定した私。


だってさ・・・。


もし彼を好きになっていたのなら・・・こんなに自分は冷静なはずがない。


裕哉さんと手を触れたのなら私は・・・。


きっと、舞い上がって顔が赤くなって。


倒れてしまうかもしれない。


それぐらい・・・。


そんなにも彼のことがいまだに大好きなのだから。


虚しいぐらいに・・・ね。


歩いていると、突然の大雨に見舞われる。


「あ~・・・やっぱり」


彼はそう言って、カバンの中から傘を取り出した。


おっ・・・。


準備がいい。


そして、私の方に傘を傾ける。


「それは男の子の優しさかな?」


「ん~・・・これが普通ってだけかな」


こうやって歩いていると、裕哉さんといた時のことを思い出す。


あの日もこうして急に雨が降ってきた。


私は彼に傘を貸した。


二人で入るのは難しいと思ったから。


だけど、裕哉さんは私を引き寄せて・・・。


あれはかなり嬉しかった。


だけど、今回はそういうことは起きそうにない。


だってこの傘は折り畳みにしては大きく、肩が触れる程度だから。


それに、相手が坂本君だから。


絶対にない。


そう言い切れる。


でも、彼の優しさはさりげなく素晴らしいものだと分かる。


彼の外側の方は当然のように濡れているのだから。


あからさまな優しさを彼はしない。


小さな・・・優しさ・・・。


そんなことを思いながら彼の方をぼけーとみていると


「ん?」


彼が不思議そうに私を見た。


「なんでもないよ」


私は慌てて、視線を前に戻す。


その時に、また肩がぶつかる。


さっきみたいに・・・昔みたいに。


温度が伝わることはない。


それでも。


少しだけ・・・


ほんの少しだけ・・・。


私の胸の鼓動が速くなった・・・。




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更新しました。


久しぶりの小説なのに遅くなってすいません。。


明日も・・・当分はまだ理菜編ですね。


いつになったら裕哉は出てくるのか・・・ww

友達の遅刻、何分まで許せる?ブログネタ:友達の遅刻、何分まで許せる? 参加中



こんにちは


今帰りのバスです。

高速混んでていつ帰れるか定かではありません。


あ~…眠いw


友達の遅刻、どれくらい許せるか…


15分ぐらいですね。

それ以上だとイライラして不機嫌なままで遊ぶことになります


まあ、彼女とかでも同じですね


みなさんは何分くらいですか?


あ、小説は明日から復活です。


話、覚えてますか?w


理菜と坂本君のデートの二回目です。


ついに手を繋いだ後。


映画館終了からまた理菜編のスタートです。


3日分のコメント、後で返します!汗


そして、今からみなさんの所にお邪魔しにいきます♪笑

え~…すいません


合宿場所でネット使えず、ストック作れずで小説更新できません


すいません。


これからってところなのになぁ


コメント、メッセなどもパソコンからみたいので全て明日の夜ということになります。


小説の更新は明後日からです。


明日もまだ合宿中なので。


合宿やることがないので、いい話を考えて、クオリティを上げられるように頑張ります。


で!


今日の記事これだけだとつまらないと思うので、何か一つ。

ん~…。


ないな…


とりあえず台風がすごいです。宿揺れてますw


みなさんの地域は大丈夫ですか?


…。明日はブログネタです!暇だったら見てください♪

~side坂本~


2度目のデート。


そろそろ手を繋ごう・・・。


そんなことを思うんだ。


・・・思うだけだけど。


思って思って・・・行動に移せない。


世にいう僕は草食系男子だ。


これは言い方をよくしたもの。


一般的に言うなら意気地なし。


そんなところか。


なんで僕が草食系なのか。


その理由は簡単だ。


下手な行動を取って相手に嫌われたくないから。


高橋さんという僕の大好きな人を失う・・・そんなことがないように。


重い・・・かな。


今日のデートは映画館。


これは前々から高橋さんから趣味とかを聞いて、推理したものだった。


そして、映画の内容も。


彼女が好きそうなのを僕が「観たい」そう言う。


そうすれば高橋さんも食いついてきて。


デートの誘いが成功したわけだ。


映画館の中は真っ暗だった。


もうすでに、宣伝やら広告などが始まっていて、席に座っている人たちが多数。


僕達は、暗闇の中目を凝らして座るべき場所を探した。


座った席。


そこは少し気不味いかな。


そんなことを考えてしまう席だった。


前の席。


そこにはカップルがいて、手を繋いでいたんだ。


手を繋いだことのない僕ら。


少し複雑。


そして・・・なんかモヤモヤした気持ちになったんだ。


映画が終盤に差し掛かった。


彼女の方を横目で見る。


うっすらと涙を浮かべていた。


可愛いなぁ・・・。


不謹慎?


そうかも。


でも思っているだけだから。


ふと思うことがある。


この人は何で僕と付き合ってくれているのだろうか?


って。


彼女はすごく整った顔立ちをしている。


そして、陸上でもかなり足が速くて・・・勉強もできて。


なんでそんな彼女が僕と・・・?


答えは聞けずにいる。


聞くタイミングがない。


それに、聞く気もあまりない。


彼女がそこで困った顔をしたらどうする?


そう考えてしまうから。


彼女の困った表情は見たくない。


ましてや、僕のせいでなんて最悪だ。


それに・・・。


答えられないってことは・・・妥協で付き合ってくれてるってこと。


それが嫌で・・・。


こうやって悲観的に考えるのが僕の癖だ。


こういう性格の人って疲れるらしい。


まあ、ポジティブの人の方が楽しいだろうし、楽だろうな。


よくそう思う。


だめかも・・・って考えるよりも、大丈夫。


そう思える方が。


とはいっても、自分はなれない。


性格って変えられるものじゃないのだから。


でも、変えられないといっても努力は必要だ。


前に進む努力は・・・。


そのために僕は・・・。


ひじ掛けのところに視線を向けた。


彼女の手が置いてある。


この上に・・・手を・・・。


・・・よし。


まずは恋人としての第一歩。


それを踏み出すために・・・。


僕は、彼女の手の甲の上にそっと手の平を重ねた。





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坂本君の勇気を少し書いてみましたww


番外編みたいな?ww


そんな感じです。。


明日は理菜編に戻ります。


坂本君、いいなって思う人が何人かいたら、また坂本編書くかもですww