甲州・北国街道ジョギングが本になりましたと言っても、発行部数2部ですけど実家の両親に東海道・中山道を読んでもらって好評だったので自分用と合わせ2部刷ってもらった
これで3シーズンで東海道・中山道・スピンオフ(2年分)に続いて4冊目東海道492キロ、中山道534キロ、甲州街道219キロ、北国街道75キロ、スピンオフ564キロで合計1884キロ青森~東京~大阪~広島~熊本で1892キロなのでなかなか頑張れたと言えるかもしれない
『私の本棚』みたいだけど、ジョギング日記も4冊で厚みが6㎝になって、重力理論のバイブルGRAVITATIONの5.5㎝を超えた次はザ・鴎外+ザ・太宰の7㎝超えに挑戦だ走りながら撮った風景にその時々の心情を重ねてるので、これだけ描けば自分の世界観を掌握できそうだ
2023年は人生一番の苦闘の年だったがん告知~開腹手術~入院~抗がん剤治療~完全脱毛全て人生初めての体験だったそんな中、手術から1月半後、こうやって騙し騙し、甲州街道を歩き始めたことで、結果として回復を早めることが出来たんだと思うお不動さんに感謝だ
甲州街道で一番印象的だったのは小仏峠峠の頂にたどり着いて、下ろうと思ったら、後ろからおじさんに「そっちはダメだ」って呼び止められて、無事二人で正しい道を下ったんですよね林さん、ホント有難うございました貴方がいなかったら、崖から落ちてたかもしれません
北国街道では、真夏に行ったスタート地点の軽井沢が涼しかったリタイヤ後、ずっと住むのはおこがましいが、夏場の静養先として7月下旬からお盆くらいまで過ごせたらベストかなただヒルに襲われた碓氷峠越えは、ちょっとトラウマになってて冬場はいいけど夏は無理だね
そしてさらに涼しかったのが9月下旬のオホーツク網走マラソンコース中盤の森から吹いてくるフィトンチッドを多く含む涼風は最高でした今年も飛行機とホテルの予約は完了エントリーは4月1日~夏場に釧路~知床で充分トレーニングして本番に臨むことにしよう
というわけで、太宰治的に言うと『苦悩の年鑑』になりがちな闘病記を『正義と微笑』みたく(汝ら断食の時、偽善者の如く悲しき面容をすな…微笑もて正義を為せ…誰か僕の墓碑に次の一句を刻んでくれないか「彼は人を喜ばせるのが何よりも好きであった」)楽しく描けたかもしれないと感じているきむきむなのであった2024シーズンもそろそろ始動だ今年も頑張るぞ