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小論文の書き方講座です。
第4回は「小論文のルール」についてレクチャーします。
今回も大事なことは赤字で書きます。

 


小論文のルール〜文体編〜

 

 

今回は私が持っている「本番で勝つ!樋口裕一の小論文−大学入試/AO入試・推薦入試」という本を参考に進めていきます。
本は買わなくて大丈夫です。

前回は原稿用紙の使い方について書きましたが、今回は小論文を書く時のルールについて解説します。
小論文を書く場合のルールは、いくつかあります。

①段落変えをする
小論文は4部構成(まれに3部構成もあり)です。一部に1~2段落入れて、全体で4~6段落になります。それ以上でもそれ以下でも、小論文としては不適格です。

②「です、ます」調ではなく、「だ、である」調で書く
「です、ます」調で書くと、ふやけた文章になります。
「です、ます」調と「だ、である」調を混ぜて書くと、減点されてしまう可能性もあるので注意してください。

③一文は短く書く
長い文は読みにくいうえに、おかしな文章になることがあります。
もちろん、おかしな文章も減点の対象です。

④流行語・会話体・略語を使わない
「かっこいい」や「CM」などです。
お年寄りが読んでも分かる文章を心がけましょう。

⑤自分のことは「私」と書く
男女かかわらず私」と書いてください。
「私」に抵抗があれば「僕」でも良いです。

小論文のルール〜内容編〜

①「きれいごと」はいらない
小論文はきれいごと道徳目標を書く場ではないので「私もこれから努力していきたい」のような文章はいりません。

②頭ごなしに決めつけない
「許せない」「あってはならない」などの決めつけもダメです。
小論文は論理で書くものなので、冷静な意見を書いてください。

③謙遜(けんそん)しない
「何が言いたいか分からなくなってしまったが」「下手な文で申し訳ないが」のような謙遜もダメです。
たとえ自信がなくても、堂々と意見を書いてください。

④偉そうなことを書かない
あまりやる人はいないと思いますが、有名な評論家や思想家の文体をまねて知識をひけらかしたり「設問の意図があいまいだ」などの偉そうなことを書くのもダメです。

小論文のルール〜構成編〜

これは守るべきルールというより、守ったほうが良い小論文が書けるルールです。

①YESかNOかはっきりしない文章
「Aの側に立てば○○と言える。だが、Bの側に立てば△△とも言える。」のような文章です。
「結局あなたの意見はどっちなの?」と思われてしまいます。

②理由の羅列(られつ)
「私はYESだと思う。その理由はAとBとCとDとEだ。」のような文章です。
「ただ理由並べただけじゃん」と思われてしまいます。

③YESとNOの中間の、いいところ取り
両方の案のいいところを取った折衷案(せっちゅうあん)も良くないです。
これも「結局あなたの意見はどっちなの?」と思われてしまいます。

全体の構成は、

1. 問題提起(全体の10%くらい)
2. 意見提示(全体の30%くらい)
3. 展開(全体の40~50%くらい)
4. 結論(全体の10%以下でOK)

です。
400字以内の場合は、
問題提起⋯40字くらい
意見提示⋯120字くらい
展開⋯⋯⋯160~200字くらい
結論⋯⋯⋯40字以下でOK
になります。

次回は「文章作成のコツ」についてレクチャーします。
ご覧いただきありがとうございました!