昨日のブログ記事では
大きなお知らせをしてしまって
たくさんの人を驚かせてしまって
申し訳ありません。
この反響が大きくて驚いております。
一番多かったのは
「自分に正直に生きる」「番場さんらしい」ということでしたが(笑)
意外だったのがこれ。
私のSNS講座、3回受講生からも
もちろん連絡をいただきましたが
それだけではなく
吉祥寺で開催した、たった1時間(2時間？)の単発ミニセミナーを聞いただけで
「番場先生のセミナーで学んだことを頑張ったら
SNSから集客が出来るようになりました！」
という長文のメッセージをいただいたこと。
多分、この辺のセミナーに参加された方。
この短時間で何が伝えられたんだろうか…
本当にお役に立てたのだろうか…
と思っていたので、私の知らないところで
お役に立てていたようで、今更ですが
自分のことのように嬉しいです。
それはそれとして
(しばらく講座などの告知もないので)
今回からしばらくは、なぜSNS講座を手放すことになったのか
という経緯を少しずつ書きたいと思います。
自分が自分でなくなるような感覚
「仕事とは、自分のスキルに値段をつけること」
恩人が私にくれた
この言葉を胸に刻んで、個人事業主として活動してきました。
まさに、SNS講座は「好きでやっている」というよりも
「自分のスキルに値段をつける」という感覚でした。
自分のヲタクなスキルに値段をつけて
ニーズに乗せて拡大していきました。
それは、私が思うよりも、大きくなっていきました。
もちろん、お仕事ですので、「これはやりたくないなぁ」と思っているときも
淡々と発信を続けていきました。
反響があればあるほど
私が私ではなくなる感覚、というか
私を特別な存在だと定義する人が
出てきたというか
自分でどうにかする、と言うよりも
私を利用しようとする、というか。。。
かれこれ1年半くらい前でしょうか。
あるお客様から
「お金を払うから、自分の事業の紹介を番場さんのブログに書いて欲しい」
という依頼がありまして。
まあ、俗にいう「ステマ」ってやつですね。
申し訳ないですが、私は速攻でお断りしました。
私の名前を使って自分の事業を宣伝したい人
それからも、私がSNSで講座をやっているからか
宣伝を依頼されたりすることが何度かありました。
「自分の講座を受けて感想をSNSに書いて欲しい」
「自分のサービスを受けて、感想をSNSに書いて欲しい」
SNS講座の講師をしているからこそのご依頼ですが
SNS講座の講師をしているから、はっきりとお断りすることを
憚られる雰囲気でもありました。
受講生の講座やサービスだって、自分が受けたいものは自分でお金を払って受けたい。
思ったことをSNSやブログに書きたい。
でも、私の身体は１つだし、私の価値観も１つしかない。
でも、それで私がSNSに感想を書いたら
「私のは受けてくれない」「私のは書いてくれない…」って言う人が出てくる…。
ある時から、私は
受講生のサービスや講座を受けることを
意図的に避けていました。
それはそれで、とても辛くなってきて。。。
私は、ただ「ヲタクが非ヲタクに分かりやすく説明する」能力が
たまたま他の人よりあっただけの、単なる１ヲタクでしかないのです。
手帳講座やSNS講座を売るために、自分の名前や写真を出して発信したほうがいいのは
講座でも説明している通りだけど
私自身は、前面に名前を押し出して自分を売りたいわけでもない。
自分が応援している
自分と関わっている
他人が売れていくのが何よりうれしい
単なるヲタクでいたかった。
自分の名前を伏せて発信するならいいけど
私の名前を前面に出して他人を紹介するのは
抵抗があるときもある。
自分の名前を土台に他の人が売れていくのは別にいいとして
お客様の宣伝を平等にすることに抵抗がある
商品やサービスには相性があって
どれが良くてどれが悪いというのは
あくまで個人の主観である
中には、私には理解できないけど
きっとニーズがある商品やサービスもある
本来なら、受講してくださった方の紹介や宣伝は
率先してやった方がいいと頭では分かっているのに
主観を捨てて、宣伝と割り切ることが出来ない
これは、商売人としては失格じゃない？
だったら、
「自分のSNSヲタクな部分に値段をつけて提供することをやめよう」
って思ったのが
SNS講座を手放したくなった理由、その１でした。
来年春以降
SNSの部分に関しては
私の主旨を理解してくれる人だけにご提供したいので
マンツーマン対応がメインになります。
そして、私のSNS発信は
誰も知らないところでヲタクな発信をひたすらつぶやき続ける
以前の私に戻りますｗｗｗ
ヲタアカウントは誰にも教えません！笑
(そう考えたらワクワクして元気が出てきたｗ)