お盆休みだ!ネタ入る( ・ω・)∩
またオイラの仲間のカエルマン氏の所に
ハンバーグ師匠がやって来たようでw
動画UPの報告受けましたのでお知らせヽ(´ー`)ノ
またまたカエル氏のガレージで遊んでますね。
ソープランドピンク号がピカピカに磨かれてます!
っつか、
シャッター締め切って扇風機だけで暑くなかったのかなぁ・・・(;´ρ`) ハアハア
ちょっと聞いてよ!
あんだけガレージにクルマだバイクだって詰まってるのにまたハーレー増車する気らしいぞ!
オラもあんなガレージ持ってたら増車するんだけどなぁ~ちくしょう!
オマケ
↓前回のキャプテンアメリカ号取材の時にカエル氏が撮ったソープランドピンク号です。
↑磨く前ですね( ・ω・)∩ それでもメッキが多いと綺麗に見えますね!
実はオイラのダイナは昔はメッキでピカピカだったんですよ。
それがどうして真っ黒にしたかってのは
オイラより先にスイングアームのメッキ化をカエル氏がした時に
「負けた・・・・」
その日から「オイラは黒化にするんだがやぁぁぁぁぁぁ!」と怒涛の黒化(笑)
オイラが持ってたクロームパーツ(ミラーやエンジン周り)はカエル氏にプレゼントしたわい!
喪が開けたから書く( ・ω・)∩
親父が亡くなって13ヶ月経ったので書きます( ・ω・)∩
今思うと 俺の親父は運の強い人だった。
一つ例を出すとすれば
過去に全日空機で 自衛隊機とぶつかって空中分解して
墜落した事故があったが
墜落した機の搭乗人物の紹介をテレビで照会してオイラのお袋は失神して倒れたそうだw。
オイラの父ちゃんの名前が出てたからだ。
心配して婆ちゃんタクシーで家に来たそうだw
オイラは当時 まだ乳飲み子だったそうで後から聞いた話しだが
当日の父ちゃんは宿屋の女将と酒を酌み交わして意気投合して
「あんたもう一日泊まっていきなさいよ」 と云われ
そのまま連泊w
当然、空港での搭乗はキャンセルw
そのキャンセルした飛行機が墜落・・・(空中分解)して乗客全員・・・・・・・・
俺の母ちゃんはオイラを抱いたまま泣きながら無事を祈るどころか
この先どうして生きていくのか真剣に考え悩んでいた所
その後親父がシレっと帰ってきたのに仰天したと云ってましたw
今後も暇を見てオイラ父ちゃんの強烈な親父列伝を書いていこうとおもいます!ヽ(´ー`)ノ
ローアイドル考察(令和編)
最近のハーレーは全てがEFIなのでローアイドルに関する事も昔に比べ減ってきて
いるような気がします( ・ω・)∩
過去のキャブ時代ではキャブのミクスチャーの蓋をドリルで削ったりして弄れるようにして
ニードルに小さなワッシャー噛ましてアイドル君付けたりして
ツインテックのTC88やTC88Aで大胆に点火時期「0」なんかにして
9PinケーブルのRS232のシリアルポートで白線弄ってた時代は良かったなぁとwww
EFI時代になった当初 一時期フルコンが話題になってた時代もありましたが
現在では以前のようなフルコンよりサブコンが主流になっていて
800rpm以下のローアイドルにする人もかなり減ったんじゃないかな?っつぅか
ショップさんがお勧めしてないから800rpm以下のローアイドルが稀になってるのよね。
まず見て欲しいのがオイラのお弟子さんで関東支部長のローアイドル↓
↑これは純正カムからSE255カムに交換した後の動画で
まだ設定の600rpmにまで温度が達していませんが設定は純正カムのままです。
純正カム時代に設定したままの600rpmアイドル。カム変わってもそんなに悪くないでしょ( ・ω・)∩
ポンプは純正のままで十年経ってますが一切の不具合もありません。
そらね、TC88時代のポンプと比べりゃ96エンジンに付いてるポンプは容量上がってるからねw
もうひと方、こちらも関東支部で埼玉分所長さんのアイドル
こちらも純正からTW-48カム交換した後ですが
純正カムの時とほとんど変わらないアイドルリズムです。
カム交換後ちょこっとカム乗りする回転数の点火時期を触ったくらいでアイドル付近の
点火時期やAFRは純正カムの時のままだったはず。
もちろんポンプの純正のまま。こちらの車両もすでに10年以上経過してますが
まったく無問題。そのかわりオイル管理はしっかりとねw
ローアイドルで問題が起きるとしたら「ゼロスタート」でいきなりスロットル捻って
ぶっ飛ばす行為ですかね。
大概の設定ではローアイドルの為にアイドル部の点火時期を遅くして
湿り気の有るアイドルの為にAFR(空燃比率)を濃くしてるのでいきなりガバっとスロットル捻ると
「プスッ」っと失火するか、ガガッガガッガッガーとクランクが捩れる様な走り方をする事が心配ですね。
ローアイドルでは油圧も確かに心配ですから熱ダレしにくい良いオイルをマメに交換したほうがイイな。
まず良いローアイドル&走行で止らないエンジンを作るには
アイドル部分の燃料調整とIAC(その場合実走行IAC)です。
現行のPCリンクソフトではNominal IAC値の最下減が「15」 となってますが
オイラがやり始めた時は「20」が最下減でした。この当時に比べたら
今の「15」設定がいかにローアイドルしやすいかって事です。
でもね
オイラ達が過去の「うらブログ」でやってた事は
「実走行IAC値をNominaIACより下げる」 って行為で
その為にスロットルバルブ全閉時の隙間をワザと広げ、TCFIが読み取るIACの値を低くしていたんだ。
そして低くなった分の誤差を考慮して差分を計算して2Dテーブルを設定していたんだよ!
これ書くの本邦初www どうしても実走行の為の点火時期&AFRは崩せない。でも
アイドリングは低くテッテケいわしたい!って為に面倒だがスロットル開度を調整し
その動いたスロットルで変異してしまったTPS電圧を正規にする為にTPS電圧の調整を行った。
だから某所のような「ストール」ってのが起きなかったんだよヽ(´ー`)ノヒト手間も二手間も掛けてるのよ( ・ω・)∩
まぁアイドルが800rpmくらいまでならこんな苦労は要らないけどね。
オラはこれで500rpm以下まで落としたよww(過去動画有り)実走行IACは一桁台でした。
もう今だから書くが そこに至るまでにまず普段走りのBLMはほぼ100に近い調整が出来る事。
何故かは、アイドル調整で頻繁にAFRも点火時期も変更するのでTPS0%帯のからTPS5%帯の
始動に関わる部分のBLMそして前後バランスのフロントシリンダートリムの自車製作は
絶対に欠かせないんですよ。そこが決まって始めてその始動帯&アイドル部のBLMを「1」に
する事ができるんですわなも( ・ω・)∩ オラ達はBLM「1」にする事は無いけどねw
BLM「1」ってのは BLMテーブルには2つの特殊は設定が出来て
まずバックプレッシャー部にあるBLM「0」の青セルは、O2センサー無効のBLMに対しフィードバック無効帯。
いわば「設定のまま」って場所。
そしてよく始動部やアイドル部にあるBLM「1」帯ってのは、エンジン稼動時にBLM反応(フィードバック燃料調整)は
行うがフィードバックで動いた数値にはならず常に始動時では設定の数値に従うってのがBLM「1」の効果。
2Dテーブルってのは始動やエンリッチに関係するテーブルで常に計算式にBLMで出た数値が計算される為
オイラ達は一番最初に覚える内容がまず実走行でのBLMがいつも100付近に有ること。
そうじゃないと安定したアイドル&始動なんてありえないんだな。有り難い事にTCFIはフルマニュアルなんよww
だからここの基本となる3Dテーブルの調整をマスターしないと2Dテーブルなんて意味が解らないと思うんだよ。
っていうか・・・これ、昔のツインテックの「アイドルテックノート」に書いてある内容そのまんまなんだけど( ・ω・)∩
ツインテックではローアイドルに関する内容は最初は無かったのよwでもその後の2007年にね
ツインテック謹製の700rpmローアイドルマップってのがリリースされてねwかなり変革して面白かったヽ(´ー`)ノ
話し戻ります( ・ω・)∩
まず
2Dテーブルで簡単にアイドリングを下げる方法はエンジン温度でアイドル回転数の変更を出来るツールがある。
ただし
アイドリング回転数ってのは 設定での点火時期 AFR そしてスロットル全閉時のIACバリューで決まる。
なので、ログから採取できるIACポジションってのを見つけて貰う事が重要でね、
まずコールドスタートから暖気が終わるまでのログを採取して貰って
エンジン温度の低い段階からログで「ET」と「IAC」の二つを開いてグラフに出します。
そしてエンジン温度が上がるに連れて「16度」「32度」「48度」「64度」「80度」ってな具合に
IACで出たグラフ数値からNominalIACで設定して有る値を引いた数値を2DのIACポジションのテーブルの
各温度セルに打ち込んで貰います( ・ω・)∩。
( 例 グラフIACの値が65だとしてNominalIAC設定値が25ならその値を引いた「40」ってのがポジション値)
まず安定したアイドリング&始動を望むなら、まずは自車のIACポジション値の算出とアップデートを希望します。
そしてローアイドルに拘るなら確実に行って欲しい事が有る( ・ω・)∩
IACアップデートのチェックボックスの☑のチェックマークを消して□にして貰いたい。
何故なら
TCFIってのはエンジンをOFFにする8秒前のIAC値(実走行)の値を更新してしまう為に
もし万が一、エンジン回転数が1000rpmまで上がる保護機能(ぶぉお~ん)って上がるやつに
遭遇した時にエンジンを切ってしまったら( ゚Д゚)ヒョエー その時の高いアイドル回転数のIAC値を
更新してしまう為、次回の始動で空気量が多過ぎてエンジンが掛からなくなってしまうのだーヽ(`Д´)ノウワァン
どっかの店は2次エアーって変なフランジまで抱き合わせて売ってたあの「ぶぉぉ~ん」はコレが事実だよwww
もうね「裏」ブログにしたから封印解くよwww以前は各支部長さん達に怒られたんだよ( ・ω・)∩ブログで書くと・・・
もう10数年封印してきたし、オイラももうそんなに時間残ってないしwww
各支部長さん達も怒らないよね!ヽ(´ー`)ノ
思い出したらまた書くねw
トリム製作においての注意点( ・ω・)∩
先回の続き
フロントシリンダートリムを自車のマフラー&エアクリ、そして走行癖に正直に作っておかないと
後でどういった弊害があるか。
それはね
3Dテーブルを理解して貰った後に移行する「中級編」でメインとなる
2Dテーブルを触るにおいてどーしても必要だからです( ・ω・)∩
まずその 「2Dテーブル」ってのですが
エンジンを掛けるために必要な空気量やエンリッチ、加速時のアクセラレーターポンプのような
燃料追加やその他もろもろのテーブルがあるのだが
そこで始動後のエンリッチでいかに安定したアイドリングをさせるかで
TCFIでは必ずその時のBLM値とFトリム値の数値を計算式に入れて噴射量を決めるからです。
エンジン始動後の暖気運転で不安定な車両ありますが
殆どが空気量もFトリムの製作も行っていないのです。
まずアイドリング回転数を1000rpmにしようが、600rpmに下げようが
自車のシリンダーの前後噴射バランスの為のFトリムテーブル製作を行わなかったら
その先の2Dテーブルはうまくいくのかなぁ・・・どう思う?
基礎の初級編での3Dテーブルでまず実走行のBLM結果からアルファN値の手動変更、
そしてAFR設定、そして点火時期設定を自身で行えるように願うのは点火時期変更やAFR変更後に
エンジンが掛からなくなってもすぐに対処できるようになるには前後のシリンダーバランスさえ整ってれば
不具合を見つけるまでの時間が格段に短く済む。
変更後はBLMが赤く補整限界になってたりするのでピンポイントで
すぐに直せるようになって貰いたいのです( ・ω・)∩
では、先日の例題のオイラが124キュービックエンジンで走った後のBLM結果から
作る「フロントシリンダートリム」を解析していきましょうヽ(´ー`)ノ
まず一番最初に走った「慣らし運転」でのBLMは↓
↑これは2000rpmより上げないようにそ~っと走った後のBLM。
まず最初にこの両BLMをApply(アプライ)して燃料調整しました。
そしてApply後に走った後のBLM値がコチラで↓
↑これは先回の投稿で表示しましたね!
その前に知ってて欲しいのが
「BLMApply」 って便利な機能があるのですがコレはね
前後シリンダーで出たBLM結果に対し「Apply」するだけで
燃料補整の正常化の為のマップ製作に一役買っていて
まずリヤBLMをApplyすると
リヤBLMの結果値に沿ってアルファN(メインフューエル)の値が修正される。
フロントのBLMはというと、フロントBLMのApplyすると
フロントシリンダートリムはBLMの値どおりにカーブが変化する、が
アルファN(メンフューエル)テーブルには全く干渉しない。(変更無し)なのだ( ・ω・)∩
フロント側のApplyは兎にも角にもトリム変動のみの頑固一徹なApplyなのよw
だけど
リヤBLMのApplyはアルファN(メインフューエル)の値変更と同時に
リヤ側の調整幅に沿ったフロントシリンダートリムの変更を行うのだヽ(´ー`)ノ
そう、リヤのApplyはフロントシリンダートリムにも干渉してくる ちょっとウザい存在なのだが
これはとっても大切で重要な要素( ・ω・)∩
どういう事かというと
フロントのBLMApplyはトリム変動しか起こさないが
リヤのBLMはアルファNもトリムも両方を動かしてしまうのである。
ここで、昨日のBLM結果から「リヤだけ」BLMApplyするとフロントシリンダートリムは
どうなるかの画がコチラ↓
↑めっちゃ「燃料欲っし欲し」の凸したトリム形状になってるでしょ!
これは当然リヤシリンダー側の結果だけを見たからです。
この後フロントBLMにもApplyを実行してみましょう!
↑先日にも投稿しましたこのフロントシリンダートリムの形状に修まるのです。
オイラの車両ではこの形が今回のバランス取りの結果なんです( ・ω・)∩
で、良く見て頂きたいのが
製作したトリムの奥にポツンと凸出たスパイク状のセルがありますね。
この状況を「成」と捉えるか、それとも「否」と捉えるか・・・・・この場合は
「否」 でございます( ・ω・)∩
なぜダメかと申しますと
走行中にこのセルを通過した時に(瞬間でも)いきなり10数%の燃料が
吹きかけられるんですね。それってどうなる?
一瞬(プスッ!)となったり燃料噴射のムラが出来て途中で息継ぎのような症状の元となるのが
このトリムのスパイク状セルなんすわ( ・ω・)∩
それで先回、リヤBLMの結果値で尖った部分の手打ち補整のお浚いを書きましたが
ココでこの技を使ってトリムを滑らかにするんですよーヽ(´ー`)ノ
まずは先ほどのスパイク状の部分の回転数とスロットルポジションと同じ部分の
アルファN(メインフューエル)とBLMをピンポイントの「+10%」修正を行ってから
Applyするとね↓
↑このように理想的な数値のトリム値になってくれるんです( ・ω・)∩
別にフロントBLM側をピンポイントで+10%修正しても同じ形にはなるんだけど
何が違うかは燃料量が違うのよ( ・ω・)∩
こういったスパイク状になる原因は元の点火時期に対してAFRが合ってないか
適正なギヤで走ってなかったかが原因。
今回はどちらのBLMでも「削減数値」だったのにアルファNでプラス補整したから
次回の走行では必ずこの2500rpmのTPS15%は赤セルになるだろう。
両方とも削減方向ってことは、今現在の点火時期がAFRに比べ進角し過ぎてるか
それとも点火時期の割りに燃料が多かったかのどちらかですからプラス補整は本来失敗なのです。
が、それが次回の走行で走りに影響が出たならハッキリと点火時期かAFRのどちらかで解決します。
とても遠回りに見えますが、前回のほうが走りは良かったがBLMでは赤セルでした。
燃料調整は合ってないけど走りは良好って場合は設定AFRの変更。
走りは糞だが何故かBLMで燃調は出来てるってならその後の変更は点火時期です。
こうやってチマチマ探していったオイラのAFRテーブルは
デイトナ純正のAFRとはまったく掛け離れた形になってしまいましたね( ・ω・)∩
ピンポイント修正の技術を身につける事は、のちの点火時期やAFRを部分変更した時に
大幅にズレたBLMに対しその他のテーブルを修正する為に必要な項目なんですね。
あとがき
便利な機能のBLMApplyも、使いすぎると迷宮に入ってしまう。
とくにBLM結果でリヤとフロントがあべこべに出てしまった時のApplyは
良い結果にならない事はツインテックの説明書にも確かに書いてある。
どんなテーブルでも。凸ったスパイク状のグラフってのは良い結果を生まない。
補整範囲内の数値であっても、そこを通過した時に燃料がガバっと追加されたり削減すれば
走行の繋がりはけして良くはなく一瞬の失火のような、運転してる側も気になる反応として
記憶に残ってしまいます。
目で見る数値の結果も大事だけど、乗って感じる人間の感触ってのは
かなりの小さな違いも感じる程のセンサーを人間は持っているもんなんですね( ・ω・)∩
しつこく伝えてる3DテーブルのBLMとトリムですが
この後の2Dテーブルを触るようになると
いやと言うほど思い知らされるんですね( ・ω・)∩
難しい課題の始動調整から始動後のエンリッチなどは
3Dテーブルを良く理解して調整する技術がないと敷居が高いかもしれません( ・ω・)∩
BLM結果からのアルファN修正(基本)
お浚い(おさらい)ですよヽ(´ー`)ノ
先日の1時間走った後の結果BLMは↓
↑これは前後BLMApplyして データをアップロードしました。
そしてその後(2時間)走った結果BLMですが
↑これですねー( ・ω・)∩。
これをね、どう直したかってのを報告したいと思います。
そう、まんま「初級編」で、オイラのお弟子さん達に一番最初にやって貰って
覚えて貰う技術です。コレが出来なかったらAFRも点火時期も触った後全く修正する事出来なくて泣きますよw
↑まずは今回のリヤBLMですが、赤丸の部分で凸ってる場所があります。
BLM値は 「112」とか「113」 とTCFIの補正範囲(125)以内ではありますが
この場所をまず直していきましょう。
なぜこの場所をピンポイントで直すかって?
BLMには便利な「Apply」という機能があるのですが
要は「一発変換」的な燃料調節修正機能が「BLM Apply」でして
そのApplyをするにゃいろいろと考えなきゃいけない事あってね
前後のシリンダーの凸凹が同じような形なら前後同時Applyして構わない、ですが!
片方だけ凸あるいは凹になってる場合、前後Applyは良い結果にならない事が多いのですよ。
だからまず前後Applyする前の段階で
今回はリヤのBLMでピンポイント修正をします。
先ほどのリヤBLMで「112」という値が出てた回転数とTPS(スロットル開度)と同じ場所の
アルファN(メインフューエル)のセルぶをクリックして青くして、マウスの右クリックでModifyを選択。
Modifyの書き込み欄に 「+10%」 と打ち込みOKすると
先ほどのアルファNの1000rpmの同じTPS部分の「28.0」という値が
10%増えて「30.8」という具合に数値が増えました。これはこの部分の噴射量が10%増えたって事です。
先ほどのBLMで「112」という値でしたので、補整値は正確に「12%」でも構いませんが
走る時の気温や場面で絶対値がコロコロ変わるのでそこまでの正確なBLM100というのを求めるのは
ナンセンスな事なんですよw ここはBLM100に少しでも近づければ良いので大雑把な解り易い値で補整する事を
お勧めします( ・ω・)∩
その後リヤのBLMテーブルに戻ってセルの値を手打ちで書き換えます。
「112」とあったセルを「102」と書き換えてやります。
上の赤い囲みの部分は「112」と「113」でしたが、どちらもアルファNで「+10%」補整したので
「102」 と「103」に書き換えて、その後違う別のセル(青くなってる場所)をクリックすると
書き換えた場所の値が確実に設定されます(白セルになってる) そしてこの状態で仮保存(バッファ)しておきます。
とりあえず凸した部分のBLM結果値をアルファNで動かした分直した状態でBLMApplyを行います。
BLMApplyは今回前後シリンダー(フロント&リヤ)で行います。すると
ALL100でフラットだったフロントシリンダートリムテーブルのカーブが出来ました( ・ω・)∩
このフロントシリンダーテーブルってのは、ベースとなる噴射量のアルファN(メインフューエル)に対し
フロント側の燃料を削ったり増やしたりしてバランスを取るテーブルで、
このカーブは1台1台マフラーやエアクリが違うだけで同じカーブは存在しません。
こやって製作したフロントシリンダートリムカーブは、あなたの車両だけの物で同じ物は絶対ありません( ・ω・)∩
そかわりリヤシリンダーはアルファN(メインフューエル)からの直接指令なので
アルファNテーブルを変更するならリヤシリンダーのBLM結果に追随です。
なぜアルファN(メインフューエル)テーブルがリヤシリンダーベースなのかは
走行風が当たりにくく熱を持ち易いリヤシリンダー側を焼き付かせないようにする為で
その熱くなりやすいシリンダーを基準にすると、冷え易いフロントシリンダー側では
必要燃料が違ってたりするからフロント側にはアルファNの値からさらにプラスマイナスして
バランスを取るテーブルがあるのです。そのテーブルを作る為と
その後のAFRの設定や点火時期の変更後の走行で出たBLM結果に対し
燃料調整を細かく直せるワザを体得する為に初級編でお弟子さんに覚えて貰ってるってワケなんすよーヽ(´ー`)ノ
「裏」なったから講習会ネタをちょっとずつ解り易く出していきますね!
あとがき
なんでよちは「BLMからの修正」ばかり云うんだろって思うでしょw
そらねぁ
オイラ、ローアイドルからコールドスタートにホットリスタートなど
2Dテーブルしこたま弄って気が付いた事の2つ
「BLM結果の重要さ」と「IAC」とこの二つを理解して前後シリンダーの噴射バランス(トリム)と
空気量が解るとローアイドルにしようがハイカムハイコンプにしようが自在って事。
でもね
遠回りも必要なのよ。オイラこそ多大な遠回りをして気が付いたんだから。
「数値じゃない。合ってなくとも楽しければいい」てアバウトな所も必要w
ただ壊したくはないからね( ・ω・)∩
不調にならないように、走ってる最中に「プスッ」って止らないように願って伝えてるだけよ( ・ω・)∩
めちゃんこおそぎゃぁ~(((( ;゚д゚)))アワワワワ
走ってきた( ・ω・)∩
124キュービックのWoodTW999-6カム。
圧縮比はコメティックのコンマ04の厚いガスケットで落としても10.5:1
スロットルは50Φのまま。ホントは58Φか62Φにしてやりたいが、
とりあえず前の107キュービックのままの吸排気でインジェクターだけ
毎秒7.1gにした。
もうね・・・・・スロットルがシビア過ぎてw もちっと下の点火時期遅くしないと
街では怖くて乗れません!ヽ(´ー`)ノ でぇら、おそぎゃぁでかんわぁ!(凄く怖くて仕方無いの意)
でも
以前のSE264カムよりは格段に速い!って思う加速感ですよ。
↑仲間と走る前に、ストールしたり壊れたりしないか点検走りです。
ビクビクしながら走りましたが最初の1時間は回転数を上げず
完璧な慣らしに徹しました( ・ω・)∩
その時のBLM結果がコチラ↓
↑3000rpmまで反応してましたねww 赤セルがチラホラと出現です!
前の107キュービックの時の点火時期&AFRのままなので当たり前ですね。
インジェクターの値だけ変更ですから。それでもストール無しだし始動も普通に掛かるのは
元の設定が割りとちゃんとしてるからでしょうなぁウンウン。
そしてその後2時間ほど走った結果がコチラ↓
フロントもリヤとも同じような凹み方してますね。
リヤ側の低速域で部分的にプラス補正(凸)された場所あるのでココはピンポイントで
アルファN修正してから前後アプライしようと思います。
今現在のBLMの出方は、フロントシリンダートリム形状製作の為にトリム値をALL100にして走ってます。
この後 BLM APPLYを行ってフロントシリンダートリムを凸凹させて実車の前後シリンダーバランスを行いますね!
遅い春のマップ製作ですが気温は25度くらい。日中は27度くらいにまで上がりましたが
この季節にベースを作っておくと夏も冬も変更が少なくて済むんですよヽ(´ー`)ノ
できれば20度~25度の気温の時に作りたかったなぁ。
あとがき
次回は初級編のピンポイントのアルファN(メインフューエル)修正と
修正した場所のBLM値を手打ち修正してからのBLMApplyで
Fトリムの形状変更とアルファN(メインフューエル)の変更の内容をお浚いします!
やっとかめだなも!ヽ(´ー`)ノ
去年末、エンジン掛からなくなり
ヘッドバラしたらフロントシリンダーがオイルまみれ。゚(゚´Д`゚)゚。
とりあえずヘッドバラして磨いてピストン掃除して
アメリカからヘッドガスケット(4.250のコメティック)仕入れ
ついでにバルブシールも交換して
さらについででカムをWoodのTW999-6にして
時間が掛かりましたがコツコツと直していき
↑やっとの思いでここまで来ましたヽ(´ー`)ノ
マフラーガスケット忘れてて慌てて注文してますがwww
オイルも新品にし、新しいハイオクガソリンも入れました。
バッテリーも充電完璧です( ・ω・)∩
はたしてポンプは大丈夫か? コイルも大丈夫か?
いろいろな事柄が頭の中でよぎりましたが
キーON RUNスイッチON・・・ ひゅい~ん・・・・・スタート!
きゅるきゅるきゅる・・・・・・。 ち~ん(-人-)南無さん!
もう一度 試してきゅるる~ズドン!ドドドドドドドドッ~~嗚呼~掛かった~ヽ(´ー`)ノ
久々にエンジン音聞いたー!万歳~ヽ(´ー`)ノ万歳~ヽ(´ー`)ノ マンセ~!←(´-ω-`)ソレチガウw
やっとかめだなも~━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! なんか涙出たw(TдT)
まぁ始動の燃調は前のSE264カムのままなのでちょっとアイドル不安定ですが
スロットル触らなくても止る気配は無いみたいで安心ヽ(´ー`)ノ
ヘッドのシャカシャカ音も静かですー。
今後は走行で燃料調整していきますね!
あとがき
今思うと、フロントシリンダーは圧縮漏れしてたような気がする。
っつか、きちんとヘッドが締め込まれてなかったような。
そういや以前仲間から似たような圧縮漏れの報告来てた。
コメのガスケットはちゃんと説明書どおりの締め方にしないとなぁ。
純正のサービスマニュアルの締め方じゃ甘いんだろうと感じた。
そらそうだ。圧縮比が全然違うもんなw
ちゃんと説明書は見た方がイイね(・∀・)
もうちょっとだよ( ・ω・)∩
つづきだよヽ(´ー`)ノ
↑久々にアジャスタブルプッシュロッドの調整やったよ( ・ω・)∩
オイラ、左手の指3本が麻痺して感覚消えてるから時間が掛かったなぁ。
↑リヤ側が終わったのでクランク回してフロントの上死点出してフロントのインテークやってます。
マジ久しぶりの作業ですよ( ・ω・)∩。意外と手順覚えてるもんだなぁ。
↑4本とも全て終わったんだなもヽ(´ー`)ノ
だがしかし
↑エアクリのバックプレートの加工が残ってる。
なんで加工なんか要るの?って思うでしょ。
そら普通のカスタムじゃないからで
シリンダーベースのガスケットが0,02インチの厚みあってさらに今回圧縮比を下げる為に
0,04インチにと、前より厚みの有るヘッドガスケットにしたもんで
ブリーザーボルトの穴の距離が遠くなってしまったんだよ。
圧縮比下げても10.5:1ですが。
だから
↑この穴を削って拡張したんだよ( ・ω・)∩
↑そのおかげでちゃんとエアクリが付きました!ヽ(´ー`)ノ
もうちょっとですよ( ・ω・)∩
キャプテンアメリカヽ(´ー`)ノ
こんばんわー(こんにちは)ヽ(´ー`)ノ
そうそう 先日 関東支部長のカエルマン氏のとこに
「ハンバーグ師匠」 がやって来て、
あのキャプテンアメリカ号が専門家にて 「本物」 と認定されました~ヽ(´ー`)ノ
っつか、 動画撮影は3月には知ってたのですが
カエルマン氏からは 「ないしょ」 と云われてましたのでずっと黙ってました( ・ω・)∩
彼が以前キャプテンアメリカ号の購入に踏み切るに到って
オイラの一言 「迷うってことは買わなかったら後悔するって事さ」
と、キャプテンアメリカ号の購入のきっかけの一つがオイラの助言のおかげと勝手に思い込んでいる。ウンウン
まぁ、オイラが云う前にもうカエルマン氏の心は決まってたと思うがwww
今回の動画はこちら↓(宣伝)
昨日カエルマン氏に宣伝の許可いただきましたので早速アップします↑
オイラの愛弟子が逞しく育って誇らしいんだなもヽ(´ー`)ノ
なんせこの48年式パンヘッドでオイラ、車両に跨ったまま(座ったまま)
キックでエンジン掛けたからなヽ(´ー`)ノ
かなりリンカートキャブの調整に苦労したそうですが
カエル氏曰く 「よちさんの講座のおかげで理論的に考えられるようになりましたからね」
と、ありがたいお言葉を頂いております(-人-)合掌スリスリ
過去記事もどうぞ↓
寒蝉(ひぐらし)鳴いてる立秋のカムミー 其の6 | よちの「裏」ブログ (ameblo.jp)