雑学日記 その1(タイヤが黒い理由編)
皆様、こんばんは!初めまして!!
このブログの作成者である、ヨッシーです。
さて、雑学日記ということで、さっそくですが、日頃感じる疑問と調べたその解答を紹介していきたいと思います。かなり長々しいですが、見てやってください。。(笑)
「車のタイヤが黒しかない理由は?」
まず、タイヤの原料であるゴムですが、これが、広く知られるようになったのは、コロンブスの大航海がキッカケでした。ジャマイカにコロンブスが上陸した時、現地の人がゴムボールで遊んでいるのをみて、びっくり仰天したと伝えられています。これが文明社会がゴムと初めて出会った瞬間だったのです。その後、ゴムが産業として爆発的に発展するのは、自動車が発明されて、その車輪に使われてからのことでした。
現在でもタイヤといえば、ゴムが当たり前です。そして、タイヤが黒いのは、タイヤのゴムに強度を持たせるために、カーボンブラックを混ぜているからです。カーボンブラックとは油を燃やして出る「すす」のことで、ローソクを燃やしてでるのもカーボンブラックです。100%の生ゴムは、細い繊維がからまっているだけの、強く引っ張るとちぎれてしまう綿のようなもので、これにカーボンブラックを加えると、糸と糸を架橋する役割をして、強い弾力性が生まれ、伸ばしてもちぎれない強度が得られるのです。ただし、ひと口にタイヤといっても、均一なゴムでつくられているわけではないのです。路面と接するところとか、側面、あるいはチューブなど、部分ごとに求められる性能が違うので、性状の異なるゴムが使い分けられています。
カーボンブラックはタイヤのゴムに必要不可欠なものとして、使い続けられていますが、近年はシリカを混ぜたタイヤも見られるようになってきました。シリカとは、ガラスの主原料である二酸化ケイ素のことです。シリカとカーボンブラックを混ぜて作ったタイヤゴムは、カーボンブラックのみと比べて、低温時に硬くなりにくい、走行中の抵抗が少ない、ブレーキの利きがよいなど、性能がアップするのです。シリカは何色にも着色できるので、もしかしたら、シリカの含有量が増えれば、カラフルなタイヤが登場するかもしれません。
以上が疑問の解答です。いかがだったでしょうか。こんな感じで今後も進めていきたいと思います。
もし、載せるまでの日にちが空いたときはお許しくださいませ~。(笑)