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2017-10-23 01:00:02

Half Moon

テーマ:Stories

僕が東京(こっち)にきて3年が過ぎた。昔は「俺」だった自分がいつの間にか、「僕」になってるのは、なぜだろう?

あの頃、街の外れのガレージでシンジと一緒にギターをかき鳴らして曲を書きためながら、「俺たち、星をつかもうぜ」なんて真顔で言い合っていたね。思い出せる僕らの顔は、とても無邪気だ。 「ごめん。別に夢ができた」って君が頭を下げた時、僕は「気にするなよ。やりたいことをやるしかないじゃん。たった一度の人生なんだからさ」とか大人びた返事をしたのを覚えている。だけど、本心では辛かった。自分の夢の半分が消えてしまうみたいで。そして、気づいた。自分の夢は自分が有名になるとかじゃなくて、「シンジと一緒に作った歌を、高らかに奏でること」だったんだって。

「メジャーデビューして、スターになってヒット曲をたくさん出してお金持ちになって、綺麗な娘と結ばれて、なにやらセレブみたいな何かになってゆく・・・」そんなことだったのか、あの頃の僕たちが夢見ていたのは?違うだろう?奏でるビートそのものが美しくて、歌うメロディそのものが切なくて、そいつと一体になれること自体が至福だったんだ。その先にあるものは、そんな予定調和みたいな幸せじゃなかったはずだ。って、そんなことは今だから言えること。

「絶対に夢をつかむ」って大見得切って散々だった僕の3年間をぶちまけたら、君はなんて言うだろう?「やるだけやったんだから、それだけで立派だよ。誇れよ、自分。つまんなかったら帰ってこいよ、こっちに。ビートルズとポリスとジャムのナンバー、ゴチャマゼのセトリで、カバーバンドでもやろうぜ」って、こんな感じか? いやいや。何も言わずに、うつむくだけかもしれないな。彼の夢の何分の1かを預かって、僕は東京に来た訳だから。「自分が夢を託していた、こいつはこれくらいのもんだったのか。こんなレベルだったのか」って失望させるのがオチか。

今、夜空に浮かぶハーフムーンを見上げながら思う。「それでも、もう一度、君に会いたい」と。
今の僕を、中途半端な僕をそのまま、君に見せよう。なんて言われても構わない。あの頃、同じ夢が観れたのは1年足らずでも、その濃密な時間が僕のすべてで、それは未だに「原点」としか呼びようがない貴重なトレジャー、宝物だ。

三日月ほどクールでもなく、満月ほどお目立てたくも美しくもない今の自分。
そう。僕はハーフムーンだ。悲しく曇って、くぐもって。夜空で泣きべそをかいたまま、今にも雲に隠れそうなハーフムーン。
「今、君はどうだい?君の何かは満ちたかい?」 夜空に問うと、風だけが「轟(ごう)!」と吠えた。

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2017-09-24 00:00:00

♪セツナダイアリー

テーマ:Lyrics

 夕陽が染める教室 放課後 窓際に立ち
 夏めがけグラウンドを 駆け抜ける君を見てたの

 「好きだ」と言われた時 不思議ね 時間がフリーズした
 二人乗り自転車で 夕焼けの空を飛ぼうよ

 君と逢えるこの刹那が 切ないほど輝いてく
 絡めた小指の先がキュンキュンする 夏が待てない!
 君と過ごすこの刹那 切ないくらいときめこう
 今この瞬間(とき)刻んでく セツナダイアリーへと


 「ふたりで海に行こう」 真顔で君がつぶやく
 「うれしいな いつにする?」 そんな誘い待ってたから

 遠くの未来(ゆめ)を話す 眼差しキラキラしてて
 まぶしいよ どこまでも付いて行くの 振り向かずに

 君と逢えるこの刹那が 切ないほどきらめいてく
 見つめる瞳の奥がジンジンする 夏が呼んでる!
 君と過ごすこの刹那 切ないくらい弾けよう
 今この瞬間(とき)刻んでく セツナダイアリーへと

 一緒にいられる時は 何でもできそうな気がしてる
 「好きよ・・・」

 Guitar Solo

 君と逢えるこの刹那が 切ないほど輝いてく
 絡めた小指の先がキュンキュンする 夏が待てない!
 君と過ごすこの刹那
 ココロ込めて刻んでく セツナダイアリーへと



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2017-09-23 22:27:35

「ULTRAMAN」上映会 @ シネマノヴェチェント

テーマ:ULTRAMAN
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こんにちは! 作詞家の吉里爽@sowyoshizato )です。
横浜のシネマノヴェチェントにて開催された「ULTRAMAN」の上映会に参加してきました。

ウルトラ映画の中でいちばん好きなこの作品は数あるウルトラ映画の中で唯一、「完全な大人向け」の映画。
京都みなみ会館でのイベントに続いて、今夏2度も劇場でこの作品を観られたことはラッキーの一言。私自身が作詞家デビューした2004年に公開された作品だけに、ご縁を感じずにはいられません。 

 
さて、
・テレビシリーズとは連動せずに、劇場版のみの独立したストーリー
・子持ちの自衛官を主人公に、大人をターゲットに設定
という点において、本作はウルトラ映画史上において異色作です。

今見てもまったく古さを感じさせない空中戦のすばらしさ、「かつての恋人を殺すことが職務上のミッションになってしまったヒロインの葛藤、病弱な息子のそばにいてやりたい一心で自衛隊を辞めようとする矢先、ひょんなことからウルトラマンと同化してしまい、『なぜ、俺が怪物と戦わねばならないのか?』と悩む主人公の姿。何よりカッコいい、ウルトラマン・ザ・ネクストのデザインなどなど、見所はたくさんあるのですが、一言で言えば、「ウルトラマン(シリーズ)の魅力はすべてこの作品に詰まっている」というところでしょうか。単に「邪悪なものを退治してしまえ」ということに終わらず、戦うものの弱さも葛藤もきちんと描かれています。そして、「ギリギリのところでかすかな希望を選択して、なんとか前に進もうとする人間の姿が描かれる」からこそ、ウルトラシリーズは自分の創作の原点であり続けるのだと、今日の上映で再認識できました。

よく知られているように、本作は同じく2004年放映開始の「ウルトラマンネクサス」の前日談です。私のように、後追いでネクサスの魅力を知った方で本作をご覧になっていない方がいたら、Hulu やアマゾンプライムでぜひご覧ください。1人目のデュナミスト・真木舜一の人間らしく男らしい選択と、TLT北米支部からの査察官として颯爽と登場する、水原沙羅の原点がここにあります。

2016年、一大ブームを巻き起こした「シン・ゴジラ」より12年も早く公開されていた本作の制作の背景には何があったのか?上映後のトークショーや懇親会で、そのミステリーの何割かは解けたような気がしています。今後、ますます再評価の声が高まり、よりいっそうこの作品のファンが増えることを願ってやみません。
貴重なお話を聴かせてくださった、小中和哉監督、ヒロインの遠山景織子さん、チーフプロデューサーの鈴木清さん、すばらしいイベントを企画、開催してくださったシネマノヴェチェントさま、円谷プロダクションのスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

>遠山景織子さま
沙羅のネーミングの由来どおり、凛としてお美しい姿に感激しました。突っ込んだ質問にも丁寧にお答えいただき、感謝しています。いつかまた、ウルトラシリーズに帰ってきてくださいね。今後もずっと応援しています。

>小中和哉監督
ウルフェスでのダイナのイベント原田監督の追悼上映会にもうかがいましたが、今回は、今後のビジョンも含めて、貴重なお話を聴かせていただき、一クリエイターとしてとても刺激になりました。
大好きな本作を、そして、オリジンサーガを繰り返し観ながら、またお目にかかれる日を目指し、お話した夢をかなえるために、「日々是精進」あるのみです。

>鈴木清さま
この夏、自分自身の原点を見つめるべく、ウルトラシリーズに関わるイベントにあれこれ参加していました。その最後の最後で、鈴木さんにいただいたお言葉で、「なぜ、ウルトラシリーズが自分自身の原点なのか?」という答が出ました。レジェンドの鈴木さんにお目にかかれて光栄でした。この出会いに感謝して、M78星雲、光の国に、「ありがとう」のウルトラサインを送りたいと思います。

>円谷プロダクション配信ご担当のスタッフさま
この作品の配信を心待ちにしていましたので、各動画配信サイトで観られるようになり、うれしい限りです。不躾なご質問をしてしまったご無礼をお許しください。いつの日か、「大人の事情」も解決しますよう、祈っております。


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