love storys  ~17歳、私と君と。~ -37ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

「・・・はぁ」


僕はため息をつきながらベッドの上に寝転がった。


一連の過去を思い出し、余韻に浸って。


叶いもしない想いを抱き続けて・・・。


なにしてるんだろ・・・。


無音の中でチッ・・・チッ・・・と時計の針が進む音だけが耳に入る。


時刻は深夜三時。


普段ならとっくに寝てる時間だった。


今日は火曜日。


明日はもちろん学校がある。


今寝たら起きることは不可能に近い。


じゃあ、このまま起きてる?


いや、それは体力的にきつい。


確か・・・明日は体育祭の予行練習日。


一日中体を動かさなくてはならない日だ。


普段の授業だったら寝ればいい話だが、明日の場合寝るわけにもいかない。


どうすっかな・・・。


僕は目を閉じて頭を活性化させてこの後なにをすべきかを考える。


・・・。


全く浮かばない。


面白いぐらい何も。


とりあえず、今寝ることだけは避けよう。


そんな結論に達した。


明日体が動かないことより、行かないことの方が問題がある。


練習は所詮練習であってそれ以上でもそれ以下でもない。


本番ほどの重要性はないはずだ。


目を閉じていると、自然と欠伸がでた。


・・・眠気が急激にやってきたんだ。


「まずいな・・・」


思わずその言葉は声に出てしまうほどの危険度。


なにかしなくちゃ・・・。


僕は起き上がり、眠気を覚ます方法を模索する。


だがしかし。


部屋中を見渡すが、特に何も見当たらない。


徐々に目が開かなくなってくる。


「やばいやばい・・・」


僕は立ち上がり、寝れないようにする。


ただ立っているだけだとなにも面白くないので一階に降りる。


一階に降りたところで何もない。


リビングもダイニングも。


眠気は覚めることなく、足元をふらつかせるまでに増幅した。


その時、一条の風が僕の体を通り抜けた。


「寒っ・・・」


春とはいえ、深夜の風。


温かい風など来るはずもなく、冷気となって僕の体に当たる。


その瞬間、僕の眠気は覚めた。


・・・これでいいじゃん。


僕は自分の部屋に一度戻り、パジャマを脱ぎ捨ててパーカーを着て、ジーパンをはいた。


そして、パーカーの上からジャンパーを羽織り、携帯をポケットにしまう。


ポケットを一度叩いて、携帯があるのを確認した僕はまた一階に降りる。


そして、今度はリビングに向かうことなく玄関に向かった。


靴を履いて、親を起こさないようにそっとドアを開ける。


キィィ・・・。


いつもなら、聞こえないくらい小さなドアを開ける音。


しかし、こういうときだけは信じられないほど大きな音に聞こえる。


僕は足音を立てないように家から出て、ゆっくりドアを閉めた。


外に出て、まず一番に目に入ったのは天の景色だった。


今日は快晴だったということもあり、夜空からは星がたくさん見えた。


輝く星たちは、僕らを照らすのは程遠いもの。


だけど、僕にとってその輝きは月よりもきれいに見えた。


時刻は深夜四時。


夜はまだ更けることを知らない・・・。




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小説ですが8話を更新しました。



見てくださってますか~?ww



前に更新していたのが、11話までなので、もうすぐ追い付く形になります。



12話からまた新たに執筆するということで・・・。



これからもよろしくお願いします。



あと、なぜか二日に一回更新になってます。



相変わらず自分に甘い!



もうすぐ、一日一回に戻します。



頑張ろう・・・!!




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私はあまのじゃく 派!

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ブログネタです。



あまのじゃくです。はい。



基本的に素直と言われたことがないので。



母親に似たらしく、口げんかが異様に強いので、自分から折れたりとかもしないんですよね。



あ、ただ、完全に自分に非があると思った場合は謝ります。



じゃないとただの最低な人間になってしまうのでw



*************



外は雨が降っていたんですが、もうやんでいます。



虹は出ませんでした。



そらそうだ。



最近、廃人生活が続いています。



もう少し充実した毎日を送ろう・・・。



なんて考え中です。


無言が続いて、少し居心地が悪くなる。


そんな空間が嫌で「もう帰ろ?」


僕は立ち上がって彼女に言った。


「・・・そうだね」


彼女も立ち上がる。


僕と彼女の身長はほとんど同じ。


目線は同じ位置になる。


「ねぇ・・・玲の好きな人って誰?」


「・・・僕好きな人いるとは言ってないけど」


「いるんでしょ?」


分かってるんだから。彼女はそう続けた。


「言わないって」


「私はいるって言ったのに」


不満そうに僕を睨みつける。


「それが誰か教えてくれたら、僕も言うよ」


「それは・・・」


彼女は口をつぐんだ。


そして、同じ位置に会った目線は逸らされて。


「そんな言いづらい人なの?」


「そう・・・かもね」


下を向いた彼女は顔を上げようとしない。


その仕草が後ろめたさがあるようでさらに気になってしまう。


「ふ~ん・・・」


「そんなに知りたいの?」


「知りたいな」


「じゃあ・・・あとで教えてあげるよ」


そう言って彼女は歩き出した。


「あとでっていつだよ」


僕は彼女の後ろを追った。


「あ・・・」


不意に彼女が立ち止まった。


そして、出口とは違った、ブランコがある方へ走って行く。


「どうしたの?」


彼女は僕の問いに答えない。


ブランコの後ろ、遊具なんてないただの金網の前で彼女は立ち止まって膝を折りかがんだ。


「・・・?」


僕は彼女の後ろに立ち


「なんかあったの?」


そう聞いた。


「この花知ってる?」


今度は返事を返してくれたと思ったが、それは返事とは違うのも。


彼女からの問いだった。


小さな木に咲いていた花。


その花はハート型の花びらを四枚つけ、その一輪一輪の小さな花たちが集まってできていた。


「知らないなぁ・・・」


「これはライラックっていうんだよ」


「ライラック?」


初めて聞く花の名前。


その名前はまるで花の名前じゃないように思えて、ピンとこなかった。


「外国での名前なんだけどね。日本では紫丁香花っていうんだよ」


・・・どっちにしろピンとこなかった。


「ムラサキハシドイ・・・?」


「そう。紫丁香花。これってね・・・」


彼女はその花を手にとり、鼻に近づけた。


「すごくいい香りがするんだよ」


彼女のその仕草がとても可愛らしく、思わず顔がゆるんでしまう。


「そうなんだ」


「あと、これ花びらが四枚じゃない?」


「うん」


「これ、たまに五枚のやつがあるの。五枚のやつを見つけると幸福になれるって言い伝えがあるんだって」


「なんか、三つ葉のクローバーみたいだね」


「そうだね。まあ、私は見つけたことないんだけどね」


「奈々って、物知りだね」


「ありがと。まあ、残念ながらそういう訳じゃないんだけどね」


彼女は苦笑した。


「え?」


「ねぇ、玲。この花の花言葉・・・知ってる?」


彼女は自分のペースで話を進める。


奈々は手に取ったその花を僕に「はい」そう言いながら手渡した。


「あ、ありがと。花言葉・・・全然分かんないや」


僕は反射的にそれを受け取る。


「この花言葉は・・・」


一条の風が吹く。


桜が舞い散って僕らの服に当たる。


流れるように通り過ぎていく。


「初恋」


その彼女の言葉は小学生とは思えないほどの重みのある言葉。


今でも僕は君が言ったその言葉を・・・音を。


覚えている。




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手に落ちた雪を握り締め、その冷たさを感じながら。


真横にあるとても温かいものを握り、幸福を味わって。


喜びと雪がゆっくりと積もっていく。



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班長と生活委員長です!!ww



他にはない感じですね。



あんまりトップに立つようなタイプではないので。。



皆さんはトップに立つタイプの人ですか?



リーダーって苦手なんですよね。



どうやったらリーダーになれますかね?w



******************



あと10日です!!



なにがでしょう?ww

人が誰かの恋をする時期、タイミング、瞬間は人それぞれ。


恋をしていても、好きという思いに自分自身が気づかないものだっている。


それに比べれば、自分は恵まれているのかな・・・なんて思ったりもする。


まあ、気付いたところで相手にその言葉を言えなければ意味はないのだけれど。


過去。


もしかしたら、彼女は僕のことを好きだったんじゃないかって思うことがある。


あの時のことを思い返せば返すほど。


もしかしたら?


そんな確率が低いものじゃない。


きっと・・・。


一連の騒動が終わった後の帰り道。


河川敷沿いを歩いていた時のことだ。


君の眼にはもう涙はなく、にこりと僕に笑顔を向けてくれていた。


「今日はありがとう」


かわいらしい笑顔。


これを見るだけで幸せになれる。


「お礼を言われるほどのことをした覚えはないけど?」


「してくれたよ。だからすごく感謝してます」


青かった空が徐々に黄土色に染まっていく。


雲たちはゆっくりとしたスピードで流れていく。


目には見えないほど遅く。


「そっか」


「あと、あの言葉も嬉しかった」


「あの言葉?」


「守るって言ってくれたじゃん」


「あ・・・」


恥ずかしい言葉。


それを彼女の口から言われるとさらに恥ずかしくなる。


「守ってくれるんだよね?」


彼女は顔を赤くしてうつむいた僕を覗き込むように首を傾げながら聞いてきた。


目が合う・・・。


「っ~!!」


僕は彼女の視線から逃げるように今度は空を見上げて


「守るよ!!」


大声でそう叫んだ。


声は空に響き渡り、消えていく。


「ありがと」


そういって彼女は触れた。


けど、握ることはしなかった。


すぐに離して何もしていないかの様に振る舞う。


「奈々・・・?」


不思議そうに見る僕に


「あ、ねぇ!!そこの公園に行かない?」


河川敷を抜けて、対向車線側にある小さな公園を指差した。


「?いいけど・・・」


話を逸らすかのように言った彼女のその言葉に僕は一切そのことに気づかなかった。


横断歩道を渡って公園の中へ。


公園の中には砂場とブランコしかなかった。


あとはベンチが三つくらい。


彼女はベンチに座った。


そして、僕を手招きする。


僕はそれに従い、隣に座った。


「なんか話しませんか?」


「なにを?」


小さいサイズの僕らの足はぎりぎり地面につくかつかないかぐらいだった。


足をブラブラとさせながらあたりを見渡す。


初めて入った公園だった。


たまに通ることはある。


だけど、足を踏み入れることはなかった。


見た限りで何もなかったから。


「玲って好きな人いるの?」


「え!?」


唐突すぎる質問に驚く。


「少し気になっただけ。答えたくない?」


「答えたくないなぁ・・・」


「てことはいるんだ?ませてるね」


「ませてるって・・・」


僕は苦笑しながら彼女を見た。


そんなセリフを使うほうがよっぽど・・・だ。


「そういう奈々はいるの?」


「私!?」


体をびくっと震わせる彼女。


「いるんだ?」


「なんでよ?」


「反応でわかるよ」


「む~・・・」


彼女は頬をふくらます。


「相手は誰?」


「そんなの言わないよ」


「なんで?」


「なんでも」


好きな人がいる・・・か。


結構ショックだった。


いないでほしいって願っていた。


その相手は誰なんだろうか。


それを考えている間、僕は無言になっていた。


そして無言は僕だけではなく彼女も・・・。


彼女も僕と同じように何かを考えているみたいだった。




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時の狭間で揺れ動く感情はみすぼらしいけど、どことなく輝いて。


一筋の光明を見出すだろう。