「お金を手に入れる=豊かになりたいのであれば、与えましょう」
という説がたくさん普及していて、とても心配になることがあります。
その理由は、
「すでに充分に、他人に与えている人が、ほとんど」
だから。
特に、マリアージュスクールに関わってくださる方は、そうです。
すでに与えすぎているのに、「豊かになれないのは与えていないからなんだ」と真正面から受け取ってしまって、さらにさらに与えてしまい…
枯渇して、どんどん苦しくなって、犠牲に耐えられなくなる
そうした方が、本当に多いんです。
では、豊かになるって、お金を手に入れるって、本当は「与える」ではなくて、何が必要なのでしょうか?
今回は、簡単にですが、「お金が手に入る引き寄せのメカニズム」について解説させていただきますね。
いつもご覧いただきありがとうございます。
何歳からでも絶対に幸せな恋愛・結婚が叶う「花嫁心理学®︎」
マリアージュカウンセラー斎藤芳乃です。
実は、お金が手に入るときに重要なのは、「与えること」よりも
「受け取る」こと
が大切です。
ブログの表題は、「受け取ること」という回答になります。
なぜ、受け取ることが必要になるのか?
それは、子供時代から親子逆転などで「与え上手」「与えなければならない」「与えなければ生きられない」という状態になっていた人ほど、
「受け取る」ということができていない…
しかし、実際に「お金を稼ぐ」ということは、「お金を受け取る」ということだからです。
豊かになる、ということもそうですね。
豊かさを受け取る。
例えば、自分で稼ぐだけではなくても、「豊かになる」という方法は、たくさんあります。
マリアージュスクールの卒業生の方でも、「普通のOLさんだったのに、不動産や資産が数千万円あるサラリーマンと結婚した」方もいらっしゃいますし、
「花屋のアルバイト店員だったのに、経営者にみそめられて、大地主のお嫁さんになって、地方リゾートの広大な敷地でガーデニングを楽しんでいる」方もいらっしゃいます。
というように、彼女たちは、「資産がたくさんある人と結婚したい」と願ったわけではないのですが、結果的にたくさんの富を受け取ることになりました。
それは、
「私は受け取る価値がある女性なんだ」
と思えたから。
豊かさにふさわしい女性だ、そう許可が出たからこそ、なんの苦労もなく(それまでの人生は苦労ばかりでしたが)素晴らしい方とご結婚されることになったのです。
受け取る、ということは、ただ単に富を受け取る許可だけではなく、「自分の才能を受け取る」ということも含みます。
今まで自分には何もないと思っていたけれど、不幸の因果関係を見抜く資質がある、あるいは言語化、ロジカルさがあると受け取れたからこそ、私も今のお仕事をさせていただいていますし
他のクライアント様は、「私は本当は、心から暖かい家庭に憧れていたんだ」と気づき、自分の母性を「受け取る」ことができて、すぐにピンポイントに素敵な男性と出会って、結婚された方もいらっしゃいます。
私は真面目だったんだ、と衝撃とともに受け取ることによって、周囲からの評価も受け取れるようになる。
本当に頑張っていた、そう認めることで、出会う男性の質が、いわゆるダメンズのような人から一気にエリートサラリーマンに変化された方もいる。
「受け取る」ことで、それが自然に、富につながっていく…ということが起きます。
もしもこれが、「与える」ばかりだったら、どうでしょうか?
辛くて辛くて仕方がないのに、でも、でもそれでも愛を与えなきゃ、と、自分に愛を与えることもなく、ずっと他人を中心にして
他人のために動き、そこで「与えて当然」だと思っているからこそ、大して感謝もされず、ただ都合の良い人になり続けてしまう、
でもそれでも「与えろ」というから、もっともっととなって、本当に生きることが嫌になってしまって…
関わる人は、搾取する人ばかり。
そうした結末になりかねません。(すでになっていらっしゃる方も居られるかもしれませんね)
そうならないためにも、豊かになりたい時ほど、
「受け取る」
それを最優先でしていく必要があるのです。
また、「受け取る」ということは、この世界の豊かさに気づいて、自然に感謝をしながら生きるということにもつながります。
さまざまなところで、当然のように電気が通っている…今まで、そのことを「当然」としてスルーしてしまっていましたが、
ある日、そうやって電気やネット回線が通っていることは本当にすごいことで、その裏に、たくさんの方が電気を通すために働いてくださっている。
そのことに気づいて、涙した瞬間がありました。(私にとって、ネットと電気は、こうして皆さんと繋がるためにも必須だったからですね)
それまで目に止めなかった、工事をしてくださっている方に、「ありがとうございます」と心から感謝できるようになりました。
そして、とても日本は恵まれた環境なのだ、ということも感謝できるようになりました。
その結果、
「私は、本当は世界中から与えられているのだ」
ということに衝撃的に気づくことができたのです。
生きる場所が、整えられている。
手を伸ばせば、知識を与えてくれる人もいる。
ちょっとしたことでも、丁寧に教えてくれる見知らぬ人もいる。
その時、「私は親に愛してもらえなかった、与えられない存在なんだ」という自分の「欠乏感」が自然に消えていきました。
「私は与えてもらえる存在なんだ」と、心から思うことができたのです。
もうそこからは、「私は何も与えてもらえない価値のない存在」ではなく、「私は与えてもらっている、与えてもらえる存在なんだ」というようにセルフイメージが変わり…
どんどん、感謝とともに受け取れる、満たされるようになっていきました。
人生で課題になっていた「私は与えてもらえない」という考えが、ただの自分の固定観念で、「そう強く思い込んで、世界中の与えることを否定していただけ」と気づいたのです。
というように、「受け取る」ということは、時に自分の心を満たし、時に自分が与えられる存在なのだと許可を出すことができ、
自分の才能や資質を実感し、それによって人に貢献し、人から感謝や豊かさを「受け取っていい」という許可につながっていきます。
ない、という思考の延長線上には、やはり「ない」しか生まれません。
受け取る、ある、ありがたい、与えてもらえるんだという感覚が、充足感と「さらに現実で豊かになっていく許可」になるのです。
あなたは、「与えて」ばかりではありませんか?
もしそうなら、もう、その与えるをやめてあげていいんですね。
そんなにまで苦しんで、自分が枯渇してまで、他人に与えて犠牲にならなくていい。
それよりも、自分に与え、自分の価値を受け取り、他人からの愛を受け取っていく、そんなあなたになっていってください。
今まで、きっとあなたは優しいからこそ、たくさん辛いことも犠牲になったこともあったと思います。
もうその犠牲の「与える」生き方をやめて、豊かさも愛も受け取る、その人生を今日から始めていきましょう。
貧乏=受け取れない自分=豊かに慣れないメカニズムを潜在意識的に解明・解決し、報われる人生へと変えていきましょう。