徒然なるヨッシ~の雑学日記 -10ページ目

雑学日記 その493(素朴な疑問編18)

皆様、お疲れ様です。

 

11月も中ごろになり、本格的な冬が近づいてきている今日このごろですが、いかがおすごしでしょうか。

兵庫県知事選が明日に控えていますが、兵庫県民の方は、誰に投票するのかは、お決めになられたでしょうか。私は大阪に住んでいますので、今回の知事選で投票できないのを残念に思っています。

なぜなら貯金も少ない財政破綻の可能性もじょじょに出てきた県政の事業に素早くメスを入れて改革・節約を断行し、まずは子供たちのために、妊婦さんたちのために、直接的に県民のために、つまりは兵庫県の今後の発展のためにお金を使うようにしてきた不屈の精神の候補者の方を私は応援したいと思ったからです。

もし、このブログを御覧になっている兵庫県在住の有権者の方で私の思いに共感される方がいらっしゃいましたら、ぜひ、選挙に足を運んでいただきたいと思います。

特に兵庫県民で18歳~20歳の有権者の方はぜひ今回の選挙は行ったほうがいいと思います。

学費が免除になったり、子育て援助など、教育や福祉のさらなる発展を実現するために行動していた、その方に兵庫県の未来がかかっているからです!

それに兵庫県での出来事は、大阪などの近隣の他府県にも影響が出てくるので私も注視している次第です。

 

 

さて、今日も続編と参ります。

 

『携帯電話はどうして混線しないのか?』

 

携帯電話を利用するためには、近くに基地局が必要――このことを知っている人は多いはずです。

どこそこのトンネルや地方のレジャー施設でも携帯電話がつかえるようになった、という話しをよく聞きますが、これは、そのトンネルやレジャー施設に、携帯電話のための基地局やアンテナが設置されたということを意味している。

ちかくに基地局やアンテナがあれば、携帯電話で誰かと話すとき、その基地局やアンテナに電波を経由させて、相手の電話とつなぐことができます。

では、相手からかかってきた電話は、なぜあなたの携帯とつながるのか?

固定電話なら、電話局とあなたの家の受話器が線でつながっているから、相手があなたの電話番号を押せば自動的につながります。しかし、携帯電話の場合、あなたの居場所はまったく一定していません。いわば住所不定状態です。にもかかわらず、なぜ、相手はあなたの携帯を呼び出すことができるのでしょうか?考えてみれば不思議ですよね。

実は、あなたの携帯電話は、ときどき最寄り(もより)の基地局に電波を発信して、自分の居場所を携帯電話会社のコンピューターに連絡しているのです。そして、相手先からあなたの携帯に電話がかかってくると、コンピューターはあなたの居場所をチェックして、最寄りの基地局を選び出します。そして、その基地局を経由して、相手先とあなたの携帯をつないでいるのです。

“圏外”にいると、携帯の電池が早くなくなることがありますが、これは、あなたの携帯が自分の居場所を連絡しようとして、何度も電波を発信しているからです。そんな努力のおかげで、電池の消耗が早くなるというわけです。

では、携帯電話が、なぜめったに混線しないかという疑問についてです。

携帯電話は、実は36人でひとつの周波数の電波を共有するという形で利用されています。一台ずつ個別の周波数を割り当てていれば、どんなに電波があっても足りなくなるし、電話を相手先につたえるとき、中継する交換機がパンクしてしまうからです。

では、周波数を複数で共有しているのに、なぜ、混線しないのか?

それは、ひとつの周波数を、Aさんとつないだ後はBさん、BさんのあとはCさんという具合に、どんどん切り替えているからです。つまり、携帯電話をつかったときの通話は、厳密にいうと細かく“寸断”されているのです。

しかし、周波数の切り替えスピードがあまりに速いため、私たちの感覚では通話が寸断されているとは気づかないというわけです。

 

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、次回までごきげんよ~!