love storys  ~17歳、私と君と。~ -35ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

ホテルに入る数時間前。


私たちはとあるレストランで食事をとっていた。


「最近仕事はどうなんだい?奈々ちゃん」


高そうなステーキを当たり前のように食べながら金平さんは私に聞いた。


「おかげさまで。たくさんの仕事をいただいております」


「それはよかった。でも、どれもこれも小さな仕事ばかりなんだろ?」


ナイフとフォークが皿に当たり、響く嫌な音。


甲高く、耳障りだった。


けど、それ以上に、この人の声、喋り方のほうがよっぽど不快だが。


「そう・・・ですね」


「で、さっきの電話でのことなんだが・・・」


「はい」


「ここにこうしてきてくれたということは、出る気はあるんだろ?」


「もちろんです」


「その返事を聞いて安心したよ。やはり奈々ちゃんは利口だ」


「せっかくいただいたお話ですので」


私は感情のない笑みを浮かべる。


まったく楽しくない食事。会話。


この業界に入ってから何度目だろう?


ただの相手のご機嫌とり。


私自身にメリットは当然あるけど・・・決していいものじゃない。


「で、奈々ちゃん。この後予定は入れてないよね?」


金平さんは、ナイフを皿の上に置いて、空いた右手で私の手を触った。


そして、舐めまわすように、ゆっくり指を動かして、触れている感触を楽しんでいた。


触れられた瞬間、鳥肌が立った。


けれど、手を引くことはできない。


引いてしまえば、相手を不快にさせてしまう。


もしかしたら、映画の話すらなくなるかもしれない。


「予定ですか?もちろんないですよ」


「それはよかった。じゃあ、もうすぐ出ようか?」


「はい。わかりました」


そうして、私たちはラブホテルへ向かった。




今回入ったところは、間違いなく前回よりも良いところだった。


高そうな外装、内装。


スペースもめちゃくちゃ広いし、なぜかカラオケついてるし。


「ふぅ・・・」


金平さんはネクタイをゆるめながらベッドに腰掛けた。


「お疲れですか?」


「ああ。今日は映画のことで立て込んでいたからね」


「そうなんですか」


「明日も忙しいから、大変なんだよ」


・・・大方、私はそのための息抜きってところか。


「頑張ってくださいね」


「ああ。奈々ちゃんみたいな可愛い子に言われると、頑張れる気になるよ」


笑いながら金平さんは言った。


「ありがとうございます」


機械的な私の対応。


感情は入れていない。


けど、入れているように見せかけている。


無愛想じゃこの世界はやっていけない。


・・・16歳で芸能界の裏を語る私。


なんだか私じゃないみたいだ。


数年前はただの平凡な女だったのに。


「じゃあ、私は先にシャワーを浴びてくるから、奈々ちゃんは休んでて」


「わかりました」


金平さんは、シャワールームへ消える。


私は、それを確認した後で、携帯を手にとり、開いた。


慣れた手つきで、画像を探し、私はそれをボケっと眺めた。


その画像は、私と玲の2人で撮ったプリクラの写真。


満面の笑みの二人を前にして私は


「なにしてんだろ・・・」


消えそうな声でそう呟いた。



にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してください~!!

励みになるので


ラブホテルに入ったのは二度目だった。


一度目は初めてを失ったあの日。


相手は・・・川越さん。


お世話になった事務所の人だ。


・・・お世話になったとは言わない・・・か。


ただ体を売っただけ。


痛く、苦しい・・・ただそれだけの行為。


他には何も感じなかった。


川越さんは気持ちいいとか連呼していたけど。


いや・・・私にももう一つ感じたものがある。


それは恐怖。


自分の中に相手のモノが入ってくるという恐怖。


やっている最中、相手のいやらしい顔を見た時の鳥肌が立つような恐怖。


同意の上なのに、まるで私は犯 されているような気持ちになった。


あの行為のどこが気持ちいいのだろう?


感じるのは男の人だけなのだろうか。


男が感じて女は感じない。


セックスという棒を穴に入れて動かすだけの馬鹿な行為は男だけが喜ぶ、そんな行為なのだろうか?


なら、なんで女もそれを了承する?


子供を作りたいなら分かる。


けど、作らないために、男にゴムをはめさせてやる。


・・・なんで?


痛いだけじゃないの?


女にもあれは気持ちいい行為なの?


もしそうなら、私は異常。


女として、人間として未完成なヒト。


それか、もしかしたら男の喜ぶ顔が見たくてやっているのかもしれない。


自分はなんら気持ちよくはないけど、相手のために。


相手がしたいといっているから・・・なんていう。


ははは。


思わず苦笑してしまう。


自己犠牲。相手に尽くすために痛い行為を伴わせる。


立派な愛だなぁ・・・。


私にだって人を愛するなんて感情はある。


今だって好きな人がいる。


何にだって代えがたい人が。


だけど、もしそうなったときに、私はしたいなんて言うだろうか?


相手がしたいと言った時に了承するだろうか?


・・・しない気がする。


人生はギブアンドテイク。


相手が望むものを与えるのなら、その分は貰わなくてはならない。


そう考えた時、私が今からする汚い行為は理にかなっている。


体というものを差しだす代わりに、名を売り出すのだから。


でも、それが恋人の場合。


体を差しだす代償はなんなのだろう?


・・・恋だの愛?


それはお互いに与えているものであるから、なんか違うんじゃないかって思うんだ。


まあ、もしもその行為が至福に感じたりしたのならば話は別だろうけど。


私はその場を通りかかったタクシーをつかまえる。


後部座席のドアが開いた。


綿が、頭をかがめながら乗り込むと


「どこまでですか?」


運転手が聞いてきた。


「六本木の***レストランで」


金平さんと待ち合わせをしたところ。


夕飯を御馳走になって、その後・・・。


わたしは二度目のセックスを体験する。


その未来は決定づけられていて、変わることはない。


皮肉な話だ。


好きな人とはそんな行為をしたいなんて思わない私だけど・・・。


利用できる人とはしようって思える。


その利用した先の未来へ望むものは、好きな人を振り向かせるためのもの。


この私の考えはひどく、最低なものだ。




にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してください~!!

励みになるので

ですね!!



だから何かあるって訳ではないんですがww



普通、ひな祭りって何するんですかね?



全く分からん!!ww



ところで、最近料理をしているんですが、なにかお薦めで簡単なものってありますかね?



あったら、教えてください~ww



とりあえず、オムライスから攻めたいと思いつつ・・・



今は休みなので、小説を書いたり、この期間を無駄にしたくないと思ったので、



色々頑張ってみようと模索中です。



この一ヶ月間、頑張ろう!!



みたいな。



大学生はやたら休みがあるので、僕みたいな性格の人はだらけて無駄に過ごすのが目に見えているので



どうにかしたいなぁ・・・www



なんて思っています。

~side奈々~


苦しい。


苦しい。


こんなにもこの世界は辛かったんだ。


小さい頃、思い描いていた夢。


それが現実となった今、私は今までの人生の中で一番つらい時間を過ごしている。


今は後悔しかない。


普通の生活を送っていればよかった。


もっと普通な・・・。


でも、もう後戻りはできない。


やめる。


そんな選択肢だってあるかもしれない。


けど、それを選んだら私じゃない。


私である意味がなくなってしまうかもしれない。


それは誰だってそうだ。


最初から普通の人ならそんなことはない。


個々1人1人、意味はある。


けど、一度手にした人とは違う力、名誉を手にした者はその分だけ輝きを増す。


そして、その代わりにそれを失ったらみすぼらしいほどにその輝きを失う。


普通の人よりも劣る。


いつかは、かすんで消えていくんだ。


そんな私と玲は話してくれる?


傍にいてくれる?


いつかの放課後のように、私が彼に触れても拒まないでいてくれる?


価値のない私でも。


彼に拒まれるのが怖い。


ただでさえ、希薄になってしまっている関係。


消えかけている関係だけど、私は今でも玲が好きだ。


その関係がいつか元に戻るためにも。


小さなモデルでいることよりももっと大きくならなくちゃいけない。


女優とかそんな道へ。


そうすれば、玲はもう一度私を守るって言ってくれるかもしれない。


そして、私だって恋愛禁止が解けるかもしれない。


女優になれば恋愛自体は禁止されないだろう。


今はその域に達していないから。


まだ、人気の幅が上下するようなぐらい弱々しい・・・微弱な知名度だから。


もっと大きくなろう。


そのためには何をすればいい?


どんな努力をすればいい?


・・・きっと努力だけではこの世界で上に行くことはできない。


なら・・・・どうする。


確実に上がる方法はある。


けど、その手は使っていけない禁じ手のようなもの。


まるでもろ刃の剣のような。


きっとそれを知ったら玲は嫌がるだろう。


でも関係ない。


彼が知らなければいいこと。


私の名前が世に出た理由もそれだった。


また同じことをするだけ。


相手を変えて・・・。


男はみんな飢えている。


すぐに自分の力を誇示して抱こうとする。


今の私にはそれが一番都合がいいものなのかもしれない。


私の『初めて』はとっくに失われた。


・・・あの時は最悪な一日だった。


けど・・・まあいい。


最終的に、玲が私に向いてくれるのなら、それで。


モデルの仕事が終わり、帰ろうとしていた時だった。


携帯電話が鳴った。


『もしもし?』


私は電話に出る。


『奈々ちゃん。久しぶりだね。金平だ』


金平さん・・・。


最近知り合った、映画監督だった。


『どうされましたか?』


『私の映画に出てみないか?』


『え・・・?いいんですか?』


嬉しくなった。


しかし・・・。


違和感が募った。


なんでそんなことを私本人に直接言ってくるんだろうか。


まさか・・・。


『君次第で出させてあげてもいいと考えている』


やっぱり。


男は羊を襲いたい狼ばかりだ。



にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へ
にほんブログ村

↑ ↑ ↑

押してください~!!

励みになるので


小説を開始しようと思った。



がしかし!!



まだ、続きあるじゃん!!



みたいなことを思い出しましたw



15話まで書いていたのを完全に忘れていました。



てことで、今しがた12話をアップしました。



12話から書こうとしたら・・・



あれ?この続き書いた記憶がある・・・



なんて思い、過去の記事を探していたら発見しました



申し訳ありません><



てことで、今日分は12話です。



更新したので、よろしければ見てください><



あと、更新頻度ですが、考え中です。



15話が終わり、続きをスタートさせるあたりには決めたいと思っています。



ちなみに、明日、明後日、し明後日の13、14、15話



は毎日更新にします。



少し修正を加えながら・・・



プラス思考?マイナス思考? ブログネタ:プラス思考?マイナス思考? 参加中

私はマイナス思考 派!

本文はここから


基本的にマイナス思考です。



なんでだろ?



ネガティブなんですよ。



何事もww



ポジティブになる方法を誰か教えてくれ・・・



って感じです。



では、また明日!!



明日は13話更新します!!