love storys  ~17歳、私と君と。~ -20ページ目

love storys  ~17歳、私と君と。~

どれだけ、時間が戻ればと思っただろう。

どれだけ、彼が愛おしいと思っただろう。

どれほど・・・

       私は君との未来を願っただろう。

時が過ぎるのはあっという間だ。


あでやかなピンク色を示す桜が咲く季節を通り越し、雨が降り注ぐ蒸し暑い季節を越え、気づけば、もう8月。


受験は徐々に迫ってきていた。


少しずつ、危機感が募る。


綾音はふと、先生が言っていたことを思い出した。


『8月は勝負の時期。ここで頑張れるかどうかで志望校にいけるか決まりますよ』


夏休み前日に言われた言葉だ。


おかげで一気に、遊ぶ気が失せた。


勉強しなくちゃな。そうは思うけど、なかなかその気にならないのが今の現状である。


勉強が好きなんて人はいない。けれど、みんなやっているものだ。


気に乗らないなんてものは理由にはならない。みすぼらしい言い訳だ。


「よし」


綾音は、参考書を取り出して、机に向かう。


見覚えのない数式を解説を見ながら会得していく。


勉強とはパズルだ。


それが綾音の持論。


問題という場所から、一つだけ欠けたピースを探し出し、それを見つけ、あてはめる。


そうすることで、一つのパズルが完成する。それが答え。


もっとも、ピースは一つだけとは限らないが。


どの教科にしてもそれは同じ。そう考えると、同じ作業を繰り返しているだけ。


苦手意識はなくなるが、飽きがすぐに訪れる。


それがいつものことで、今日もそれが3時間と経たないうちにやってくる。


「あ~・・・疲れた」


伸びをしながら、回転式のいすでぐるぐると回る。


目に見える景色の一つ一つが、すぐに変わっては違うものを映していく。


少し外に出てみようかな。気分転換にもなるし。


綾音は服を着替えて、サンダルを履いて外に出る。


「あっつ・・・」


そんな呟きが出るほどの暑さ。


蝉の鳴き声が耳障りだ。


家に引き返したくなる。けれど、今出たばっかだ。さすがにそれは・・・。


内心肩をすくめて苦笑して、ゆっくりと歩き出す。


そういえば、明日は模試だっけ。


歩きながら、そんなことをふと思い出す。


3年生になると、当然模試の回数が増えてくる。


この夏休みは特に多い。週に一回のペースで模試が待ち受けている。


そんなにやって果たして結果が変わるのか?そんな事を思うのだが、受けないわけにもいかない。


センター試験は1月。


まだ半年ある。けれど、言い方を変えればあと半年しかない。


これが長いと思うのか短いと思うのは人それぞれだが、多分短いのだろう。


受験生という実感は最近になって沸いてきた。


夏休みに入る前から、クラスを包み込む空気が変わってきたからだ。


曲がりなりにも、進学校。さすがに、みんな受験モードに突入している。


いつもうるさかった人たちも。


中学の頃通っていた母校の隣を通る。


サッカー部がこの炎天下のなかで練習をしていた。


頑張ってるなぁ・・・。


そういえば、悠太も中学はサッカー部だったっけ。


そんなことを思い出し、半年以上引きずり続けている自分に自嘲する。


いつまで悠太君、悠太君言っているのだろう。


いつになったら、過去を見ないようになるのだろう。


新しい恋をしないとな。


とはいっても、今は受験生。恋とか言っている場合でもないのだが。


その時だった。ポケットからから、ケイタイの着信音が響き渡った。


誰だろうか。綾音は、ポケットからケイタイを取り出して、電話に出た。



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こんばんわ。遅くなりました。


今日は一日オフの日的なwwなんにもしてなかったですww


夏休みではありますが、特にすることはないので、


小説を書いてようかなって思っています。


さすがに、たまにはどっかいかないとは思っていますが・・・・ww


19話ですね。少しずつではありますが、展開が進みつつあります。


次回は明後日の木曜日。


2日ですね。時刻は朝7時で!!これは、可能そうですw


夏休みに入ったので、毎日更新もできるかもです。


・・・まだ分かりませんがww


とりあえず、明後日!!


お楽しみに!

2人でゲームセンターに行って、遊んで、プリクラをとって。


ブラブラと歩いて、ご飯を食べて。


なにか・・・デートをしているみたいだった。


久しぶりだな。そんなことを思う。


男の人と2人で、遊ぶこと。


向かい合って座っているということ。


まだ、悠太と別れてそんなに歳月が経っているわけじゃないのに、すごく遠い過去のように感じた。


幸せだった時は、悠太以外の男の人とこうしていることなんて考えもしなかっただろうし、悠太とずっと一緒にいられるということを信じて疑わなかっただろう。


・・・あの時は。


「やっぱり、何かあっただろ?」


淳一は、箸を皿の上に置いて、綾音の顔を見た。


「なにかってなによ?」


何のことかわからずに、綾音は問う。


「暗くなるようなことがだよ」


頬杖をしながら、淳一はため息を一つ吐く。


ああ、そのことか。


「あったとして・・・淳一には関係ないでしょ?」


「まぁ、そうだけど・・・。あんまり、綾音の寂しそうな顔は見たくないんだよ。だから、言ってみな」


「そんな寂しそうに見えるの?」


「見えるよ。すごく」


淳一は即答した。


ポーカーフェイスだと思っていたのにな。内心肩をすくめて苦笑する。


「ふ~ん。じゃあさ、淳一に、言ったら何か変わるの?」


少し、意地悪をしてみる。


「え!?そうだなぁ・・・」


淳一は少し困った表情になる。そして、続けて「慰めてあげるよ」


「別に慰めなんていらないかな」


「可愛くないなぁ」


淳一は苦笑した。


「何を今さら。まぁ、いいや。言いましょうか?」


別に隠し続けるほどのものでもない。


「うん」


「最近、彼氏と別れたんだよね」


ため息が自然と出る。そして、一瞬あの時の光景を思い出して憂鬱になる。


弱いな。自分でもそう思う。


「まだ彼のことは好きなの?」


「うん。好きだよ」


考えるよりも先に言葉が出た。


本心からのその言葉に、少し驚いた。


「そっか」


淳一の表情は複雑そうに見えた。


「ねぇ、私が言ったんだから、今度はこっちからも一つ聞いていいかな?」


いいよ。淳一がそう言った言葉が耳に入った瞬間に口を開く。


「なんで、部活やめたの?」


その言葉を聞いて、彼の表情が曇る。


予想通り。やっぱり、言いたくないことなんだな。


でも、こっちだっていったんだから、聞いてもいいはずだ。


「言いたくないなぁ・・・」


「私だって言いたくないこと言ったよ」


「・・・彼女と別れた」


「へ?」


意外な言葉に、少し戸惑う。


「彼女がマネージャーなんだよ。だから、別れた以上、そこに居続けるのは辛いかなって」


それだけの理由で最後の大会を棒に振ったのか、そう思った。けど、淳一の性格を思い出し、納得する。


淳一は人一倍、周りの空気に敏感だ。そして、空気が重い場所には耐えきれない。


そんな淳一には、別れた彼女と共有するその空間がひどく辛いものなのだろう。


「そっか」


綾音はそう口にした後、自然と笑みがこぼれた。


「なんで、笑うんだよ」


「同じだから。抱えている痛みが同じ仲間がそぐそばにいるんだなって思って少し安心した」


淳一は、自分から起こした別れじゃないかもしれない。


けれど、それでも・・・。


少しだけ・・・痛みが和らいだ気がしたんだ。




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更新しました!!



二日連続で申し訳ありませんでした?><



明日でテストはラストです。



頑張ります。



明後日、火曜日に19話更新します。



テストも終わるし、少し気分が明るくなっている時期ですw



ではでは!!!!

だめじゃんか!!



更新できてないし・・・ww



今日は友達の家にいます。



勉強ナウです。。



二日連続で・・・



ほんと申し訳ありません。。



明日こそは絶対!!!



絶対です!!!



よろしくお願いします。。。。



明日の・・・12時。



ぜーーーーったい!!



頑張ります。



みなさんのブログにもお邪魔させていただきます。

こんにちわ。



今日は小説書きません。



申し訳ありません。理由はですね・・・。



テストやら何やら・・・色々ありましてw



最近、心がすさんでいるんですよw



綾音に負けないぐらい・・・www



でですね、小説は・・・明日更新します!!



見て頂けるとありがたいです。



時刻は3時ぐらいを予定しています。



3時に来ていただき、チェックよろしくお願いしますw



アップされてなかったら・・・すいません・・・。。



そういえば、さっきブログネタで、いじめのやつがあったのですが。



いじめられている側に問題があるのか?みたいな。



そこに対しては、何とも言えないです。



いじめている側の動機にもよるし。



たとえば、昔、その人にいじめられてたから仕返し・・・みたいな。



それだったら、いじめられている方にも非はあるので。



でも、最近問題になっているのに関して言えば、そういうのもなさそうなので



いじめている側にしか問題はないと思います。



いじめって、学校の外だったら犯罪なので・・・。



まぁ。どちらにせよ、起きないことが一番だと思いますが。




絶対にゆずれない恋人に対する条件 ブログネタ:絶対にゆずれない恋人に対する条件 参加中
本文はここから


・・・話が暗い!!



てことで、少し明るい話題を・・・ww



譲れない条件・・・。



別にないですね。



というより、ぱっと思いつくものじゃないです。



とりあえず、落ち着ける人がいいですww



そういえば、今度合コンやるんですよ。



だけど、あんまり乗り気ではないです。



そこで付き合えても、すぐに別れそうな気がするんですよね。



合コンしたい人に、落ち着いている人っていないと思うのでww



・・・いるのかな?ww



てことで、また明日!!!

受験も悠太への想いも、すべてを消し去りたい。そんなことを思う。


けれども、その二つは依然として頭に残り続ける。


嫌になる。考えることそのものが。


「随分と暗いんだな」


学校からの帰り道、ふと後ろから声をかけられた。


聞き覚えのある声。だけど、声だけで誰かは分からなかった。


綾音は後ろを振り返って、相手の顔を見る。


「あ、久しぶり」


そこにいたのは淳一だった。


淳一は隣の家に住んでいる幼馴染だった。歳が同じということもあり、小さい頃は一緒によく遊んでいた相手。中学や高校に入ると、思春期ということもあり、男女間で遊ぶことは気恥しくもあり、憚られた。


それでも、仲の良い数少ない男の友達だ。


そんな淳一は、半年ぐらいだろうか。会わないうちに見た目がずいぶんと変わっていた。


短く、黒の清純な髪の毛は伸びて、茶色が少し入っている。


顔は変わることはまずないが、それでも、髪の毛だけで人の印象は当人が思うより、はるかに違うものとなる。


淳一はそんな自分の他人の評価の変化に気づいているだろうか?


「うん。久しぶり」


そう言って笑顔を見せる淳一は、昔と変わらない。少し・・・ホッとした。


髪は変わっても、笑顔は変わらない。


「今帰りなの?」


淳一は綾音に聞いた。


「うん、そうだけど」


淳一も?綾音は続けて聞いた。


「そう。疲れたー」


オーバーなリアクションを取りながら淳一は答えた。


「部活は?」


綾音は聞く。確か、淳一は部活に入っていたはずだ。高校に入って間もないころに聞いたことがある。野球部に入った、そんな話を。


だから、まだ5時。こんな時間に帰ってこれるはずがない。


「もう、辞めたよ」


彼から笑顔が消える。そして、バツが悪そうにそう答えた。


「そうなんだ。それにしてもタイミング悪くない?」


野球のことはあまり知らない。けれど、もうすぐ三年生。どの部活でも共通のことだが、これから最後の大会が控えている、そんな時期だ。


「色々あったんだよ」


彼は言葉を濁しながらそう答えた。


答えたくなさそうな彼の表情を察して、綾音はそれ以上聞くのをやめる。


「そっか」


髪を伸ばして、茶髪にして。そこまでしたくなる何かがあったのだろう。


「綾音は最近何かあったの?」


「なにが?」


「背中が暗そうだった」


「別に、なんにもないよ」


暗い理由は彼のことを引きずっているから。


そんなことを久しぶりに会った幼馴染に言いたくはない。


「ふ~ん・・・。まぁ、いいや。この後暇ならどっか行かない?」


淳一は笑顔を戻し、綾音に聞く。


「唐突すぎない?」


苦笑しながら綾音は問う。


「忙しい?」


忙しいなら無理にとは言わないけど、淳一は続けた。


「そんなことはないけど・・・」


「じゃあ、行こうぜ。ずっと、遊んでなかったからさ」


微笑みながら言う淳一。


その言葉はきっと、綾音と遊んでなかったという意味なのだろう。


しかし、綾音にはそうは聞こえなかった。


何かはわからない。


けれど、別の意味が含まれている。そんな気がした。



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新しい人ですw


小高淳一。


彼がどう絡んでくるのか・・・。


次回は金曜日です。


土、日あたりにみなさんのブログ見に行きたいなと思っています。