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三星よつばですクローバー
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小論文の書き方講座です。
第5回(最終回)は「文章作成のコツ」についてレクチャーします。
今回も大事なことは赤字で書きます。

文章作成のコツ
〜問題提起編〜

今回も↓の本を参考に進めます。
本は買わなくて大丈夫です。

まずは書き出しです。
書き出しにもパターンがあります。

①疑問文で始める
私が第2回で書いたような文章です。
〜だろうか」という書き出しになります。
例:小学生がスマートフォンを持つことは良いことなのだろうか。

②客観的事実で始める
ありふれていますが、使いやすい文章です。
最近の報道によると⋯⋯」や「最近よく〜と言われる」のような書き出しになります。
例:最近、スマートフォンを持っている小学生が増えていると言われるが、小学生がスマートフォンを持つことは良いことなのだろうか。

③定義・分類で始める
⋯⋯とは〜である」「AとBの違いは〜にある」のような書き出しです。
一番論文らしくなる書き出しで、採点者に好まれます。
問題に定義がはっきりしない言葉(例:若者言葉)が含まれる場合、特に有効です。
例:若者言葉とは、流行語に近いが、流行り廃りが激しいものである。

④個人的体験で始める
個性的な書き出しになりますが、長たらしくなりやすいです。
あまりオススメはしません。
例:私が祖母に「この本、むずい」と言ったら通じなかった。その時、私は「むずい」が若者言葉だということに気づいた。

⑤結論で始める
最初に結論を言ってしまう方法です。
常識に反する過激な結論で始めて、あとで条件をつけ、妥当な結論に持っていく方法もあります。ですが、失敗すると「勢いがいいのは最初だけ」という文章になるので、あまり使わないほうがいいでしょう。
例:私は、若者言葉は好ましくないと考える。なぜなら、誰にでも通じる言葉ではないからである。

文章作成のコツ
〜意見提示編〜

ここで欲張って書きすぎると、次の「展開」部で書くことがなくなります。
書き出しは「確かに、〜だ。しかし⋯⋯」や「〜という考えも成り立つかもしれない。しかし⋯⋯」、「一般には〜と言われている。だが⋯⋯」などがあります。
ただし「確かに」のあとに、長々と説得力のある反対意見は「しかし」よりあとの意見に説得力がなくなるので、書かないほうがいいです。

文章作成のコツ
〜展開部編〜

ここで小論文の個性が出ます。
書き出しはマニュアル化できませんが、私は

①その意見にした理由→
②自分の体験や見聞きしたもの→
③②からつまり、何が言えるのか?

を書いています。

文章作成のコツ
〜結論編〜

ここで書くことは、自分の意見だけです。
余裕があれば、少し前に述べたことの要約を加えてもいいでしょう。
私はいつも「以上の理由から、私は〜に賛成である。」という文で締めくくることが多いです。


これで小論文講座は終了です。
恐らく、全5回の内容を見ていればこれで小論文が書けると思います。
頑張ってください!
ご覧いただきありがとうございました!